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2006.01.08

大室山へ初詣

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(大室山山頂直下、北面のブナ林)

明けましておめでとうございます。
今年もみなさん無事に山歩きができることを心より祈っております。

・・・・・☆

元旦に少々ムチャした事もあり風邪っ気が完全に抜けきらず、ようやく昨日(01/07)が今年の初歩き。掲示板の方ではちょこっと触れましたが、初詣を兼ねて久しぶりの大室山でした。

今回は相模湖駅からバスを乗り継いで、長らくの懸案でもあった道志は大室指からの北尾根を登路にとり、下りは手沢右岸尾根・・・大室山西隣の1543m峰南尾根を辿って西丹沢に降りるコースです。

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(大室山北尾根・943m峰附近にて)

初歩きだというのに月夜野からのバスが来なくて焦ったり(前日の雪でチェーン走行だったので遅れたようです)、大室指で参拝する予定だった大室神社を見落としたり、と最初は順調さに欠けましたが、いざ尾根に取り付けば尾根は急なもののあとは至ってスムーズでした。

北尾根は雑木林に自然林も多いいい尾根だと思いますが、その尾根の位置上、943m峰の辺りだけしか日差しが入らず、あとは山頂まで日陰の寒い尾根歩きが続いたのが正直しんどかったです。

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(雨乞石より・正面の今倉山の左は南ア・右は三ツ峠)

それでもなんとか雨乞石に這い上がり辺りの写真を撮っていたら、手袋をしているのに手がジンジンするので温度計を見てみると氷点下10度。今のような寒い時期に道志側から上がるとしたら東の茅ノ尾根が最適なのでしょう(笑)。

雨乞石は岩上に上がって初めて展望が楽しめるんですね。もっと辺りが開けている所だと想像していたのでそれが意外でした。でも展望は良好で道志の山並みの奥に奥多摩から奥秩父、大菩薩、御坂、そして南アに梢越しながら化粧直しをした富士も見えるたのは嬉しかったです。

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(大室山山頂直下、北面のブナ林2)

雨乞石を過ぎれば、待望待望のブナ林のはじまり。ここから急に雪も増えだして(20cmほど)、寒い中毎度ながら林を愛でつつゆるゆると・・・辺りを彷徨うように詰めていきます。大室山へ来たからにはやはりココは外せないですね~。はい。(^^)

んで山頂についたら11時だというのに一番乗り。というか犬越路の分岐に降りてランチをとっていても誰も来ないという去年に引き続いての貸し切り状態。でも大室山は地味ながらも丹沢では高峰でそれなりに名のある山だし、酉谷山に比べたら遙かに楽に行ける山なのに、これも私にとっては意外な事でした。

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(1543m峰への下りしな)

そして下りにとった1543m峰南尾根ですが、1543m峰の南側にいつの間にか植生保護柵が張られており、降りられないの??と一瞬焦りましたが、私が入りたいと思っていた所がちょうど柵と柵の隙間になっていて一安心。

尾根は地形図通りの急な尾根で、溶けかけた雪と相俟って下りはちょっとしんどかったかな。でも末端部を除いて広葉樹林が続く明るい尾根でしたし、RFの楽しみも充分。(^^)

そして尾根の緩んだ箇所が地形図で想像した歩きやすい落ち葉道ではなく、丹沢らしいザレた、少々いやらしい痩せ尾根の上下が続いたのも良いアクセントでした。

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(1543m峰南尾根1055m峰にて・バックは大室山)

心配していた尾根末端部も問題なく、無事手沢橋に降り立ち西丹沢のバス停へ向かったんですけど、途中で通りがかるキャンプ場、今でも営業しているんですね。家族連れキャンパーもクソ寒い中、ポツポツいるじゃありませんか!

その上、西丹のバス停にたどり着き、バス待ちの間 着替えをしていると今度は自然教室の職員の方が出てきて「登山届けは出しましたか?」とか「積雪は?」とか「アイゼンは持っていますか?」と穏やかな話しぶりながらも詰問されて(笑)、なんの用意もしていなかった私は「ごめんなさい、ごめんなさいっ」とひたすら謝るのみ。

とにかく登りだしが道志側だったので登山届の件はなんとか理由をつけられたものの、これで下りの詳細なルートを云わされていたら確実に土下座ものでした。私は丹沢初心者なんでわからないけど、これが丹沢スタンダードなのでしょうか?(笑) とにかく昨日はちょっとしたカルチャーショックでもありました。

・・・・・☆・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【前道志・道志・丹沢 2006】」カテゴリの記事

コメント

ba_sobuさん、kuroさんこんばんわ。

大室山北面のブナ林はba_sobuさんの山遊記を読んでから憧れて、そして訪れて・・・と今回で3回目でしたが3回ともここは歩いています(笑)。今回でいちおう大室山への道は一通り歩いた形になるけど、道志側から登ってこその大室山なのでは?という思いが一層強くなりました。

>ba_sobuさん
大室指からの登山道、本当は沢沿いの道を行くつもりだったんですけど、バスの車窓から日陰になった全貌が見えた時点であっさり尾根経由に変更しちゃいました。(^^ゞ

ということで尾根上に関していえば問題なしです。でも山頂の道標だけは立派になっていたけど、下りにとるとなると雨乞石までがわかりづらいから結局地形判断のできる人向けになってしまうのでしょうね。

あと西丹へ行かれるなら大室じゃなくて、まずはやっぱり三椏のお花見でしょう!帰りが長くなっちゃうけど水曜隊で行く価値は絶対にありますです。

>kuroさん
植生保護柵はkuroさんのおっしゃる通りシカ対策です。臼ヶ岳の南尾根でも新しいのを見かけたし、おそらく近年になってから結構広範囲に張られているような気がしています。

私は初心者ですけど丹沢も楽しいですよ。kuroさんにとっては去年の丹沢山の悪夢があるようですが、今だったらどこにもヒルはいないし、シロヤシオでしたらこちらとか桧洞だったら出ませんから、来年にでも。。。(笑・去年が大当たりだったので)

あ、そういえばトリカブト、根茎葉花すべてに毒が含まれているそうです。ググって見たら、試食しちゃったという↓パンキッシュな方のページがありました(笑)。
http://miyabi0.at.infoseek.co.jp/torikabuto.htm" target="_blank">http://miyabi0.at.infoseek.co.jp/torikabuto.htm

投稿: komado | 2006.01.12 22:50

今年は少し丹沢行ってみようかな・・
でっ・・植生保護柵・・私が行った丹沢山でも多く見られましたね、鹿のせいでしょうか?
それとねっ・・登山届けだしてっ!めっ!(笑)

投稿: kuro | 2006.01.11 07:28

書き忘れました
バスで行くのは、大変だけど、反対側に降りられるという利点がありますね。西丹に下るという発想は わたしには出来ませんでした。
これを見て あ、っっっっっ  と 思ったのです。
ずいぶん ステキな尾根じゃありませんか・・・・ (^^) ・・・・・
「それなら いってみれば?」といわれても、なかなか、ですが。

投稿: ba_sobu | 2006.01.10 23:52

わっ 大室山!!!!

そういえば雪の大室にはしばらく行っていません。写真を見ると、本格的な冬型天気図の時は雪が少ないのですね。山頂の写真 最新の情報、ありがとうございます。というかあそこのブナ林はわたしにはなつかしさ、があるのです。だから 嬉しかったしぶなを見に行きたくなりました。でもどこから登ろう。大室指からの道は荒れていませんでしたか?あ、すぐ尾根に乗ってしまったのですね。

陽ざしのことをいうと、久保からの尾根の方が日当たりはよいと思います。

ことしもよろっしく、花のひかり、ますます広がりますように。

投稿: ba_sobu | 2006.01.10 23:46

ゴン太さん、こんばんわ。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

まぁ西丹の件はハイカーが極端に少なかったからでしょうね。運が悪かった??です。用木沢出合の辺りも二人分のトレースしかなかったし、帰りのバスも貸し切り。こちらの便で貸し切りは初めてでした。やはりこの時期は西丹も人が少ないんですね。

ですので普段でしたらおそらく捕まる事はないと思うので西丹に降りられても大丈夫だと思う(笑)。でも犬越路の小屋は私も泊まってみたいです。

投稿: komado | 2006.01.10 19:13

komadoさん、今年もどうぞよろしくお願い致します。

茅ノ尾根コースは私ももう少ししたら、歩きたいと狙っていたのですが、大室指から943を通って雨乞石と尾根通しに登られたのですね。

そして下りもすごい尾根を下っていて...1055のピーク写真だけ見るとずいぶん素敵なところに見えますが、うーん、私の力量では無理そうです〜。

西丹沢で捕まってしまった(笑)のは、お気の毒でした。最後に丹沢に行ってからずいぶんな年月なので、よくわからないのですが、登山者が多い分、遭難や事故も多いので、当局側も事故や遭難を減らそうと必死なのかもしれませんね。

茅ノ尾根コース、私の計画では青ヶ岳山荘か犬越路避難小屋泊りで大倉にでも降りようと思っていたのですが、表っかわに降りると取り調べにあいそう(笑)なので、東野にでも降りるように計画を立て直します。(^^;

投稿: ゴン太 | 2006.01.09 21:54

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» ・11日投稿 山歩き「丹沢・大室山の石碑」 [山のふみあと日記]
某月某日の山行記「山のひとくちコラム」をご笑覧ください。 神奈川県と山梨県境の大室山は、丹沢のなかでも一番奥深い山です。その山名は山梨県道志村の大室指(さす)集落の名に由来しているといいます。このあたりの山中は良い木材がとれるため、かつてはその良材がとれる山域をわが領土としようと、甲斐の国(山梨県側)、相模の国(神奈川県側)との国境争いが絶えなかったといいます。 江戸時代後期の天保年間(18�... [続きを読む]

受信: 2006.01.11 14:06

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