すでに真冬の装い
(三頭大滝・・・氷結が進んでいました)
先週、五十人平で強風吹く中めげずにランチをとったせいでとうとう風邪をひいてしまい、病み上がりの身ではとりあえず軽い所がよかろうぞ・・・ということで日曜(12/25)は久しぶりに三頭山へ行ってきました。
まぁ三頭山がいくら楽な山になったからとはいえ、12月から翌年の2月一杯までは都民の森へ行くバスが運休しているので今の時期はしっかり数馬からの出発です。(^^)
(大沢山東尾根でみかけた木々)
そこそこハイカーの乗っていた数馬行きの一番バスも終点に着けば結局三人のみで、本当に久しぶりだった三頭沢の登山道を40分ほど行くと都民の森に入り(今回はけやきの路から入った)、人の気配がまるで感じられない三頭大滝には歩き出してから一時間ほどで到着。
滝は↑上のトップの写真の通り予想以上に凍っており、私はわからないけどおそらく近年の12月の姿ではないのでは?という凍りっぷり。滝の上も流れが凍っていて寒いけど見事。でも今回もちょっとだけヒネって(笑)その滝上の二俣へ延びる尾根・・・大沢山東尾根を辿ったので氷結鑑賞は距離からするとほんの少しだったのですが、もう充分に満足でした。
(大沢山直下にて)
その大沢山東尾根、尾根上は灌木にアセビが若干煩いですが、まわりの自然林が素敵で歩きやすい尾根でした。特に大沢山山頂直下が小笹の敷き詰められた広がりになっており、辺りをウロウロ彷徨っても大沢山までは正味50分ほど。
大沢山から三頭山に向かうとさすが山頂にはベンチが埋まるぐらいにハイカーがいたので、展望を楽しんだだけ(おそらく日光連山も見えました)で来た道を引き返し、富士を眺めながら大沢山でのんびりとランチをとりました。
(槇寄山にて)
が、のんびりランチを取り終えてもまだお昼前。これではこれまた久しぶりな大茅尾根を下ってしまうと帰りのバスまで時間をもてあましてしまう。しょうがないのでここで予定を変更して西原峠回りで下山する事にしました。実のところ大沢山から西原峠の間は15年以上歩いていなかったのです。
その久しぶりだった尾根道も雑木林が多く楽しかったし、槇寄山はなんと展望の山になっていて、傾きかけた西日を浴びた山頂はこれはこれで風情のある山頂だと思いました。
(西原峠道の下りしな)
でもでも・・・この日のヒットは最後の西原峠道。日が燦々と入る明るい雑木林の道は歩きやすいし、吹きだまりには落ち葉がどっさりと積もっており、その落ち葉をざくざくラッセルしながら下るのは(深い所では股下まであった)、その音が感触が心底心地よくて最高のひととき。
それに西原の集落を見下ろしながら下っていくのもなかなかだし、明るい郷原の台地に降り立つというフィナーレもニクい。棡原にしろ西原にしろ鶴川沿いは明るい集落が多いんですけど、実際に歩いた所になってしまうと意外に少ない。要はバスやバイクで通る時に眺めている事の方が圧倒的に多いということで、今回久しぶりに歩いてみて、他の集落も実際に歩いてみたいなという気持ちがちょっと湧いてきました。
・・・・・☆
ということで12/25、数馬~三頭大滝~大沢山東尾根~三頭山~西原峠~郷原を歩いてきましたが、今回REPの方はありません。悪しからず。<(_ _)>
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コメント
落ち葉の温かさ知る季節・・・本当にそうですね。今の時期、落ち葉を踏みしめながら歩くというのはどこか安心感のようなものを感じます。雪道から抜けると特に。
今回あの峠道を歩いている時にハッと気がついたのは、落ち葉がああいう風に極端に積もるというのは、道筋がきちんと通っていないとそうならないのでは?という事でした。
こういう道、昔はもっともっと歩いていたような気がしてます。ヒネるが故に縁遠くなってしまったのでしょう(笑)。
・・・・・☆
気がつけば今年もあと90分ほどですね。本当に押し迫ってまいりましたが、ba_sobuさん、そして こんなしょうもないページに懲りずに訪れてくれたみなさま、ほんとうにありがとうございました。どうぞよい年をお過ごしください。
投稿: komado | 2005.12.31 22:42
"日が燦々と入る明るい雑木林の道は歩きやすいし、吹きだまりには落ち葉がどっさりと積もっており、その落ち葉をざくざくラッセルしながら下るのは(深い所では股下まであった)、その音が感触が心底心地よくて最高のひととき。"
笹尾根このあたり、山を始めたころよく歩きましたが、とんとご無沙汰していました。この一文で、また歩きたくなりました。ここじゃなくても、こういった明るい気分で歩くのは、冬の山の楽しみですね。雪や氷もいいのだけど、落ち葉の温かさ知る季節でもあると思いました。アリガトウ。
投稿: ba_sobu | 2005.12.30 23:59