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2005.10.29

がぉ~

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「やはりオレたちは凄かった」


(忌野清志郎)

・・・・・☆

「山歩きをされつつ、ボアダムスにハイライズ、はてまた灰野敬二/不失者まで聴いているあなたって いったい何モノですかっ!」というメールをつい最近頂いたのですが(笑)、こんな私でも↑はビッグニュース。amazonで二三週間待ちとは・・・もっと早く気づくべきでした。

・・・とはいえ実はこりは枕でして。もう覚えている人は少ないでしょうけど、花のひかりのサブコンテンツでもある山歩きの記録倉庫、今まで使っていたDTIの方とは別にジオシティーズの方でもテスト運用をしていたのですが、今回DTIの方を削除してジオシティーズの方を正式なサイトに変更いたしました。

記録倉庫の方へ直にブックマークされている皆様におかれしては変更等宜しくお願いいたします。検索サイトから来られる場合も今暫くは混乱することがあるかも知れませんが、おそらく数ヶ月あれば収束されるものと思われます。それまではなにとぞご容赦のほどを・・・<(_ _)>

あと記録倉庫を見られた方は、隠し?ブログに気づくことと思います。これはとりあえず50Mしかないココログの容量対策なのですが、ココログの運営にブチ切れたアカツキにはこっちに移すぞ~という保険でもありますのです(笑)。
 

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2005.10.25

北がダメなら・・・

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(栗ノ木ダワ尾根中部にて)

南があるさ~ (^^)、ということで日曜(10/23)は久しぶりだった好天のもと、これまた久しぶりな奥多摩・石尾根は七ツ石山・・・長らく懸案となっていた七ツ石山南西尾根とも云える栗ノ木ダワ尾根(諸左衛門尾根)を歩いてきました。

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(ミズナラとブナ・・・栗ノ木ダワ尾根中部にて)

栗ノ木ダワ尾根に取付くには塩沢の遡行が必須なのですが、沢歩きはできるだけ避けたい私にとってそれは無理なお話。なので今回はヨモギ尾根の塩沢廻りの道を辿ってから、枝尾根を拾って諸左衛門谷出合に下るという相変わらずの大高捲き戦術をとりました(笑)。

んで、尾根に取り付いたらのっけは広葉樹の二次林で始まり、それを過ぎると意外やツガやアセビの茂る痩せた岩尾根になって藪も消滅。想像では登りだしからスズタケのしっかりした藪が続くだろうと思っていたので、面食らってしまった感じ。

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(七ツ石山山頂)

とはいえそんな楽な行程も1210m圏のピークまで。ピークを過ぎると辺りは色づき始めたミズナラ・ブナの自然林に変わり、スズタケが再び出現。それにつれ色づき始めた木々もポツポツ現れてきましたが、色づきはやはり今ひとつ。そんな紅葉黄葉より、色づく寸前の緑が燦々と降り注ぐ日の光にあたって光り輝いて 殊の外美しかったです。

スズタケが現れてから暫くは明瞭な切り開きがありましたが、1500mを過ぎて左手に雲取や石尾根の稜線が見えてくるとスズタケも濃くなりとうとう下道をロスト。

もう下道を探すのもメンドイし先は見えているので倒木をくぐったりスズタケを乗り越えたりしながらのろのろ進んでいくと、突然という感じで七ツ石南面の捲き道に飛び出しましたが、ブナ坂へは回らずそのまま尾根通し。七ツ石尾根と合流すると下道も明瞭になり七ツ石山の山頂に着きました。

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(堂所への下りしな)

さすがに一応は紅葉の時期、山頂は結構な人出で展望も良好。しかし石尾根の稜線はまだ緑が優勢といった感じでとても10月の下旬とは思えない姿。そんな山頂でのんびり休憩をとった後は堂所へ向かい、片倉谷に沿って通る水源林巡視路を降りました。

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(片倉谷への下りしな)

この片倉谷の径路、道が不安定だったり、不明瞭でわかり辛い箇所もありましたが、大半がミズナラやシオジ、ツガなどの大木も多い自然林・雑木林の中を行く大変に好ましい道。

しかし日の傾きかけた時間になると巡視路の大半を占める右岸側が完全に日陰に入ってしまい、道中暗かったのが本当に惜しかった・・・。この道は午前中に歩けるようなコースを組んでもう一度歩いてみたい、そお思っています。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.10.19

本社ヶ丸・・・宝鉱山からの新ルート

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(ようやく逢えました!(^^) からかさ岩にて)

ここのところ週末になると天気が悪くなって本当に困りますねぇ・・・しかも予報自体も外れまくってるからなおさらイライラしてしまう。

体があいているのに二週間もお山へ行けないのはさすがにしんどいので、日曜(10/16)は回復傾向だと抜かしていた予報を信じて、宝鉱山に着いた時点で雨がやんでいたら三ツ峠、そしてまだ降っていたら本社ヶ丸へ行こう、と決めて雨の降りしきる中 家を出ました。

結局、宝鉱山に着いたら霧雨にはなったものの雨は止まなかったので本社ヶ丸に決定。去年こちらでもちょっと触れた登山道の整備された本社川右岸の尾根・・・本社ヶ丸東南東尾根を歩いてきました。

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(本社嶽尾根上部にて)

この東南東尾根の登山道は下部につけられている送電線巡視路と植林の作業道をベースにつくられているようで、道は至って明瞭。選択に迷うような分岐にも必ず標識(とはいえ「登山道」としか書かれていない)があり初心者でなければ問題なく歩けると思います。

このコースで一番気になっていた からかさ岩 は1320m圏の尾根の肩であっさり見つかりました。高さ10m近くはある立派なもので、乾いていれば上へ登れるんじゃないかなぁ。ちなみに からかさ岩 に出逢うには尾根の肩にあがった時点で標識に従い,右へぐるりと回り込むこと。直進するショートカットのコースに入ってしまうとスルーしてしまうので注意が必要です。

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(本社ヶ丸東峰にて)

んで、登山道はここで尾根を左に外れてトラバース。そして1161m峰を通って突き上げる南東尾根(本社嶽尾根)と合流して、ふた登りぐらいで からかさ岩で別れた東南東尾根とも合流(踏み跡ありそう)。まもなく本社ヶ丸東峰に飛び出しました。

自然林に囲まれた東峰も色づき始めており、↑こんな感じ。東峰から山頂へ向かうと岩稜に変わるので色づきの早い低木灌木の類が主になるのですが、それがイマイチどころかイマニ・イマサンと云った所。雨が降っていることもあり、写真を撮る気すらおきませんでした。

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(1541m峰北尾根にて)

山頂についた時、空が明るくなっていたのでもしや・・・と思ってちょっと粘ってみたのですが、やはりというか雨はやまず諦めて下山。最近の本社ヶ丸からの下山コースは自然林を楽しめる北尾根か1541m峰北尾根になっちゃっていますが、今回は藪のない(巡視路が通っているので)1541m峰北尾根をおりました。

天気と紅葉には恵まれなかったけど、雨の降る中淡々と歩くのもたまにはいいものです。通い慣れた山も別の姿も見ることができるし、何より静か。笹子駅に着いて一息つくと、「あ~やっぱり歩いてよかったなぁ。。。」って思いがじわじわと湧いてくるのです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.10.09

弱った。。。

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(今シーズンの猟の範囲・・・クリックすると大きい画像がでます

ちなみに↑上の画像、赤く囲まれた区域が猟の範囲ではない、というか猟の範囲とは限らないので、要注意!(私も早とちりしました) 今年は川苔や三頭山の北面は指定から外れ、石尾根南面のモクボ谷流域以外は日原川上流域、小川谷に限られているようです。

私にとっては新緑と紅葉の時期は日原・・・なので秋になると必ず日原に通っていたのですが、うちの掲示板でのKandaさんのご報告やHgさんの掲示板を覗いている人はもうおわかりの事でしょう。気がついた時にはもうすでに猟期に入っておりました(笑)。

去年は大々的に猟が入ると予想して9月の半ばからせっせと日原に入って、実際の始まりは11月。今年もそんな感じだろうとタカをくくっていましたが、どうやら悠長すぎたようです。

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(ちなみにチラシはこんな感じ・・・クリックすると大きい画像がでます

猟に関して云えばみなさんいろいろ意見をお持ちの事でしょうけど、私としては植生(特に下生え)の復活、そして夥しいまでにあったのシカの糞が一斉に消えたことを見ても、日原周辺に関して云えばその効果は認めざるを得ません。

ということで個人的には去年同様、基本的に期間中は猟区の立ち入りを自重しますが、長年紅葉の時期に通っている身として、紅葉の時期・・・しかも自然林が最も美しい日原核心部の紅葉狩りを完全に放棄しろと云われても、心ではなかなか納得いかないのもまた事実。なので天気、紅葉の進み具合、自分自身の都合などタイミング次第ではありますけど、一回に限り核心部に入るかも知れません。

それと今月に入ってからその核心部の照会が増えていますが、照会とともに猟の詳細・対策・裏情報などを教えてください、と云われることも増えてきました。しかし私としてはそういった情報は一切持ち合わせておりませんので、関係者とお友達になるとか、足で稼ぐとか・・・ご自分で努力されて情報を収集されるようお願い致します。<(_ _)>

あっ、あと猟の是非についてもこの場で議論する気は一切ありませんので悪しからず。
 
・・・・・☆

今回使った二つのチラシの画像、Hgさんの画像掲示板より頂きました。
ありがとうございました。<(_ _)>
 

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2005.10.03

三ツ森・・・山は変われど

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(三ツ森より、鹿留に富士に三ツ峠に黒岳に釈迦ヶ岳に滝子に・・・(^^)

いや~日曜は予報がイマイチだったのに、実際は↑こんな秋晴れ。10月だというのに30℃を超えるような暑さではありましたがラッキーでした。ということで日曜(10/02)は久しぶりの権現山稜、麻生山~三ツ森(北峰)を訪れました。

今回の登路は浅川から1020m峰を通って麻生山(1267.5m)に突き上げる麻生山南尾根。今の時期、さすがに少々藪っぽいし若干急なものの、ミズナラなど雑木林が主体の気持ちのよい尾根でした。露岩に石ころが転がる様子もそうだけど、お隣の浅川峠から権現山に繋がる吊り尾根と同じような雰囲気があったと思います。

取付のある浅川の標高が高いこともあって、麻生山までは約一時間半の道のり。ということは三ツ森までも二時間を切る早さで、三ツ森への最短登路としてもこの南尾根の利用価値は高そう・・・と思いました。

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(麻生山南尾根上部にて)

今回歩いて驚いたのが、尾名手峠から三ツ森にかけて・・・おそらく夏頃だと思うけど・・・刈り払いに伐採が入ったこと。確か二年ほど前、大月市が道標をつけた時にあの辺りに刈り払いが入り、藪と一緒にヒカゲツツジまで刈られた事に一部でブーイングが起きたのですが、今回はなんとそれ以上のもの。

主に刈られたのはアセビですけど少なくなってしまったヒカゲツツジもやはりやられており、一部の岩場意外ではほとんど見られなくなったのではないでしょうか。お陰で道は本当にスッキリして、三ツ森への登りはそれこそプロムナードと化していました。

とはいえ三ツ森に上がれば附近では随一とも云える展望が広がっているし、お昼近くまで一時間ほど滞在していたのに誰も来なかった・・・というマイナーさも健在。まぁこれから涼しくなると少しは入るようになるでしょうが、なんやかんや云ってもヒカゲツツジの時期以外は訪れる人もまだまだ少ないのでしょうね。

山は変われどマイナーさはさほど変わらず。そういう意味でも個人的にはまだまだ通えそうでホッとした、というのが正直な感想でした。

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(こんな滝を捲きました・尾名手川本沢にて)

そして今回のメインは尾名手峠にまだ道標の残されている腰掛へ下る道をトレースすること。

下り始めは本沢と大滝沢に挟まれた尾根に道がついており(エアリア「高尾陣馬」の尾名手峠の位置は微妙に間違えているので要注意)そこそこ明瞭でしたが、やはりというか間もなくアヤフヤになったのでそのまま尾根をたどって本沢に降りました。

が、沢に降りた時点ですぐ上流が滝になっていたのでイヤな予感はしたんですけど、その下も滝に廊下が続いて丸腰の身分では高捲きの連続。簡単には河床歩きをさせてもらえません。

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(尾名手川左岸の径路・813m附近に建つ廃屋)

しかしそれも大寺山からの枝沢を合わさる頃から緩やかになり一安心。腰掛への道の一部であろう尾名手川左岸の径路(地形図の破線路)はその枝沢の出合のすぐ下の左岸側の尾根まで延びているのですが、その径路自体、信におけないので、念のためもうひと下りしてから左岸側の枝尾根を拾って這い上がると無事に明瞭な径路に出ました。

径路は植林の作業道になっているらしくかなり明瞭で、あとは下るだけだ~と思ったら、藪に阻まれて下捲いたり、崩れがあったり、不明瞭な箇所があったりもしましたが、基本的には地形図通りについているようで、径路に這い上がってから一時間ちょいで腰掛に到着。

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(尾名手川左岸の径路にて)

んで、あとは初戸までとことこ歩いておそば屋さんで〆。(*^^)v

今回歩いてみて沢の様子やかの径路が上流方へ明瞭に延びていたことからみても、道は西へトラバりながらぐるりと回り込むのでは?と思いました。今回で状況はだいたい掴めたので今度は登りで行ってみたいですね。いつになるかはわからないけど(笑)。

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(商売うまいわ~(笑)。三ツ森にて)

↑まぁオマケのようなものなんですけど・・・一連のダム工事も一段落ついて、ハイカー相手に商売を切り替えたのでしょうかねぇ・・(笑)。春先から夏の間につけられたようです。もしかして坪山や西原峠辺りにも設置してあったりするのでしょうか?? う~、気になる~。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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