(三ツ森より、鹿留に富士に三ツ峠に黒岳に釈迦ヶ岳に滝子に・・・(^^)
いや~日曜は予報がイマイチだったのに、実際は↑こんな秋晴れ。10月だというのに30℃を超えるような暑さではありましたがラッキーでした。ということで日曜(10/02)は久しぶりの権現山稜、麻生山~三ツ森(北峰)を訪れました。
今回の登路は浅川から1020m峰を通って麻生山(1267.5m)に突き上げる麻生山南尾根。今の時期、さすがに少々藪っぽいし若干急なものの、ミズナラなど雑木林が主体の気持ちのよい尾根でした。露岩に石ころが転がる様子もそうだけど、お隣の浅川峠から権現山に繋がる吊り尾根と同じような雰囲気があったと思います。
取付のある浅川の標高が高いこともあって、麻生山までは約一時間半の道のり。ということは三ツ森までも二時間を切る早さで、三ツ森への最短登路としてもこの南尾根の利用価値は高そう・・・と思いました。
(麻生山南尾根上部にて)
今回歩いて驚いたのが、尾名手峠から三ツ森にかけて・・・おそらく夏頃だと思うけど・・・刈り払いに伐採が入ったこと。確か二年ほど前、大月市が道標をつけた時にあの辺りに刈り払いが入り、藪と一緒にヒカゲツツジまで刈られた事に一部でブーイングが起きたのですが、今回はなんとそれ以上のもの。
主に刈られたのはアセビですけど少なくなってしまったヒカゲツツジもやはりやられており、一部の岩場意外ではほとんど見られなくなったのではないでしょうか。お陰で道は本当にスッキリして、三ツ森への登りはそれこそプロムナードと化していました。
とはいえ三ツ森に上がれば附近では随一とも云える展望が広がっているし、お昼近くまで一時間ほど滞在していたのに誰も来なかった・・・というマイナーさも健在。まぁこれから涼しくなると少しは入るようになるでしょうが、なんやかんや云ってもヒカゲツツジの時期以外は訪れる人もまだまだ少ないのでしょうね。
山は変われどマイナーさはさほど変わらず。そういう意味でも個人的にはまだまだ通えそうでホッとした、というのが正直な感想でした。
(こんな滝を捲きました・尾名手川本沢にて)
そして今回のメインは尾名手峠にまだ道標の残されている腰掛へ下る道をトレースすること。
下り始めは本沢と大滝沢に挟まれた尾根に道がついており(エアリア「高尾陣馬」の尾名手峠の位置は微妙に間違えているので要注意)そこそこ明瞭でしたが、やはりというか間もなくアヤフヤになったのでそのまま尾根をたどって本沢に降りました。
が、沢に降りた時点ですぐ上流が滝になっていたのでイヤな予感はしたんですけど、その下も滝に廊下が続いて丸腰の身分では高捲きの連続。簡単には河床歩きをさせてもらえません。
(尾名手川左岸の径路・813m附近に建つ廃屋)
しかしそれも大寺山からの枝沢を合わさる頃から緩やかになり一安心。腰掛への道の一部であろう尾名手川左岸の径路(地形図の破線路)はその枝沢の出合のすぐ下の左岸側の尾根まで延びているのですが、その径路自体、信におけないので、念のためもうひと下りしてから左岸側の枝尾根を拾って這い上がると無事に明瞭な径路に出ました。
径路は植林の作業道になっているらしくかなり明瞭で、あとは下るだけだ~と思ったら、藪に阻まれて下捲いたり、崩れがあったり、不明瞭な箇所があったりもしましたが、基本的には地形図通りについているようで、径路に這い上がってから一時間ちょいで腰掛に到着。
(尾名手川左岸の径路にて)
んで、あとは初戸までとことこ歩いておそば屋さんで〆。(*^^)v
今回歩いてみて沢の様子やかの径路が上流方へ明瞭に延びていたことからみても、道は西へトラバりながらぐるりと回り込むのでは?と思いました。今回で状況はだいたい掴めたので今度は登りで行ってみたいですね。いつになるかはわからないけど(笑)。
(商売うまいわ~(笑)。三ツ森にて)
↑まぁオマケのようなものなんですけど・・・一連のダム工事も一段落ついて、ハイカー相手に商売を切り替えたのでしょうかねぇ・・(笑)。春先から夏の間につけられたようです。もしかして坪山や西原峠辺りにも設置してあったりするのでしょうか?? う~、気になる~。
・・・・・☆
ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>