« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »

2005.08.30

久しぶりの一ノ瀬界隈

b050830a
(唐松尾山附近にて)

↑こんな林も私にしては珍しく今年3回目。ということで、日曜(08/28)は一ノ瀬をベースに奥秩父の山山を歩いてきました。

タクシー使えば万券が吹っ飛ぶこの辺りを訪れるのも約2年ぶりのこと。今回は峰さんtakigoyamaさんの山行きにまぜてもらう形で訪問があっさりと実現したのです。

b050830b
(高丸戸尾根中腹にて)

当初のお話しではのんびり登山道を歩くようなことを聞いていたので、私自身もそのつもりでいたのですが、中川を遡り、中腹を行く水平道を捉えて東へ行き、道が高丸戸尾根を乗り越した所で なぜか

「行きますか?(^^)」

との峰さんのお言葉であっさり高丸戸尾根を行くことが決まってしまいました(笑)。

b050830c
(高丸戸尾根上部にて)

雨上がりだし藪はちとイヤだな~、と思いつつ尾根を詰めるとまもなくスズタケが現れたので、藪を避けるつもりで東へトラバース。そして再び藪が現れたらまた東へトラバース、てな事を繰り返しながら徐々に登っていきましたが、結局笹藪から逃れきれずに↑こんな感じの中を行くようになってしまいました。

とはいえ、雨上がりだからこその林や笹藪の鮮やかさはやはり見事で、胸腰丈の笹原の中を泳ぐように行くのは嫌いではありません。でも今度は乾いた笹のなびく中を行きたいなぁ。。。

b050830d
(残念ながら雁峠もこんな感じ)

そんな中をしばらく行き、尾根上部で無事登山道と合流したあとはガレ場経由(これも結構スリリングでした)で西御殿岩に上がり、唐松尾~笠取山と歩いてヤブ沢経由で下山しました。

道中天気に恵まれなかったのは残念でしたが、手入れの行き届いたカラマツ植林や黒木の原生林と笹原のマッチング。そしてサルオガセが木々に巻きつき、松ヤニの香りが漂う空気。それは普段歩き慣れている場所とは異質で、私にとっては充分にスペシャルでした。

峰さん、takigoyamaさん、当日はおつきあい頂き本当に有り難うございました。今後当面は電車バスで行ける所でお願いしますネ(笑)。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

・・・・・☆

ということで08/28、高丸戸尾根・唐松尾山・笠取山を歩いてきましたが、今回REPはありません。あしからず。<(_ _)>
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.08.21

御坂へお花見 (^^)(^^)

b050821a
(大石峠にて)

お盆休みはスペシャルが潰れ、一泊が潰れ、日帰りすら潰れて、南大菩薩の山行きのあとはフリーになる日が一日しかない。んなもんでどこへお花見に行こうか悩んで悩んで・・・結局6日のほとんど逆コース(大石~大石峠~中藤山~黒岳~御坂峠~三ツ峠入口BS)にしてしまいました。(^^ゞ

b050821b
(レンゲショウマ・・・最盛期やや過ぎか)

河口湖駅に降りた途端、外はピーカンなんだけど爽やかな風が吹き、富士もくっきり。思いの外涼しかったのはやはり秋が近づいている証拠でしょうか。今回も前回同様、お花の撮影山行で超のんびりペースで、一度雨に降られましたが(しかもランチ中!)、終日乾いた涼しい風が吹いて山も快適そのもの。

展望はほとんど利かなかったけど、この時期麓がくっきり見えるなんて滅多にないこと。展望に関して云えば今回はもうそれだけで充分でした。

b050821c
(中藤山の辺りだったと思う)

ちなみに目立った花は大石峠附近がユウガギク(始・これから黒岳山頂でもわんさと咲くキクなんだけど自信なし)、タムラソウ(始)、マツムシソウ、コウゾリナ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、マルバダケブキ、コオニユリ、ママコナ・・・。黒岳附近がタムラソウ、カイフウロ、テンニンソウ(始)、レンゲショウマ、キバナアキギリ、ママコナ、メタカラコウ・・・といった具合。

そしてサラシナショウマやレイジンソウ、タカオヒゴタイといった初秋の花も咲き出し、トリカブトも小さい蕾をつけていました。来週以降は順次秋の花と入れ替わってくるのでしょう。

b050821d
(黒岳展望台より)

さすがに黒岳に近づくとそれなりにハイカーとすれ違いましたが、今の時期の静けさは変わりありません。今夏は御坂(だけじゃないけど)をあまり歩けなかったので、都合がつくなら久しぶりに初秋の姿を見てみたい、そお思いました。

b050821e
(御坂路のミズナラ林)

今回は大石を8時前に歩き出して、御坂峠に着いたのはなんと16時過ぎ。本当は御坂山にも寄りたかったんだけどしょうがなしパスしました。

超スローペースな撮影山行も、山の見え方が普段と違ってなかなか楽しいものです。とはいえ純粋なお花見山行も今年はこれでおしまい。次からは徐々にヒネって行くことになると思います(笑)。

・・・・・☆

ということで08/20、大石~大石峠~中藤山~黒岳~御坂峠~三ツ峠入口BSを歩いてきましたが、今回もREPはありません。そして今回も代わりにをつくってみました。よろしかったらこちらをご覧ください。

この日の花は86種類を確認。その中で木本・セリ科・マメ科などうまく撮れなかったものを除いた74種を載せています。名前の間違え等ございましたら遠慮無く指摘してもらえると嬉しいです。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.08.18

南大菩薩へお花見 (^^)

b050818a
(マツムシソウ満開・・・大蔵高丸・ハマイバ丸間にて)

毎年恒例になっている盛夏の南大菩薩(白谷ノ丸~湯ノ沢峠~大蔵高丸~ハマイバ丸~米背負峠)のお花見。今シーズンは昨日(08/17)になってようやく行くことができました。本当は13日辺りに行きたかったんだけど、所用が入って延び延びになっていたのです。

お花の方は秋の花も咲き出し全般を通して最盛期。今週末ぐらいまでが種類も量も最も多いと思われます。

b050818b
(白谷ノ丸山頂付近にて)

ちなみに目立った花は白谷ノ丸附近がタムラソウ(始)、ノハラアザミ、ヤマハハコ、ウスユキソウ、キオン、アキノキリンソウ・・・。湯ノ沢峠付近がマツムシソウ、オミナエシ、タムラソウ(始)、ノハラアザミ、ヤマハハコ、タチフウロ・・・。ハマイバ丸附近がマツムシソウ、オミナエシ、シモツケソウ(終)、ヨツバヒヨドリ、タムラソウ(始)、ヒメトラノオ、シオガマギク・・・といった具合。

b050818c
(大蔵高丸・ハマイバ丸間にて)

お盆は終わったとはいえまだまだお盆休み中の方も多いと思ったんだけど、実際はガラガラで平日のような人出。近年ここいらは売り出し中のこともあって人出がそれなりにあったのですが、今回は数年ぶりに静かに、そしてのんびりとお花見が出来ました。(^^)(^^)(^^)

b050818d
(米背負峠からの下りしな)

あとこの日は曇りベースの天気の中、程よく晴れて程よくガスるという、盛夏の歩きではある意味一番の好条件で思いの外快適でした。汗をかきかき歩くのもこの季節らしくていいのですが、快適なのはやっぱりいいな~、と今日のような暑さに参っているとなおさらそう思ってしまいます(笑)。

・・・・・☆

ということで08/17、白谷ノ丸~湯ノ沢峠~大蔵高丸~ハマイバ丸~米背負峠を歩いてきましたが、今回REPはありません。でも去年のマイフォトの代わりに今年はをつくってみました。よろしかったらこちらをご覧ください。

この日の花は81種類を確認。その中でうまく撮れなかったものを除いた69種を載せています。名前の間違え等ございましたら指摘してもらえると嬉しいです。
 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005.08.17

南大菩薩・・・気になる変化

b050817a
(大蔵高丸山頂西側の刈り払い道)

いや~hillwalkerさん、土管もクソもないですよ。スペシャル遠出が潰れ、一泊が潰れ、日帰りすら潰れて今日ようやくお山へ行けたんですから(笑)。

ということで今日(08/17)は恒例の南大菩薩(白谷ノ丸~湯ノ沢峠~大蔵高丸~ハマイバ丸~米背負峠~田野)へお花見してきましたが、そちらの方は後日報告するとして、周辺でちょっとした動きがあったので今回はそちらの報告です。

まず一つ目は大蔵高丸の山頂から西の尾根へ大がかりな刈り払いが入ったということ。前に訪れた時(06/18)は変化はなかったので、どうやらこの二ヶ月の間に刈り払われた模様です。

これはクラッシックルートでもある大蔵沢ルートの整備なのでしょうかねぇ??ここは非常に気になったので機会を見つけて歩くかも知れません。


b050817b
(山道からちょいと上がれば・・・大蔵沢大鹿林道)

そして二つ目は米背負峠近くまで延びている大蔵沢大鹿林道のこと。月初めに米背負峠の道を歩かれたba_sobuさんに聞いても変化無しという答えが返って来たのですが、去年末に大蔵高丸南西尾根上からの様子を見ても変化無しとは到底思えなかったので、確認がてら久しぶりに歩いてきました。

結果から云うと今のところは気にしなければわからないでしょう。でも峠から下りて最初の三俣(エアリアの水場)を過ぎると真新しい「落石注意」の看板が立っており、??と思って右手の斜面を見上げると妙に明るい。

これは・・・と思って斜面を上がると案の定、↑のように林道が来ていました。残念ながら、おそらく今年中には登山道を横切るというか、三俣の辺りはメチャメチャになることでしょう。

この峠道は短いけど、自然林が残っていて清々しく、かつ好ましい道だったのですが、次に歩く機会があるとしたらもう変わった後だろう、と覚悟しました。がえすがえすも残念です。。。
 

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005.08.07

レンゲショウマ、お待っとさ~ん

b050807a
(盛夏のお目当てはもちろんこのお方 (^^(^^(^^ )

お待たせしました~!土曜(08/06)はここのところ照会の多いレンゲショウマなどお花の様子見をかねて久しぶりに御坂入り。今回は高温が予想されたので楽をして(笑)天下茶屋から御坂山~黒岳~大石峠と御坂主稜を歩いてきました。

ちなみにレンゲショウマは咲き始めで、最盛期はお盆の週前半だと思います。

b050807e b050807f
(今日のお花はジミですが・・・しゅろそう)

予報では最高気温が35℃とか云っており、かなりしんどいだろうと思っていたら、気温が上がりすぎたせいでしょうか?稜線は雲がかかりこの時期にしてはかなり快適に過ごすことが出来たのは幸運かも知れません。

今回は下見の意味が強いので花の写真全てを撮ってはいないんですけど、今回目についたのは、カイフウロ、オオバギボウシ、キンレイカ、シュロソウ、ヤマホタルブクロ、ウスユキソウ、ミヤマヤブタバコ、クガイソウ(終)・・・辺り。そして終始見られたこれらの通奏低音とも云える花々に場所ごとによって見られる花々増えるといった感じでしょうか。

b050807b
(御坂山山頂にて)

とにかく植生のめまぐるしく変わる御坂主稜にあって今回歩いたコースはそれが一番激しく、御坂山周辺に御坂峠、黒岳周辺、不逢山から大石峠にかけてと目立つ花がどこも違う。それだけに道中飽きさせないし、花の種類も最盛期となるお盆過ぎにはかなり多くなります。

ということで今回は花よりも蕾の方が多いかも?な状況だったので、今月中に同じコースをもう一回歩くかも。

b050807c
(大石峠にて・一番華やかな時期かも??)

大石峠も種類は少なかったのですが、ニッコウキスゲがまだ残っており、それにユウスゲ、コオニユリ、カワラナデシコなどなど・・・花が大きく色鮮やかな花花が草原を占めており、華やかさという点では今の時期が一番なのかもしれません。

今回は開花の進み具合が思ったよりも遅かったので、大石峠周辺の華やかさは本当に嬉しかったです。

b050807d
(小滝連なる・沢妻川源流部にて)

んで、下りは画像掲示板でも話題になった金堀山西隣ピークの西鞍部から沢妻川を下りるコースを採ってみましたが、源流部が荒れていることもあり道形が皆目わからずほとんど沢下り。丸腰で歩くにはかなり危険な箇所もあり、tawaさんに行かせないで良かったと心底思ったのが正直な所。

下り着いた新井原の酒屋さんのおじさんによると、この沢妻川ルートも昔は節刀ヶ岳へのよく歩かれたルートだったとか。そんなことから近年整備しようとしたのですが、荒れていて出来ずじまいだったそうです。

このコース、うまくいったら芦川村唯一の酒屋がある新井原への格好の下山ルートになると目論んでいたんだけど、やっぱりだめでした~(笑)。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.08.03

佐渡で寄り道 (^^;

b050803a
(両津港からうっすらとドンデン山)

「その他の山域」なんて一年半ぶりだわ・・・

ということで、先週末は所用で佐渡に行っていたのですが、先週山歩きが出来なかったこともあって、ちょっと抜け出して軽~く山歩き。花の山で有名なドンデン山を登山ならぬ下山してきました(笑)。

b050803b
(最高峰の尻立山・・・蟻ヶ峰より)

今回は両津から新しいドンデン山荘までタクシーを走らせ(¥5700弱)、ドンデン山周辺を散策したあとアオネバコースを降り、両津までひたすら歩く・・・というもの。

盛夏だし、花の最盛期自体がGW頃とあって人出は本当にまばらで、お花の方もそんな状況と同じくでやはりさみしく、エゾアジサイにキリンソウ、イブキジャコウソウ、ヤマハハコ、ホツツジが目立つぐらい。春はこの草原、どんな花が咲くのでしょうね。

それより近づくと逃げてくれるとはいえ、放牧された牛が威圧感たっぷりで慣れるまでかなり怖かったです(笑)。

b050803c
(牛さんは下りが苦手のようです)

こちらも春はかなり凄いらしいアオネバコースも↓のような感じ。とはいえ春の凄さを垣間見られる箇所もあり、今回歩いたら花の時期にも歩きたくなってしまいました。

ドンデン池近くの避難小屋を使えることがわかったので、ここで一泊して金北山へ抜け、相川でもう一泊できたら最高でしょうか。今回の山は今ひとつでしたが、佐渡自体の素晴らしさもわかったので来年はもしかしたらというかヒマを作って絶対に行こうと思っています。

b050803d
(ユブって??・・・アオネバコースにて)

ちなみにアオネバ十字路から登山口までは下り45分。そこから両津港までは1時間半でした。確かに長かったけど、日原川や小川谷の林道を下るよりは遙かに楽です(笑)。

オレも来年は・・・雑草状態のかたくりにしょうじょうばかまにおおみすみそうにきくざきいげにさんかようんにしらねあおいに・・・ぜったいに見に行くぞ~! がぉ~っっ!!
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »