矢岳・・・新緑眩しい
(矢岳山頂直下・南沢ツメの緩斜面)
GW中はいろいろなページを見ていてもやはり静か。みなさん思い思いにスペシャルなお山へ行かれているのでしょうね。
しかし私は遠出も泊まりがけもせず、近場の山歩きが続きます。ということで昨日(05/03)は秩父連荘で久しぶりの矢岳でした。いままで散々アカヤシオの下見、と言っていたのが実はこの矢岳のこと。今までアカヤシオの花期には訪れたことがなかったのです。
(二本杉の?山ノ神・矢岳北尾根中部にて)
今回は安谷川(川浦谷)と持小屋沢(西沢)に挟まれた矢岳北尾根を歩くのが目的。
北尾根は予想通り、植林と雑木林が半々な痩せた岩がちの尾根が続く感じで、意外や藪は少なかったです。アカヤシオもそこそこ見られましたが、矢岳山頂附近も含めてすでに終期に入りつつある印象でした。
取付までの道のりもなかなか楽しく(特に安谷川を渡る所)、上部の岩場も良いアクセント。でもやはり一番は雑木林の新緑に芽吹きで、快晴のもと怖ろしいぐらいに輝いていました。
(北尾根上部は岩場も多い)
下りは坊主山からの旧市村境尾根を下降。ここも当たり前ながら新緑が見事でした。道の方も秩父鉄道で登らせるぐらいですから(笑)、道標こそ貧弱だけどマーキングは豊富で慣れている人であればさほど問題なく歩けるのではと思いました。
(テンゴー平の一角)
今回は若獅子山(わかみこやま)に寄ったことがなかったので初めて寄って見たのですが、若獅子山からの下りが岩場をくぐりながらのザレた急降下で結構しんどいんですね。
しかも、神社へ降りてみたら地形図のトラバース道がなく、しょうがないのでその下の鞍部から北西へトラバースするように降りて東屋のある憩いの広場に出てみたら、なんと来た方向から整備された立派な道が来ていました(笑)。
ここでエアリア('04版)を見てみると、その道の分岐(若獅子峠)は鞍部から先へ登り返したピークにあるようで、あ~もっとエアリアをよく見ておけば良かったな、と。それにこの周辺が整備されていた事自体知らなかった。前に降りた時もあまりよくわからず中川に出ていたので、今回その辺りのナゾもちょっとわかってきた感じです。
(新緑もりもり・・・憩いの広場にて)
今回久しぶりに矢岳を訪れてみていろいろな発見がありました。
電車に乗る前、ビールを買いに寄った武州中川駅近くの酒屋さん、この店アルフィーの桜井賢のポスターがベタベタ貼ってあってけったいな店だな~、と訪れるたびに思っていたんですけど、ご実家?だったんですね。今日ようやく納得しました(笑)。
・・・・・☆
ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
| 固定リンク
「【奥秩父・秩父・奥武蔵 2005】」カテゴリの記事
- 山は冬の装い(2005.11.20)
- 久しぶりの一ノ瀬界隈(2005.08.30)
- 大常木林道(2005.05.24)
- 矢岳・・・新緑眩しい(2005.05.04)
- あかやしおアカヤシオ赤八染(2005.05.01)
コメント
あはは。(^^)
峰さんのお陰で昨日の山行きはメリーアンが頭から離れず、時折歌いながら歩いていました(笑)。
矢岳はエアリアでも脅しが利いているし、改訂された山渓の県別登山ガイド、埼玉県の山でも削除された曰く付きの山です。
でも今はコースさえ選べば健脚向きではあるけどさほど問題なく行ける山ではあります。
> komadoさんもそろそろ大津根麒麟洞にいっしょにいきましょう!!
> (余慶橋から歩きたいんですかぁ・・・?)
実は・・・某T氏のように雨の降りしきる中、雲取から三条~サヲラ峠~丹波と歩いて、旅館で休憩。そして大常木林道を歩く、というのに憧れています。(大ウソ)
実は今月は珍しく(本当に!)先約が二件ほどあり、その合間になってしまうんですけど・・・。大丈夫っスかねぇ。もうちょっと早く云ってもらえればなんとかなったんですけど。。。
投稿: komado | 2005.05.06 18:04
よ・つ・ゆに濡れる!もりをぬけて・・白い「バ」ルコニーーーーーあ・な・たをみた!!!!!!ってこれはどう考えても秩父の森ではなくって八ヶ岳とかカルイサワあたりの別荘地なんですが。あそこら辺にお住まいの方でしたか・・。
矢岳というわけで、昔この山を冬季にめざして行方不明になった高校生ぐらいの若者のニュースを見たことを思い出しました(悲)。
komadoさんもそろそろ大津根麒麟洞にいっしょにいきましょう!!(余慶橋から歩きたいんですかぁ・・・?)
投稿: 峰 | 2005.05.04 20:39