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2005.04.24

アカヤシオ、下見のつもりが

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(芽吹き始まる・・・川苔谷にて)

今週末は下見でも本チャンでもアカヤシオの日と決めて一人で秩父某所へ行く予定だったのですが、Hgさんの所での書き込みがきっかけとなり、お誘いを受けたので急遽予定を変更。ba_sobuさんご夫妻を連れての奥多摩入りとなりました。

今回はHgさんシマダさんかずさんの快速パーティにまぜてもらう形になったので、最初からつきあったのでは足手まといになるのは確実(笑)。ということでこちらが追いつけそうな踊平で合流することにして、久しぶりに下りでは何度か歩いた川苔谷から丸山に上がって踊平に出るコースをとりました。

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(ミツバツツジ満開・川苔谷登山道にて)

川苔谷を歩いたのはおそらく4年ぶり、今回歩いて驚いたのはその道のりの好ましさでした(特に沢沿いの山道)。確かに植林は少なくはないし、この日は好天に新緑といった好条件が重なったことを抜きにしても、そう思いました。

今まで帰りしな、下りにしかとったことがない、と言うこともあるだろうけど、要は見えるものが見えていなかった。奥多摩でも有数の人気コースであることを今回歩いてはじめて諒解した思いです。

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(はじめて訪れた丸山山頂)

今回は踊平へ直に出ることになっていたので、登山道が百尋ノ滝で川苔谷と別れて丸山の山腹を絡んだところで、丸山の南西尾根を捉えて丸山に上がりました。

いつもは林道の乗越す丸山の北鞍部から丸山東面~西面へぐるりと回りこむ水源林巡視路を辿り、丸山南東尾根を捉えて川苔山の登山道に出ていたので、丸山の山頂に上がるのは今回が初めて。丸山直下の緩やかな雑木林はなかなかでしたが、今まで無理して寄らなくて良かったと思えた山頂でもありました(笑)。

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(アカヤシオも見頃・都県境尾根にて)

あとは林道を歩いて踊平に出た所でHgさんと合流。日向沢ノ峰でかずさん(丸山の下りしなに聞いた ヤッホー はかずさんだった!)、そしてシマダさんとの対面を果たして、大休止。休憩中にHgさんからご一緒しません?のお誘いを受けたので、ここで川苔山へ回る予定を変更して、ご一緒に都県境尾根を降りることに。

そしてその都県境尾根では意外なほどのアカヤシオの多さに驚き、Hgさんから様々なお花のレクチャーを受けながらの快適な稜線漫歩続きます。稜線でも芽吹きが始まり、曇ってしまったもののそれは見事でした。

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(薄い芽吹き・棒ノ嶺直下にて)

これまた久しぶりだった棒ノ嶺で最後の展望を楽しんだ後、奥茶屋へ。この道は大半が植林下の道なのですが、下のワサビ田ではこの日一番とも云えるお花の撮影大会になり、最後の最後まで楽しい一日でした。

Hgさんをはじめ、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。また機会がありましたら、その時はよろしくお願いしますです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.04.18

桃見をかねて大栃山

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(大栃山・・・花鳥山一本杉より)

もうほとんどバレバレでしょうが(笑)、日曜(04/17)は恒例となっている甲府盆地の桃見。3年ぶりに大栃山を訪れました。

ちなみに桃の花は山麓でちょうど満開。花鳥山の桜は残念ながら散っていましたが、桃以外にも様々な花が咲き乱れ、その絢爛な様子は何度訪れても言葉になりませーん。(^^)

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(大栃山北尾根・北東尾根合流ピークにて)

今回は道場から△698.4mを通って大栃山に突き上げる北尾根を登路にとり、3年前と同じく北西尾根を辿って花鳥山一本杉(地形図でいう花鳥ノ杉)へ。そしてお花見をしながら八代の中心部まで歩いてきました。

北尾根は地形図を見てもわかるように緩急緩がハッキリしており、間(800m~1200m)の露岩混じりの急登はなかなかしんどかったです。とはいえ、藪は少なく、上に上がればあとは大栃山まで快適な稜線漫歩といったところでなかなか楽しかったです。

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(大栃山北西尾根上部にて)

大栃山山頂は以前に比べて辺りの灌木が成長して展望がやや悪くなっていました。特に富士見のために切り開かれた南側が顕著で、確か前は座って富士見ができたのに今は立たないと見えない状態です。

山頂がそんな感じだったのでほとんど素通りして西に降りた広い鞍部で休憩、というか暖かいこともあって二時間近く呑気に昼寝してました。でも西側はそれぐらいに気持ちの良いところではあります。

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(大栃山北西尾根下部にて・・・芽吹き始まる)

で、あとは整備されている北西尾根を降りるだけと思っていたのですが、以前は分岐となるピークには必ずあった道標が一部なくなっていました。しかも下部では藪がはびこるようにもなっているので、このルートもある程度地形判断のできる人向けの登山道になってしまったようです。

とはいえ、上部から中部にかけての快い雑木林は変わらず。梢越しに桃色に染まった甲府盆地がチラチラ見えるのも私が好きなところです。

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(花鳥山一本杉附近より・・・バックは金峰のはず・笑)

下りついた花鳥山一本杉は祭りが終わり桜も散ってしまったせいでしょうか、それなりに人出はあったものの、想像したよりは少なかったです。

附近を散策した後は竹居へ・・・と思ったんですけど、16時台のバスが土日運休になっていたので栗合か八代に出ないといけない・・・ということで今回はバスの時間が若干早かった八代へ出ました。

林道とか舗装路とかの歩きは基本的に苦手なんですけど、甲府盆地はちょっと別。周囲の高山を見つつ、盆地の高い所から低い所を見下ろしながら歩くのはなかなか気持ちの良いもので、ここに関していえば花がなくても苦痛にならない珍しい所かも知れません。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>

・・・・・☆・・・・・☆

あと一つ、リンクの追加です。

FYAMAが潰れてしまったせいでしょうか(笑)、うちのページにもちょくちょく遊びに来てくださるba_sobuさんがとうとうBlogを開設されました!

青空に雲が光る
http://1203.air-nifty.com/_aozora
 

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2005.04.10

猟期明けて・・・ようやく日原

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(サクラはサクラでも ふさざくら・・・日原林道にて)

日原の長~~~い猟期が明けて、待望の日原入り。今回は天祖山南東尾根とも云える二軒小屋セド尾根を登路にとって久しぶりに天祖山を訪れました。

ちなみに二軒小屋セド尾根とは赤石尾根の西となりの尾根。修正前のエアリア('03以前)で赤石尾根と誤記されている尾根がそれに当たります。

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(二軒小屋セド尾根中部にて)

まぁ、取付があの位置ですので(笑)今回はこれまた久しぶりに日原林道を終点近くまで延々と歩いたんですけど、その非常に苦手な林道歩きが意外や意外・・・・・

歩き出しから林道端にはフサザクラやキブシ、ダンコウバイ、アブラチャン、ネコヤナギ、ヤシャブシ?、アセビ、カツラなど道中は 木の花花花 といった状態。特にフサザクラは盛りすぎ~盛り~咲き始めとまんべんなく見られて、サクラはサクラでもフサザクラのお花見をしてきた感じです(フサザクラとサクラは別物だけど)。

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(天祖山直下にて)

おかげでのんびりペースになってしまい、今回は二時間半近くかかってようやく取付に。

さっそく尾根に取付き、出だしの自然林に気を良くしていたら間もなく植林にぶち当たり、あとは植林に雑木林が混じる状態が山頂直下まで続きました。お陰で藪は少ないものの、東の枝尾根群に比べると趣という点では今ひとつと云った印象です。

でもこの尾根を歩いたお陰で、天祖山の良いランチスペースを見つけることができたのは収穫でした。(^^)

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(水源林巡視路・・・孫惣谷右岸側の桟道)

あとは表参道を下ったのですがそのまま八丁橋へ降りるのでは面白くないので、今回はハタゴヤの分岐で東の孫惣谷側へ延びている水源林巡視路を歩いてみました(昔<山道>の標識があった道)。

道はいきなり登り勾配で始まったので心配しましたが、↑の桟道を過ぎると一気に下りに転じ、予想通り採石事務所の下で孫惣谷林道に出ました。

寄り道したお陰で全く予想だにしていなかったハナネコノメにも逢えたし、孫惣谷林道も日原林道同様、木の花の道。ミツバツツジも咲きだし、辺りの山肌も芽吹きが始まりうっすらと緑ががって春本番といった様子で、今回は山よりも林道歩きの方が印象強かった珍しい一日でした。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>

・・・・・☆

あと久しぶりにリンクの方、2件追加しました。

お二方ともFYAMAでご一緒させてもらった方で、FSHIZENのSYSOPをされているアルプさんはともかく、これからFYAMAでご活躍されていた方がぞくぞくとサイトを開かれるのではと思っております。

山の交差点(アルプさん)
http://mtcross.web.infoseek.co.jp/

山 と バス(ゴン太さん)
http://fyama-gonta.cocolog-nifty.com/

・・・・・☆・・・・・☆

あとリンクの方、もう一件!
Hgさんやかずさんのページでもおなじみのシマダさんのページです。

SHIMADA'S TREKKING
http://members.goo.ne.jp/home/shimada_yama/
 

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2005.04.03

ミツマタ求めて屏風岩山へ

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(みつまたばっちし v(^^)・・・屏風岩山東尾根下部にて)

まずはTYAのSさん、ありがとう。<(_ _)>
ということで、土曜(04/02)は恒例になりつつあるミツマタ目当ての丹沢入り、屏風岩山です。

去年、ミツバ岳から屏風岩山へ抜けた時、確かにミツマタは凄かったんだけど平日でもかなりの人出で、これはちょっとヒネらないと・・・という印象だったので今回は道志側から入って、シャガクチ丸北尾根~畦ヶ丸~屏風岩山東尾根とコースを組んでみました。

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(シャガクチ丸北尾根にて)

登りのシャガクチ丸北尾根は行きがけの駄賃というか、地図を見ると最短で県界稜線に上がれそうなのでこの尾根にしたのですが、これが結構な藪尾根で、稜線へ上がるのに一時間もあればの思惑は大きく外れて2時間近くかかる始末。

当初はかなりナメていたので、短いけれどこんなオレでも西丹沢の端くれだぁ~と主張している感じ。シャガクチ丸に飛び出した時は全身埃じゃなくて花粉まみれになっていたので、今回は正直尾根が短くて助かりました。

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(畦ヶ丸直下にて・・・アセビは開花直前)

稜線に何とか上がった後は、畦ヶ丸~大滝峠と辿って屏風岩山へ。

道中、アセビを多く見かけましたが、蕾がほとんどでお花は来週以降でしょうか。登山道の自然林も佳かったんだけど、それより畦ヶ丸より南の稜線の西側の自然林がなかなか良さげで、ランチもそんな緩斜面でとるほど。

そおいや去年もランチは屏風岩山西側の自然林でとったし、この辺りが今回歩いてますます気になってます。

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(屏風岩山東尾根にて)

んで、屏風岩山に上がるとやはりというかパーティさんが休憩中(いろいろ恵んでもらいました <(_ _)> )。そして東尾根に入ってミツマタを探しながらのんびり降りていると、今度は60人ほどの大パーティが追いついてたり、予想通りかなりの人出。

ちなみにミツマタは上の方ではまだ蕾が多く降りるにつれ徐々に咲いているのに出会う感じで、尾根下部で丁度バッチリでした。(^^) ちなみにミツバ岳の方は7分咲きということで、ミツバ岳から屏風岩山の稜線は来週末が見頃になりそうです。

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(なんとなくおまけ・笑)

おかげで今回もミツマタの花に香りに触れることができて大満足だったのですが、実は帰りのバスが大変で、私が乗った大滝橋ですでに満杯。それでも後から後からお客さんを乗せていったんだけど、丹沢湖でとうとう積み残しが発生し、バス会社との連絡や谷峨での乗り降りで渋滞はないのに新松田まで一時間半以上かかりました。

私はうまく機転を利かせて席を確保できたのですが、バスの中は荷物にハイカーにとその様子はオーバーじゃなく地獄絵図といった感じ。私自身も疲れたしのんびりビールも飲んでいないので、帰りは秦野から特急で帰ってしまいました。前にも云ったかも知れないけど、小田急ではのんびりビールも飲めない(笑)。丹沢は登山口に出るまでが鬼門です。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>

・・・・・☆・・・・・☆

あと04/04から土曜onlyですけど、三ヶ木から月夜野で接続している道志方面の長又行き富士急バスが、07:50発と20分近く繰り上がります。月夜野での待ち時間が減るのはもちろん、御正橋にも8時半には着くので、時間が繰り上がって乗れなくなった吉田廻りのバスの代替にもなりそうで、とりあえずは嬉しいお知らせでしょう。

しかし、毎年4月の富士急バスのダイヤ改正は毎度のごとく縮小改正の嵐なので、他の地域がどう変わっているのががかなり気になるところです(特に大月地区)。私も順次チェックするつもりではおりますが、みなさまにおかれましては気がついた箇所がございましたら教えてもらえるとたいへんに嬉しいです。
 

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