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2005.01.31

牛ノ寝通り スノーハイク (^^)

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(狩場山山頂・・・ここにも新しい標識)

・・・でした~。昨日(01/30)は。

積雪時に牛ノ寝通りの東部(大ダワより東)へ行くとなると、今までは葛野川沿いの中風呂から西原峠~佐野峠~奈良倉山~松姫峠と辿って牛ノ寝通りに入るのが常でした。

が、おととしに上和田行きの始発バスが一時間繰り下がってしまったお陰でこのコース取りが実質無理になってしまい、今は北面の小菅側から入らなければいけない。とはいえ北側は当然の事ながら雪が深いので、さてどおしたものか・・・と悩みに悩んだ末、苦し紛れにヒネり出したのが今回歩いたコースです(笑)。

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(大マテイ山附近にて)

んでコースはというと、辺りで一番リーチの短い狩場山北東尾根を登りにとり、牛ノ寝通りでまったり雪遊びしたあと、鶴寝山北尾根を降りる、というもの。

結果からいうと今回の所は正解。稜線への上り下りでクラストした雪に若干手こずりましたが、狩場山北東尾根は意外なめっけもんだったし、牛ノ寝通りでは雪も程よく締まって絶好のスノーシュー日和でした。

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(鶴寝山附近にて)

ちなみに牛ノ寝通りで積雪は20~60cmといったところ。ここは誰も来ていないだろうと思っていたら、意外や先週つけられたと思われる坪足トレース(松姫~大ダワ~小菅?)に、松姫峠往復と思われる単独の方が入っていました。

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(本当の鶴寝山??小永田浅間)

牛ノ寝通りは季節問わずいつ歩いてもいいんだけど、今回みたいに雪の上を軽快に歩けると本当に楽しいですね。

お陰で上では無雪期並の時間で歩け、しかも一本前のバスで帰れたり(!)と今回の所はうまくいきました。でも、ここは雪の状態いかんでは上へ上がっただけで終了、って事も充分あり得るので、今後も雪の牛ノ寝行きには大いに悩まされる事になりそうです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.01.23

創研山 or 湖西峰??

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(三度目にしてようやく・・・創研山より)

山歩きの記録倉庫(ちなみに去年の12月分アップしました!)を見てもらえれば少しはわかってもらえるかも?なんですけど、御坂主稜はここ2年ほど花々の咲く春から盛夏にかけての訪問が大半を占めるようになり、冬場の訪問がめっきりと減っています。

ということで新年から奥多摩・秩父づいていたので昨日(01/22)は御坂主稜で雪遊び。久しぶりに創研山(湖西峰・1428m)から王岳に行ってきました。

ちなみに創研山とは王岳南尾根上に聳える岩峰で、実は周囲から見ても明らかにそれとわかる存在感を示しています。それゆえ展望に優れた山であることは容易に想像がつくのですが、過去2回の訪問では天気にことごとく裏切られ、好天の時にいつかきっと・・・と心の中で誓っていたのです。

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(まろやかな王岳・・・創研山より)

んで、快晴に近い好天に恵まれた今回は↑↑この通り。(^^)
この辺りの展望は見慣れていたはずなのに、山頂に飛び出した瞬間思わず声を上げてしまうほどの展望・・・青木ヶ原樹海の広がりの奥に富士が聳え、南アも北岳以南全て、そして周囲の天子や鬼ヶ嶽も立派・・・とその周囲の見え方のバランスの良さが絶妙でした。

個人的な感想ながら北側を除いた展望では御坂有数とされる雪頭ヶ岳を凌ぐ、と思います。とにかく風が吹いていなければここで止めていたかもと思ってしまうほどです。

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(王岳直下のブナ林)

今回は創研山で目的の半分以上を果たしてしまった感じですが(笑)、あとは尾根伝いに王岳に上がり、鍵掛峠を回って根場に戻りました。

積雪は王岳までと鍵掛峠から下は10~40cm、御坂主稜は30~70cmほどで西入川ルート(山頂に小さい手製の道標がついていた)から来たと思われるトレースがついており <(_ _)>、主稜からは北アも見えて今回はまったりスノーハイクを楽しんだというところです。

でも、さらさらの雪って気持ちいいですね。とにかく服を通して感じる雪の感触にいつもゾクゾクしてしまいます。冷たくなければず~っと寝っ転がっていたいぐらい。なので、わざとコケたりして主稜筋に変なトレースがついているかもしれませんがご容赦のほどを・・・(笑)。

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(御坂主稜・・・鍵掛峠への道すがら)

あと創研山山頂には<湖西峰>と書かれた手製の小さい標識がつけられていました。この標識、噂によると近頃御坂のマイナーなピークに方々取り付けられているようです。

しかし、創研山も名前としては怪しいんだけど湖西峰って・・・琵琶湖ですか?(笑) まさかよそ者である一ハイカーが勝手に名づけたんじゃないでしょうね~。私も調べてみるつもりですが、この名前の出自がわかるまでは私としては<創研山>の方をとるつもりです。とにかくこの辺りに詳しい方がいらっしゃったらご教授頂けると非常に嬉しいのですが・・・。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.01.18

ようやく・・・雪の雲取山

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(雲取山山頂・・・まっさら)

ここまで雪が降っちゃぁねぇ・・・結局我慢できずに今日(01/18)は二年ぶりとなる雪の雲取です。

無風快晴な絶好の好天。そして小雲取山の手前からはトレースもなく、雪の雲取独り占めな最高の一日でした。(^^)

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(行きしな・・・まっさら)

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(避難小屋から・・・一条のトレース)

近年、雲取は歩き初めに歩いていたのですが、ここ2年ほどは雪も少なく、まともに雪の降らなかった去年に至ってはとうとう歩かずじまいだったので、雪の雲取は丸2年ぶり。そしてこれまた2年前に購入したスノーシュー、石尾根初見参でもありました。

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(帰りしな・・・二条のトレース)

ちなみに積雪は鴨沢から堂所までが10~40cm。ブナ坂までが~50cm。石尾根稜線は~100cmほどで、石尾根に上がってからはトレースが薄くなっていたのでスノーシューが大活躍。登りも楽だったけど、下りはマジで楽しく!(特に小雲の下り)ひとり歓声をあげながら降りていました。(^^)

いや~、スノーシューはホントに楽しいですねぇ。本当は八ツや東北辺りで遊びたいんだけど、それなりの雪が降れば南関東でだって充分遊べる。今日の雲取は奇跡的にスペシャルだっただけなので、今度は普段から静かなところで遊べたらいいなぁ。。。
 
・・・・・☆

あ、今回はREPは書かないですから。悪しからず、です。
 

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2005.01.10

またまた秩父・・・大平山

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(大ネド尾根985m峰にて・バックは大持山)

2週連荘で秩父なんて何年ぶりでしょう!今週も秩父に入り、今回はこれまた長年放置してあった大平山の東尾根??ともいえる大ネド尾根を歩いてきました。

大ネド尾根のあの等高線の広がった緩くて長い尾根はマッタリできそうで私好みの尾根なんだけど、天目山林道のあの酷いつけられ方を見るまでもなく、この辺りは深い所まで植林の手が入っているのでなかなか食指が動かなかったのです。

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(大ネド尾根中部にて)

でも、実際に入ってみるとこれがこれが・・・まずは985m峰の雑木林に囲まれた地形図通りな広いピークにほくそ笑み、やがて現れる素敵な自然林にひとり歓声を上げる始末(笑)。1100m附近から当然のごとくスズタケが現れますが、これだけ佳い自然林に逢えれば藪こぎだってルンルンです。(^^)

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(大ドッケからの尾根の合流点)

藪は大ドッケからの主尾根を合わせるとグッと楽になりますが(以前に比べても薄くなっている)、今度は雪に倒れたスズタケが行く手を阻む感じで、結局雪まみれというか気温が高くてびしょ濡れに。

しょうがないので大平山の山頂ほとんど素通りして大クビレに降り、作業小屋の脇にズボンやら手袋やらを干して昼食を作っていたら、猟師さんが林道から(!)上がってきてビックリ。

でもいろいろな話をしたり、火を焚いてくれたり、施しを受けたり(笑)、思いもかけず楽しいひとときを過ごすことができました。<(_ _)> <(_ _)> <(_ _)>

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(大平山山頂)

あとは七跳山にあがって縦走路を東へ行き、ハンギョウ尾根を降りて日原へ。下山時には一時的に雪も降ったりして、なんとも変化に富んだ楽しい一日でした。

今回歩いてみて、大平山の核心は中腹にあり、ということを改めて確信しました。上下を植林に挟まれるなんて山にとっては不幸な?事かもしれないけど、このことさえ押さえておけば大平山ではまだまだ遊べそう・・・ということ。おかげでいろいろプランが浮かびました。(^^) (^^) (^^)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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今度はごまドレ!

キューピーやオヲハタのCMは、昔から統一されたイメージでつくられており、とにかくウマいんですけど、そんなたらこのCMで私自身アッと言わされたキューピーさん。またやってくれました!

気になる方はこちらをポチっとな!

今回はなんと原マスミさんです。この歌声を聞いてもらえれば どこかで聞いた事がある と思われる方も多いでしょう。(^^)

CM音楽やライブはマメにやっているんだけど、ことアルバムになるともう17年も出ていません。こちとら<夜の幸>の時のインタビューで「5年(夢の4倍と夜の幸のインターバル)待たさない」っておっしゃたのを信じていたのに・・・。

とにかく今年はいろいろと動きがありそうなので、そろそろお願いしますよ~。
 

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2005.01.04

大血川から酉谷山へ

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(酉谷山山頂・・・今年一番乗りかも??)

今年のお正月は麗らかな好天が続きますね。
昨日(01/03)は毎年の事ながら酒漬けの体に喝を入れるべく、今年の歩き初め。干支の山でもある酉谷山へ秩父側の大血川から入りました。

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(大血川分岐直下にて)

歩き初めと言うこともあり、この日は一番のレッドアローに西武秩父から大血川まで長駆タクシーを走らせるというブルジョアぶり(笑)。出だしの東谷林道からヒトのトレースはなく、積雪も酉谷山まではおおむね30cm以下で、終始新雪をさくさく踏み分けながらの心地よい歩みが続きました。

道自体は流石に急です(長沢北面の中でもこの辺りは一番急峻)。しかし道標こそ無いに等しいものの道は明瞭で、注意の必要な分岐にはしっかりとマーキングあり、慣れた人なら問題ないと思われます。上部のスズタケも少々被さるぐらいで、昔に比べるとこちらも勢いがすっかり落ちていました。

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(小黒附近にて)

どうしても樹間越しになってしまうんで写真はないんですけど、北側の展望も良好で、両神山は当然のこと、八ツに浅間山、上信越の山々に谷川、日光連山とこれまた久しぶりにクリアな姿と対面できたのがこの日一番嬉しかった事でした。

個人的に、なんですけど、長沢背稜-都県境尾根を境にして南関東・北関東と勝手に分けている理由が実はこの展望。それに北関東の花というイメージのあるアカヤシオがこの稜線附近で境というのも、そんな符丁のような気がするのです。

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(ヨコスズ尾根上部にて)

結局スムーズに行って酉谷山へはエアリアの時間通りに到着しました。が、山頂には誰もおらず・・・というか小屋へ下りだしたら人間のトレースがなかったので、おそらく今年一番乗り??かもしれません。これはちょっとラッキーかもです。(^^)

あとは別荘(笑)でお昼とり、一杯水経由で東日原へ下りました。縦走路は積雪も20cm以下で歩きやすかったのですが、意外だったのが一杯水からヨコスズ尾根の中部まで。膝ぐらいの吹きだまりを次々乗り越える感じで、短いながらも少々手こずりました。

酉谷山に着いた時にはタワ尾根でも・・・とちょっと思ったんだけど、こんな様子だと行っていたら最終のホリデー快速には乗れなかったでしょう。普段ならまぁいいんだけど、正月の夕方というのは本当にさみしく、寒さが身に沁みるので長時間バス・電車を待ちたくないのです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2005.01.02

雪の力というか・・・

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(大蔵高丸南西尾根より大谷ヶ丸)

明けましておめでとうございます。
今年もみなさん無事に山歩きができることを心より祈っております。

・・・・・☆

新年初めての記事なんですが、去年のことです(笑)。

ええと、去年の歩き納めで歩いた大蔵沢ルート。
3年前に南西尾根を歩いた時からずっと懸案だったんですけど、実行がここまで延びたのには訳があったりします。

理由は↑の写真を見てもらうと瞭然?で、要は大蔵沢とその支流な米背負沢の堰堤や林道などの開削が激しいからです。

とにかくこの一帯、本当に味気ない。

でもさきに歩いた時は降雪直後の好天。雪がその傷口を覆ってくれる形となり、妙な好ましさすら感じました。魔力とまでは云わないけど、雪にはそおいう力もあるんだなー、としみじみ思ったのです。

あとこの日気がついたのは、↑の写真の左上の白いライン。これも林道でなんと米背負峠直下まで延びていました。トンネルで大鹿沢と繋がるのもそう遠い将来ではないようです。

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(こりが白岩??)

あとわからないのが、大蔵高丸南西尾根1453m峰の少し南から、西へ延びている枝尾根に記載のある<白岩>のこと。

↑上の写真は途中の露岩帯(10mぐらい?右へ捲き気味に下る)なのですが、めぼしいのはこれぐらい。でも正直全く自信がありません(笑)。もしご存じの方がいらっしゃったらご教授頂けると嬉しいのですが・・・。
 

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