2004.12.26

東丹沢、楽しいワ (^^)

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(龍ヶ馬場東尾根上部にて)

土曜は(12/25)約1年ぶりの東丹沢入り。
例によって普段は行けない(^^)塩水橋から竜ヶ馬場東尾根~丹沢山~瀬戸沢の頭~堂平の周回コースを歩いてきました。

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(東尾根下部にて)

竜ヶ馬場東尾根とはキュウハ沢と四町四反ノ沢(手沢)に挟まれた尾根の事で、この尾根に取り付くには先ず尾根末端の四町四反ノ沢出合に出なければいけないのですが、出合までゴルジュを連ねるキュウハ沢の河床歩きはちょっと無理がある。

ということで、今回はキュウハ沢出合から三角沢ノ頭(寿岳)への尾根を登り、しばらく上がったところで四町四反ノ沢出合へ延びる枝尾根を下降して出合に出るという大高捲きルートをとりました。

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(東尾根中部にて)

実はこの東尾根、地図を見る限り尾根は短いし、針葉樹記号も多いのでさほど期待していなかったんだけど、ところところが・・・のっけからアセビに立派なツガ(針葉樹記号はこの事だった!)の連なる落ち着いた佇まい。

そしてアセビにシロヤシオの灌木帯を抜けると立派なブナ林に変わり、上部では白馬尾根(鬼ヶ岩ノ頭北東尾根)を想起させる一面小笹を敷き詰めた中にブナが点在するプロムナード・・・と全行程自然林の素ん晴らしい尾根。

とにかく想像を遙かに上回る様子に、バカにしてごめんなさいごめんなさい・・・と心の中で謝りながら歩いていました(笑)。

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(堂平にて)

竜ヶ馬場に上がった後は本間ノ頭まで足を延ばして南東尾根を降りるつもりだったのですが、四町四反ノ沢出合へ出るのに手間もかかったし、竜ヶ馬場東尾根が大満足だったので、予定を変更して瀬戸沢ノ頭を過ぎたところで堂平へ降りました。

かの堂平も丹沢随一のブナ林と謳われているだけあって<さすが>の林。ここは雪が降ったらスノーシューで遊んでみたいと思わせる所ですね!

この日は堂平にも寄れて、丹沢初心者の私にとって非常に楽しい一日でした。今回歩いて気になるところも増えたし、また機会を見つけて歩きたいです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.12.12

倉岳山を北面から

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(富士山・・・ギリギリ。倉岳山山頂より)

 山はいくつもの顔を持っている。こちらからの倉岳山の風貌はお世辞にも「蒼空を圧する峻峰」とは言い難いが、それであっても「2流の風貌ではない」と言い切れるのは、北東尾根・北西尾根・北尾根の3本の尾根が山体にアクセントを与えていたからであろう。
(筆まかせさんのREP・FYAMA8番144145より)

中央線沿線の山々によく行かれる方はおわかりの事と思いますが、中央線の車中から見える倉岳山はなかなか立派で、その姿をかたちどる北尾根群はどれも登降意欲をそそられます。ということで土曜(12/11)は本当に久しぶりの前道志。倉岳山でした。

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(倉岳山北尾根にて・枯れた巨樹が多い)

北東尾根は以前に歩いたことがあるので、今回は下畑から458m峰を通って突き上げる倉岳山北尾根を、そして下りは途中まで登山道?のヘソ水コースが通っている北西尾根をとりました。

北尾根は↑上の写真の通り、露岩の目立つやや急な尾根で、立ち枯れた巨樹(おそらく大半がアカマツ)が目についたのが印象的でした。北西尾根合流点の大モミもほとんど枯れる寸前で、これらの木々が元気だったらまた違う雰囲気だったかも知れません。

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(倉岳山北西尾根・ヘソ水コース)

んで、着いた倉岳山頂は陽気のせいかハイカーで一杯。そんな中、南面の日当たりの良い場所を確保して早々にお昼をとったら昼寝、というかぽかぽか過ぎてほとんど爆睡状態。この日はなんか倉岳山へ眠りに来た感じです(笑)。

下りの北西尾根は途中までは登山道??なヘソ水コースが通っており、雑木林の続くなかなか楽しい尾根。ヘソ水コースと分かれても明るい雑木林が続き、藪も北尾根に比べると少なく、いい雰囲気が下まで続きました。とはいえ、さすがに末端は藪くぐりが待っていましたが、知れたものです。

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(倉岳山北西尾根にて)

倉岳山は前道志の最高峰とはいえ標高1000mを割る山なのでどうしても侮りがちになってしまいます。でも今回のようなショートコースでも中身は濃く、非常に楽しめました。

今回で北面の主立った尾根は歩いたとはいえ、この山にはまだまだ気になる尾根がいくつもあります。今後も気が向いたらこれらの尾根を歩いてみようと思いました。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.09.05

大室山のトリカブト

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(やまとりかぶと・・・大室山にて)

先週の土曜(09/04)は、以前から気になっていたヤマトリカブト花期の大室山に行ってきました。

目当てのヤマトリカブトはびったし満開(あとは一割ぐらいのシロヨメナ)。量も想像を遙かに超えていて、あの山頂がこの時期はこんなにたくさんのトリカブトに覆われていたなんて・・・ただただ驚くばかりでした。

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(ブナ林の中、あたり一面 とりかぶと)

とはいえ今回一緒に歩いたba_sobuさんによると、4年前に病気(テングス病??)のせいで壊滅的な状況だったのが、やっとここまで恢復したとのこと。確かに葉のないヤツや黒ずんでいるのも多数あり、まだまだ安心できる状況にないのかも知れません。結局このまま放置するしかないのでしょうが、今後どおなって行くのかも興味のあるところです。

昨日は予報も良い方に外れ一時的に青空も広がったし、早めの行動も功を奏して間一髪雷雨からも逃れられたという、なんとも運の良い一日でした。(^^)

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(ブナの枯木からも とりかぶと)

あと↑のようなブナ大木の枯木も散見され、ダイモンジソウやおそらくイワギボウシも着生?してました。イワギボウシは花を見たかったけどさすがに遅かったようです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.04.01

三椏ミツマタみつまた・・・

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(ミツバ岳から)

かずさんにアドバイス???しておきながら、なっかなか踏ん切りがつかなかったのですが、報告を見たら いてもたってもいられずとうとう行ってしまいました。

お目当てのミツマタは写真の通り、登りだしから下るまでず~っと満開満開で終始ミツマタの香りが漂う山歩き。去年の地獄沢の借りを返して余りあるものでした。今週末でも全然オッケーですよん。(^^)

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(うねるみつまた)

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(みつまたかいどう)

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.02.01

鍋割山と山神峠越え

昨日の目的のひとつは↓コレ。
ウデが悪いんで美味そうに写ってないけど(笑)。

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家からお腹を空かせてきたおかげで、ツルツルっと即完食!
富士や南アを眺めながら頂くなべやきはたいへん美味しゅうございました。(^^)


んで、もうひとつの目的が、先秋臼ヶ岳の帰りに歩きそびれた山神(さんじん)峠越えです。ユーシンへは昔こちらの径路が歩かれていたそうで。。。
ただでさえ崩れやすい場所な山腹のトラバース道だし、エアリアでも○危マークが付いていたりして興味津々だったのですが、実際歩いてみるとしっかりと整備されていて拍子抜けでした。

エアリアでのオドしが効いているのか(笑)ろくすっぽ歩かれていない様子で、終始雪にトレースをつけながらの歩き。道標は完備されており、桟道が二箇所ほど流されかけていてそこの通過に若干気を遣う程度です。
確かに慣れた人向け(特に今のように雪のついた時期は)な道ではありますが、ユーシンからのあのオソロシく長い林道歩きのことを考えると、たまにはこちらを歩いた方が歩きを楽しめるのでは?思いました。まぁ時間が許せばの条件は付きますけどね。。。

とにかく想像以上に明るい雰囲気で、なかなか楽しめました。(^^)

一番気を遣ったのは↓ココかな。。。写っているつららを手がかりにしたら溶けかけらしく、いきなりガシャガシャと崩れだしたのにはアセりました(笑)。

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詳しい?REPはこちらにUPしました。よろしかったらご覧ください。

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