女坂峠越えの古道
(女坂峠の石垣・・・こやつがそもそもの発端)
大沢山から八丁山へ歩かれたことのある方は↑女坂峠を乗越すこの石垣、見覚えがあるのではないでしょうか?
土曜(11/27)は本社ヶ丸にあがったものの、行きがけにタクシーを使ってしまい大幡側へ下れなくなったので、さてこれからどうしようかと思案したところ思いついたのが笹子側の女坂峠みちを探すことでした。
(<逓信>の石標 と ナゾのコンクリ塊)
去年、この石垣の謎を解きたくて女坂峠から藤野木側(御坂町)へ降りたのですが、その時にこの石垣が女坂峠越えの古道の跡らしい事がわかり、いつかは笹子側へも・・・と思っていたのです。
んで去年藤野木側を歩いてみてわかったのは、石垣は枝尾根と枝尾根をトラバース気味に結んでおり、枝尾根で石垣が切れると道はその枝尾根(尾根には必ずナゾのコンクリ塊がある)を伝って降りて、しばらく降りると再び石垣が現れトラバースしていく・・・といった法則らしきものがある、ということでした。
(やはりこんな感じで延びています)
降りてみたところ、結果笹子側も同じような法則で石垣が延びており、やはりこの石垣は女坂峠越えの古道だったようです。
とはいえ古道とは云ってみたものの、その石垣の立派さや用途不明なナゾのコンクリ塊の事を考えると、思いっきり古いものではなくおそらく戦後のもの??のようですが、土曜に見かけた逓信の石標が関係しているのであれば古くても昭和以降??のものと思われます。
この道についてご存じの方、もしいらっしゃったりしたらご教示頂けるとたいへんうれしいのですが・・・。(^^?
| 固定リンク
「【御坂・天子・富士 2004】」カテゴリの記事
- 女坂峠越えの古道(2004.12.01)
- 本社ヶ丸南面周回のはずが・・・(2004.11.28)
- 下部温泉から毛無山へ(2004.10.18)
- 三ツ峠から本社ヶ丸へ(2004.08.22)
- 夏の御坂は花の御坂(2004.08.16)
コメント
石垣・・・というか古道?探し、なかなか楽しかったです。(^^)
行程が短かかったので、これで一日の行程も締まりましたし。
去年もそうだったんですけど、下りだして最初の石垣を見つけた時は「あったーっっ!!」って一人叫んでしまいましたから(笑)。
ホント、いきさつとか事情とかってわかってしまうと不思議じゃないんでしょうけど、ここに関して言えば、思いっきし古くないからこそ却って気になる、みたいなところがあります。
# 誰かご存じの方、いませんか~。
確かに最近はこちらの知らないところで登山道や巡視路が整備されていてガックリ、と言うことも多いですね。あまりに立派だとしばし呆然なんてこともありましたっけ(笑)。
投稿: komado | 2004.12.04 19:24
あの石垣を辿って歩かれたのですね。
で、写真のように 延びていたなんて。
そのいきさつとか、事情とか 分かってしまえば不思議じゃないかもしれないけど、山のなかで、えっというような もの見つけて、それを 追っかけてゆくっていうの、ミステリアスというか ロマンチックな 感じがします。 素敵ですね。
石垣とか 古道とか すごいすごい、ぼさぼさに寂れたところの石仏やお宮など、大正明治、もっとそれ以前の人々が通っていたのか・・・なんて 想いが深まります。
でもね、さいきん やになっちゃうのが 意気込んでせっせと稜線にでたら、裏からすごい新しい道がやってきていて、ピッカピカのアンテナが立っていること、まま、あるんですよね。これも時代デスカ。
例の石垣の (やはり。こんな感じでのびてます)の写真、見られて 嬉しかったです。
ba_sobu
投稿: ba_sobu | 2004.12.02 16:11