« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »

2004.10.31

そろそろ10000・・・

041031.JPG
(10/24・鷹ノ巣尾根にて)

う~ん、今週末は天気が悪かった上に所用が重なりお山はお休みになっていまいました。すでにこちらでも掲示板でも云っているけど、今週末だけは晴れて欲しかった・・・。(ToT)

まぁごくごく個人的なゴタクはともかく(笑)、当サイトのカウンターがそろそろ10000も間近になってきています。もお何遍も云っていますが、開設してからわずか十ヶ月ちょいで大台に乗るとは開設当初はまったく想像すらしていませんでした。

山のサイトで1万を超えてるサイトなんてそれこそ腐るほどあるけど、奥多摩や中央線沿線の低山の、しかもその上、個人的な趣味に走りまくったバイアスのかなりキツいページなのに・・・掲示板に書き込んでくださる方々やメールをくださる方々、そしてあまたのROMの方々・・・これだけの同好の??士がいたことに正直驚いています。

そしてそれらの反応が私のページを続ける<力>にもなっています。
これからもみなさんのお力をお借りして、ごくごく地味にではありますが、花のひかりをできる限り続けていけたら・・・と思っています。

みなさん、ほんとうに ほんとうに ありがとう。
 
・・・・・☆

「とにかく続けてゆきたい。徹底して続けてゆく事。
今迄も僕はかなりわがままにやってきたけど、今迄続けてこられて、良いメンバーに恵まれた事は本当に幸せだったと思う。
とことんやっていきたい。」

成田 彌宇(LIBIDO) 
 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2004.10.25

錦繍の日原

b041025a.JPG
(鷹ノ巣尾根・八丁山附近にて)

やれ色づきが悪りぃとか文句云いながらも、紅葉が高いところから低山に移るとやはり日原へ足が向いてしまいます。そんな訳で日曜(10/24)は鷹ノ巣谷・巳ノ戸沢(谷ぢゃないよ)をめぐる尾根をぐるりと回ってきました。

b041025b.JPG
(ネズミザス尾根にて)

歩き出しは曇り。石尾根にあがると今度はガスに風と、天気には恵まれませんでしたが、なんと下りで晴れてくれたのにはビックリ。もしかすると小川谷や天祖山辺りはそこそこ晴れていたかも知れません。

ちなみに紅葉は1200m以上が見頃で石尾根稜線はおそらく盛りを過ぎているような気がします。(ガスっていてイマイチわからなかった)

b041025c.JPG
(カラ沢尾根上部にて)

登りのネズミサス尾根は植林少なく雑木・自然林が主の尾根で、なんでもっと早く歩かなかったのだろう・・・と思わせる意外や歩みの楽しい尾根でした。

石尾根に上がったあとは鷹ノ巣山へ足を延ばし、鷹ノ巣尾根・巳ノ戸尾根を下降。鷹ノ巣・巳ノ戸尾根は久しぶりでしたが随分歩きやすくなっています。紅葉も盛りの上、このあたりで晴れてきた事もありなかなか楽しめました。こちらはカエデやツツジなどの赤系も多く、しかもきれいに色づいていたのが嬉しかったです。

b041025d.JPG
(鷹ノ巣尾根上部にて)

実は何も考えずに思いつきで歩いたこの日のルート。が、人里に近いにもかかわらず植林をできるだけ避けられるルートでもありました。こういうふうにうまくいくとなかなか気分のいいものです。(^^)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2004.10.23

イヤな感覚

周期の長い横揺れが長時間続く・・・これは遠い場所で強い地震がある時の揺れ方なので、もの凄い胸騒ぎがしてTVをつけたら、やはり新潟(中越)で・・・

しかもあとの余震も強い。

新幹線も脱線したらしい。

震源地附近はかの集中豪雨もあった場所なのでなんと云ったらいいのか・・・

この感覚、いつから身に付いたのだろう。
とにかく本当にイヤな感覚だ。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.10.18

下部温泉から毛無山へ

IMG_2895.JPG
(ふじさんデカっっ(笑)・毛無山より)

計画を立ててから早半年、ようやく予定と天気がバッチリあって行ってきました天子の最高峰・毛無山。

天子山地と言えば個人的にはツーリングの際に立ち寄った思親山ぐらいで、御坂とお隣さんとはいえほとんど未知の山域ですが、最初に訪れるならやはり毛無山、そして天子の最高峰に敬意を表して下部温泉からの登降にこだわりました。

IMG_2870.JPG
(五老峰<ごろぼう>手前の露岩)

とはいえ、下部温泉の駅附近だと標高は220~240mぐらいで毛無山の標高は1945.5m。山は低山の範疇に入るというのに標高差は1700m越える少々ハードな行程で、日中の行動を考えると10月いっぱいがリミット。なので先月からず~~~っと天気を見てはヤキモキしまくっていたのです(笑)。

ルートは毛無山北の大ガレの頭(1904m)で二分し下部温泉駅近くへ延びる二つの長大な尾根で、登りは五老峰(1618.8m)経由な雨河内川南側の尾根をとり毛無山へ。そして毛無山北西尾根たる雨河内川北側の尾根を下りにとりました。

IMG_2918.JPG
(大ガレノ頭-毛無山の最低鞍部附近にて)

全行程通して意外や藪は少なかったです。しかも下部温泉から五老峰へはマーキングにトラロープも張られ、どうやら整備途上??の様子。藪も全くなく、ここは一番しんどい箇所だったので正直助かりました。

ちなみに登り5時間、下りは4時間30分弱(スムーズにいっても!)で実働もおそらく9時間に近い久しぶりのロング。本当は毛無山東隣の最高点(1964m)にも寄りたかったんですけど、下りで余裕を持ちたかったので泣く泣く割愛。でも下りは3時間半あれば・・・の予想が大きく外れたので、割愛したのは結果正解でした。

IMG_2936.JPG
(毛無山北西尾根・1190m峰附近にて)

紅葉は1800m以上で見頃と言った具合ですが、やはり色づきはイマイチ。でも、こんな好天だとそんな色でもそれなりに映えますね。低いところの紅葉、これからどおなるんだろうなぁ・・・。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.13

3連休なのに山はお休み

IMG_2828.JPG
(日陰名栗峰・東の肩より鷹ノ巣山)

・・・になってしまいました。しっかしこの秋はここぞという所で天気が悪い。(-"-;) まぁ天気が悪いのはしょうがないんだけど、とにかく予報が外れまくっているので最近は自分で予想して行動していたりします。

 山歩きの記録倉庫の9月分をアップしました。
よろしかったらご覧ください。

 あと、その山歩きの記録倉庫のGeocities版のテスト運用を開始しました。とりあえずは無料サイトの使い勝手を調べてみる為のものですが、できたら将来的にはそちらの方へ移したいと思っています。まぁそうなるにはいろいろと課題もあるので当面はDTIの方がメインになります。

 最近、クロスケ(ツキノワグマ)出没のニュースが毎日のように流れているせいか、クマ出ますかー?みたいなメールを頂くようになりました。ちなみに私のクロスケに対するスタンスは<こちら>を見てもうらうことにして、絶対にクロスケに会いたくないのなら、鳴り物を持参するとか、パーティで歩くとか、アヤシイ所へは足を踏み入れないとか(冗談じゃなくて)、いろいろ対処の仕方はあるはずです。ちなみに脅すようでアレなんですけど、今秋に入ってすでに一度某所で出くわしてます。

・・・・・☆

しかし、日が経つにつれ週末の天気がだんだん悪くなっていますね~。明日あたり雨マークがつくんじゃないかしらん(笑)。

 
ただ うろたえる

ただ うろたえる

忘れかけたのは

ただ うろたえる

(あぶらだこ/パラノイヤ より)
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.10.07

檜尾小屋跡にて

b041007a.JPG

 今日の朝、私は一人のTをこの小屋(檜尾小屋)に残して単独長沢谷を完渉、長沢脊稜を長駆柴水小屋(雲取山荘)に富田治三郎君を訪れ、帰路を大ダワみちにとり、途中捷路を選んで赤石尾根に入って、直ぐ眼下に見えるこの小屋へ、力限りの
「ヤッホー!」
 をなげかけたものだった。
見ると、小屋の横マミ谷の岸から、薪木を一パイにかかえたTが、驚いた様にこっちを見上げてさかんに声の姿を見付けようとしている。
 新葉をつけたばかりの濶葉樹のこの尾根の中から、一人の人の姿を発見しようとすることはなかなか容易でないと見える。
 私は再び
「ヤッホー!ヤッホー!」
 と続け様にどなると、
 意外、又もマミ谷の岸から現れた、これも一パイの薪木をかかえた一人の痩身の男がこっちを見上げて私の姿を見つけた合図にか、右手をスーと上げて
「ヤッホー!」
 と威勢のいい声で答えて呉れる。
 Tもそれと合点がいったか、声は聞こえぬが二人の様子では私の帰った事を語り合っているらしいことがそれと判る--。
 それから5分とたたぬ内に、私は急崖を下って小屋に入り、今のヤッホーの主、宮内敏雄さんと相対していた。

(宮内敏雄「奥多摩」 の序<真鍋健一> より)

・・・・・・・・ということで

桧尾小屋跡を訪れたのは去年のツバノの枝尾根を歩いた時以来でしたが、今回はちょっとスペシャルでした。(^^)


b041007b.JPG

あと今回も例によって判じもの↑を見つけました。檜尾根の1300m圏のピークで見かけたこの標柱。水源林のではなく、おそらく小雲取出合尾根で見かけたものと同じものだと思いますが、こちらの方は状態が悪く解読不能に近いです。なんて書いてあったかご存じの方、もしいらっしゃったりしたら超リスペクトなんですけどねぇ・・・。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.03

気分爽快の山行き

b041003a.JPG
(唐松谷林道・吊橋附近にて)

いや~、土曜(10/02)はひっさしぶりにきれいに晴れ上がった爽快な天気。前の晩から晴れているせいか朝も気温が下がり(氷川で12℃まで下がったらしい)、奥多摩の藪山シーズンの幕開けといったところでしょうか。

そんな訳で10/02は、石尾根の北面ヤブ支稜で唯一?課題になっていた高丸山北西尾根たる檜尾根を歩いてきました。

b041003b.JPG
(檜尾根にて)

天気が良かったお陰で林道歩きも快調。東日原から取付の檜尾小屋跡まで今回はジャスト2時間。しばし感傷に浸った後(理由は後日に)、目の前にせり上がる斜面に取り付いて尾根上に上がるまでが桧尾根の一番の難所で、あとはスズタケが被るのものの、比較的明瞭な切り開きが高丸山まで続いていました。

その様子は5・6年前のタワ尾根を少々想起させるものがあります。

b041003c.JPG
(日陰名栗峰にて)

で、ヤブを漕ぎ終えるとあの開放的な石尾根の防火帯に飛び出すのが、北面ヤブ支稜を登りにとった時の一つの醍醐味でしょう。(^^) あとは日陰名栗峰へ向かい、山頂でのんびり昼寝(あまりに気持ちよかったので)したあと、浅間尾根を下りました。

b041003d.JPG
(浅間尾根にて)

写真のウデが悪いのでうまく表現できていませんが、木々の緑はすこし緑色が抜けて黄色かがった明るい緑になっています。エナジー溢れる新緑はもちろん素晴らしいけど、紅葉の時期直前のこの緑も少々物寂しいですが、私は大好きです。紅葉の時期はもうすぐそこまで来ているんですね。

・・・・・☆

ちなみに日原林道は工事のため、10/15まで八丁橋で打ち止め。途中で落石があり、おそらくそれが原因?だろうと思われます。来週の3連休、本谷方面に予定のある方はくれぐれもご注意くださいませ。

・・・・・☆・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »