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2004.05.30

下草茂る林

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(御坂主稜北斜面の自然林。節刀ヶ岳への登りしな。)

昨日はお花見を兼ねて久しぶりに御坂主稜を歩いてきました。
思いもかけず好天に恵まれ、終日富士見もできるおまけつき。ツツジは終わりに近く、ツルキンバイ?にサンリンソウ、ユキザサ、マイヅルソウ辺りが目につきました。

御坂はそんな花々も魅力なのですが、この時期に入るとカニコウモリやヤブレガサ、ヤグルマソウ、ユキザサ、トリカブト、テンニンソウ(もちろんレンゲショウマも)・・・などなどの下草が一面に茂り、上に下にとそれこそ新緑のカタマリのようになった自然林もまた魅力だと思っています。

とにかく、これからがお花のシーズン。御坂に大菩薩・・・低山は暑いけど、ほんとうにほんとうに楽しみです。(^^)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>


◆ 久しぶりのおまけ・・・レトロバスに新路線
鍵掛峠から根場に降りたら、農協の前に真新しいバス停があったので、こりはどおいうこと?と思ってバス停を見てみたら何と西湖方面にもレトロバスの路線が新設されていました。ルートは↓こんな感じ(クリックしてちょ)。

retroS

便はだいたい一時間に一本あり、通常の路線バスとはルートが若干異なっています。実際に乗ってみた感想としては、河口湖の南岸沿いを通るのが風光明媚でなかなかよろしい、と思いました。ちなみに根場(農協前)から河口湖駅までは¥610。なぜか富士急のサイトには未だ載っていません(笑)。
 

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2004.05.26

オー!マイキ―

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(The Fuccon Family FFBV-0001 ¥3,129)

4月に復活していたんですね。山に行かなかったおかげで先週の土曜に今更ながら気がつきました(笑)。

去年あたりからCMやバラエティでもちょくちょく見かけるようになったマネキンもの・・・その元ネタがコレだったりします。

とにかく、その設定、そのキャラクター、そしてその話の「倒錯ぶり」が素晴らしい!のです(笑)。ということで、みんながみんな面白がれる番組ではないんですけどネ。

テレ東系で毎週土曜日22:54から放映。新しいDVDも7月に出るみたいで、ジャケは何とトレーシー(!)。わぉ。
 

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2004.05.20

氷川村雲取東京市有林・・・と書かれた標柱

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(標柱で一番ハッキリ残っている「有」の字)

今日は小雲出合尾根(小雲取出合尾根)の下部に人知れず立っている古い標柱のお話です。

初訪の折りにこの標柱を見かけた時は、こんな中途半端な所に立っていた事に驚きながらも、ボロボロだけど標柱は白いし、この辺り一帯が水道水源林なのでコレは水源林の標柱だろうと機械的に判断したのですが、先週再訪してもう一度よく見てみた所、それは間違いだった事が判明しました。

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この標柱が現れる前に見かける東京都の紋章の付いた石標が、「東京市」と刻まれていた事に気がついたのは予兆だったのかも知れません。初訪の折りは標柱に書かれた「雲取」の文字だけはなんとか判別できたのですが、今回はba_sobuさんご夫妻と一緒の事もあり、3人寄ればなんとやらであっさりと解読に成功(笑)。↑のタイトルのように書かれていた事がわかったのです。

いろいろ調べてみると、東京都制を実施したのが昭和18年ということですので、両方とも明らかに戦前のもの。かの「日原を繞る山と谷」にも 尾根の端に東京市の石標・・・の記述があり、もしかすると真鍋氏が見たものと同じものを見ていたのかもしれない、と思うとちょっと感慨に浸ってしまいますね。(^^)

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ちなみにコレ↑が水源林の標柱。土曜のコースでは雲取東面の捲き道と大ダワにもありました。一度見てもらえれば あぁ、これか!ってわかってもらえると思うので・・・
 

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2004.05.16

新緑の日原・・・Part3

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(大ダワ林道にて)

今週も・・・です(笑)。珍しく3連荘になっちゃいましたぁ。(^^ゞ
今回はba_sobuさんご夫妻に車を出して頂いて(!)、日原最奥部をのんびりと歩いてきました。

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(小雲出合尾根にて)

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(小雲出合尾根にて)

思わぬ??好天にも恵まれ、広葉樹の新緑は真っ盛りでそれは見事したが、個人的には↓のダケカンバの芽吹きが一番目を引きました。

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(だけかんばの芽吹き。小雲出合尾根1628m峰にて)

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(二軒小屋尾根にて)

そんなに長くないコースだし、15時頃には下山完了だろうと思っていたら、毎度の事で(笑)下山したのは結局17時を回っていました。この辺りへ行く場合、普段はイヤでも徒歩2時間がプラスされるので今回はとにかく余裕を持って歩けた、というのが個人的には一番嬉しかったです。
いつもながらお二方にはなんとお礼を言って良いやら。。。<(_ _)>

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.05.09

新緑の日原・・・Part2

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(件↓の滝谷右岸の緩斜面・・・シオジ平??)

土曜(05/08)は予報から天気のいい御坂にしようかなと迷いましたが、やはり今週も日原になってしまいました(笑)。

この日は昨秋歩いた小川谷右岸上段歩道の「その先」の探索がメイン。
東日原から3時間かけて去年引き返した地点にたどり着き、そこから少し先へ足を踏み入れたら、そこはなんとシオジやサワグルミなどの立派な木々に囲まれたそれこそ「シオジ平」と呼びたくなるような素晴らしい場所でした。

昨秋は一番の核心を逃していたのか~という悔しさもあったのですが、だからこそ新緑真っ盛りの頃に訪れる事ができた訳で、まぁ天の配剤といった所でしょう。(^^) 虫さえいなければもっともっとゆっくりしたかったです。

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(かつら)                (かえでの類)

で、結局上段歩道は滝谷に降りた所でおしまい。そこは二俣で右(本流)のすぐ上には「下ッ滝」という20mの立派な滝がかかっており、思わぬ滝見も楽しめるおまけ付き。あとは上段歩道を戻り、材木小屋尾根の枝尾根から篶坂ノ丸に上がってタワ尾根を下降しました。こちらも新緑の盛りで、沢のみどりに尾根のみどりも楽しめた素晴らしい一日でした。

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(篶坂ノ丸附近にて)

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(人形山の大みずなら)

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2004.05.06

昨日のお買い物

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(河野 寿夫 著  1999.02 白山書房  ¥1860)

今年のGWはイマイチ天気に恵まれませんでしたね。そおいう私も公私ともに忙しく、山行きは結局05/02のノーナギ尾根だけでした。

昨日(05/05)はせっかく予定が空いたのに、あの天気ではイマイチ山へ行く気にもなれなかったので、都心へお買い物。結果、256MのCFと4バンドの携帯ラジオ、そして↑の本が収穫です。

この回想の秩父多摩は5年前に出版されたもので、山の本を滅多に買わない私は、この本も今まで ず~~~~~っと 立ち読みで済ましてきたのですが(笑)、昨日はなんとなく購入してしまいました。

内容は40年ほど前の秩父や日原、そして大洞や滝川流域など奥秩父主脈北斜面の話で、出た直後からとにかく熱心に立ち読みしていた本です。私が3年前にバラクチ尾根を歩いたのも実はこの本の影響でした。読み物としても資料としてもなかなか佳い本だと思っています。

そして、もう一つ買い「そう」になったのが、関東・越後の避難小屋114という避難小屋のガイド本で、2年前にでた東北の避難小屋144(こちらは出版直後に即購入)の関東版といった所。

避難小屋といえば、最近はキレイになった所が多いものの行ってみないとわからない、といったある種ギャンブル的な要素(不安や楽しみ??)があって、小屋の印象がその山行きの印象をも左右してしまう事もままあると思います。そおいう意味でもこの本のありがたさがわかる人は多いのではないでしょうか? まぁ、こちらはそのうち買いましょう(笑)。

そおいや、久しく避難小屋でまったりしてないねぇ。。。(ボソ)

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2004.05.03

新緑の日原

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(孫惣谷・御供所附近にて)

新緑の時期を待って日原に入りました。
歩き出しは曇っていましたが、11時頃からだんだんと晴れてきて午後はほとんど快晴。曇っている時も楽しめたけど、やっぱり晴れると新緑は映えますね~。

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(孫惣谷・梯子坂窪にて)

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(長沢谷・岩茸谷出合附近にて)

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(ノーナギ尾根から天祖山の尾根を振り返る)

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(水松山中尾根にて)

帰りの孫惣谷では新緑と西日の色とが相俟って萌えるというか・・ホント燃えるような感じでした。この時期の日原はやはり外せません。コースを選べば人に会う事もありませんし。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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