久しぶりな春の阿夫利山
(阿夫利山直下・芽吹き始まる)
みなさま大変ご無沙汰しておりました。諸事ありまして丸三ヶ月山行きが空いてしまいましたね。
久し振りなので今回は軽めに、ということでかつて早春に通っていた阿夫利山を13年ぶりに訪れてみました。
(アカネスミレ)
朝の上野原はハイカー以外にも母親?とおぼしきご婦人連で溢れていて、えらく盛況だなあ、、、と思っていたら、どうやら高校の見学?会??だったようです。
そんな人々を横目にバスで秋山へ。道中は新緑にお花とこの時期は山間の集落も素晴らしいんです。徐々に標高を上げると徐々に緑も薄くなる。そんなコントラストを楽しめるのもこの時期ならではなんですよねぇ、、、!
(ゴルフ場を介して神野方面)
(タチキランソウ)
まずは神野から林道をてくてく歩いて金波美峠を目指します。この道は長らく課題となっていた道ですが、なにせ林道ですから歩く気が起きず、今のいままで放置してきたルート。
でも実際歩いてみると、林道に面しているゴルフ場側に柵壁等の障害物がほどんどなく、ゴルフ場に植えられた桜は満開。山側ではアケビやグミ、キブシ、クサギ、クロモジなどなど木の花も咲き出して、明るく華やかともいえる道のりだったのは意外でした。とにかく山歩きの雰囲気をこわさない道ですよ。ココはっ!
(林道をなおも行きます)
(金波美峠)
林道をてくてく歩き、金波美トンネルの手前まであがったところでようやく登山道に入ります。
ひと登りで稜線に飛び出し、そこが見覚えのある金波美峠でした。調べてみたらここは丸15年ぶり。西の神野側を指す道標も健在でした。
(阿夫利山へ向かいます)
(芽吹きが始まった雑木林が美しい)
稜線はうっすら芽吹きが始まった感じ。雑木林の明るい尾根の様子は以前と変わりないですね。(ウリカエデ)
お花はボチボチ。野の花はタチツボスミレのみ。あとキブシもわりかし残っていましたか。
(タチツボスミレ)(北尾根ピークより三本杉・甚之函山)
北尾根のピークは以前からこんなに展望がよかったかなぁ??(笑)ここまで来れば阿夫利山はもう間近です。
(阿夫利山のあたり)
意外や意外、阿夫利山には先客さんがいらしたので、先のゆるいところを見つけてランチをとりました。阿夫利山以北ならそういう場所には困らないとわかっていましたからね。
一段標高を下げるせいか、木々のみどりは徐々に濃くなり、ミツバツツジがちらほらと目につくようになります。
(ミツバツツジの花付きが良好だ)
この日の白眉はやはりミツバツツジでしょう。花付きがかなり良好でした。
今年のツツジは、、、かなり期待できるのではないでしょうか?わくわくしますねぇ!
(井戸沢ノ頭)
(金剛山手前の岩場)
井戸沢ノ頭からは素直に金剛山経由で降りることにしました。
ミツバツツジは金剛山手前の岩峰の辺りも見事な咲きっぷりで素晴らしかったです。
(金剛山)
あとはお気楽に富岡へ降りるだけだと思っていたら、、、ぬあんと最初の分岐に道標がなく、まずここで判断が求められる上に、そこから先の地形が結構トリッキーなことに今更ながら気がつきました(笑)。
まぁ明瞭な参道が通っているから道を辿れば問題ないのですが、仮に道が通っていなったらはここは相当慣れていないと下降が難しい箇所だったんですね。それがわかったのが今回歩いて最大の収穫だったかも。ホントに。
(尾根末端・こんな開けてたっけ??)
うまく尾根に乗ったらすいすい下って、じきに開けた尾根末端に飛び出しました。
初訪の折りも下っているのですが、実はココの記憶がまったくありません(笑)。ここも丸15年ぶりなんですけどね。当日の写真は残っているのですが、この辺りは撮っていないのですよ。。。