2018.09.01

常念山脈の末端部を歩く 2

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(翌朝は松本平も安曇野も雲の下)

まぁ星見をしていた事もあったんですけど、リラックスできてた方が大きかったのでしょうか?翌朝は見事に寝坊して、目覚めたのが5時前。あわてて準備をし、20分ほどで小屋を後にして歩き出しました。

昨晩も朝はそんなに気温が下がっているように感じなかったのですが、なんと小屋周辺の背の低い草は霜がついていてビックリ!高山帯とはいえど8月というかお盆に霜を見るのは初めてですよ。

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(朝の大滝山荘)

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(なんと霜が!)

南へひと登りすると三角点のある大滝山の南峰で、ここも周囲が開けているので最後の展望でも・・・と思っていたら、なんと稜線の東は雲海が!前の晩まで見えていた松本平や安曇野は雲の下。

これならまずは北峰に寄るべきでした。でもでもこの山行きは夏山で見られるものの大半が一泊で見られて、本当にラッキーでした。

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(南は富士に甲斐駒~塩見の稜線)

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(行く先の稜線の奥に乗鞍・御嶽)

これから下るばかりなので、南峰で最後の展望を心ゆくまで楽しんだら先を行きます。

しばらくは稜線の東側が開けてましたけど、まもなくにシラビソの樹林帯に突入。ひんやりとした黒木の森を楽しみながら、そしてちょっと捜し物をしながら?静かに歩く感じでしょうか。

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(中村新道・シラビソの樹林帯を往く)

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(槍見台・しっかりしてました)

捜し物の方はだめかなー、とちょっと諦めかけた頃、周囲のシラビソの木で組んだとおぼしきヤグラが現れると、それが槍見台でした。見た目は怪しそうでしたけど(笑)実際登ってみるとしっかりしてたので上まで登ると、をを!これは偽りなく槍見台だ。

ということでここで槍穂の稜線を眺めつつ、朝のおべんとを頂きました。

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(これは明神見晴らしより)

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(コメツガが多くなってくると徳本峠は近い)

おべんとを食べたらなおも先を行きます。槍見台から40分ぐらいで出た、明神見晴らしという所でも少し展望が楽しめます。

その見晴らしを過ぎるとコメツガが増えてきて、徳本峠へ向けて急降下。じきに小屋のある峠に降り立ちました。

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(徳本峠・テント張りっぱなしなのは・・・)

決して広いとは言えない鞍部にテントが張りっぱなしなのは、往復で5時間はかかる霞沢岳へ行かれているからでしょう。そしてテン場は想像よりは広いイメージ。でもテントの張られ方を見ると週末は大混雑してるのも頷けますね。

峠で少し休んだら、上高地には絶対に近づきたくないので(笑)、当然島々の方へ下ります。

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(明るい詰めの樹林帯)

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(センジュガンピ)

島々谷の道はもちろん初めて。この道は松本から上高地へ出る有名なクラシックルートでもあるので、一度歩いてみたかったのです。

最初は明るい沢の詰めをつづら折れに下り、水場を過ぎた辺りからトラバースに変わると、道はまもなく島々谷沿っていくようになります。

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(渓畔林が美しい)

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(シナノキの巨樹)

この道、特に上部の白眉はなんといっても渓畔林の美しさ。トチにカツラの巨樹はもちろん、驚いたのはシナノキが多いこと。丹沢では稜線で見かける木ですよ。

そして沢沿いというのは湿り気がある分瑞々しくて、少しホッともしますね。

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(すでに10km近く歩いてるんですけどねえ。。。汗)

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(岩魚留小屋の大カツラ・幹廻り10mはありそう)

道はしっかり整備されており、歩きづらい箇所が一部ありましたけど、慎重に行けば問題ないレベル。

そして行く先を塞ぐように立つ巨大なカツラが見えると、その先が岩魚留小屋でした。小屋は残念ながら荒廃が進んでおり、もう復活は無理そう?な感じにも見えましたけど。。。

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(小屋は荒廃が進んでいるよう)

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(沢に沿って道が続く)

小屋から先は道もよりしっかりして、歩きやすくなります。

滝や廊下を交えつつ、徐々に水量が増えていく島々谷を見下ろしながら歩くのは本当に楽しいです。そして何度か渡り返しがあるのも良いアクセント。往き橋、戻り橋と曰くありそうな名前のついた橋の由来も気になりますね。

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(両岸が迫っている箇所は桟道ができている)

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(島々につきました)

そんなキモチの良い歩きも二俣まで。二俣からは林道歩きが待っていて、ちょっと嫌な気分にもなりかけましたが(笑)、一般車通行止めのお陰で意外に気持ちよく歩けました。

でも林道歩きよりしんどかったのがせせらぎの湯までの道のりで、梓川を渡ってから700m戻るのが(!)かなり堪えました(笑)。おかげで帰りはタクシー呼んじゃいましたよ。まぁ幸運続きの良い山行きができたから、気分は最高に良かったですけどね。

・・・・・☆
   
◆ 2018.08.19 (Sun)   晴
大滝山荘 05:20- 大滝槍見台 07:05/07:30- 徳本峠 08:55/09:05- 岩魚留小屋 10:35/10:45- 中間点 11:30- 二俣 12:20- 島々 13:45- せせらぎの湯 14:15
 

せせらぎの湯 ¥510

タクシー(せせらぎの湯~新島々駅・迎車) ¥1680
 

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2018.08.25

常念山脈の末端部を歩く 1

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(常念岳と秋の空)

せっかくのお盆休みもアレではさすがに終われません。。。運良く週末の天気が良さそうだったので、それに賭けて何とか歩けたといったところでしょうか。はあ。

ということで先週末は北アの常念山脈で未踏だった蝶ヶ岳以南の稜線を歩いてきました。

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(ゲートから20分ほど歩いてようやく三股にでました。)

先週末はお盆前半の鬱憤を晴らすかのような安定した天気、というか空も、空気もすでに秋のような天気で、気分が良くなったのか?前の晩のムーンライト待ちの間に松本をお散歩したら、豊科からタクシーに乗る頃には眠くて眠くて眠くてどうしようもない状態。どうしよう。。。(笑)

じきに着いた三股は林道の崩落で駐車場の700m手前から歩き出す形になっていて、駐車スペースも少なくなっているので、マイカーの方は注意の程を。ちなみに自分の足でゲートから三股まで20分ほどでした。

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(黒木の林をぬけるとそろそろ・・・)

三股からは本格的な山道に変わり、道も急になりますが、想像よりも楽に歩けます。いや、体力的な話ですよ。実際は眠くてふらふらしながら歩いていたので。。。

とりあえず平坦なまめうち平まで我慢しようと思ってなんとか辿り着いたら、やっぱり今の時期ですのでハイカーが多くて、寝るスペースが全くない!途中でみかけたベンチも急な登りとあってどれも狭いし、、、

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(もうここまで上がってる!)

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(イワオトギリ)

このままでは本当に行き倒れてしまうので、苦し紛れにア○ノバイタル飲んでみたら、案外効きますね。なんとか動くようになったので、ふらふらしながらもせっせと登っていくと、じきに黒木林を抜けて、周囲が開けてきます。

高山らしい光景にテンションも上がって何とか行けそうだと思った頃、ちょっとしたお花畑に出て、そこが大滝山との分岐でした。ここから蝶ヶ岳までは一投足です。

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(蝶ヶ岳山頂)

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(ヒュッテの奥には右から大天井・野口五郎・水晶が頭を出す)

ということで歩き出しから4時間かからず蝶ヶ岳に着いてしまい、これなら朝一番の電車でも・・・と思いかけたものの、前夜から動いたからこその楽しみも多かったので、それは言うまい(笑)。

この天気ですから山頂からの展望は申し分なし。でも眠くて眠くてそれどころではなかったので、寝るスペースを見つけて、バタンキュー。

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(西側は槍穂の稜線)

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(南は右から前穂・焼岳・霞沢・乗鞍・御嶽)

でもね山でのお昼寝って、なんでこんなにキモチの良いものなのでしょうかね?結局二時間近く寝ており、目が覚めたのはお昼前。

この日の行程はおとなりの大滝山までなので、まだのんびりできるんだけど、さすがに上高地の方からハイカーが続々と上がってきたので、先を行く事にしました。

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(大滝山への道はお花畑の中を行く)

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(ミヤマアキノキリンソウ)

分岐に戻って大滝山へ向かうと、ここから人がグッと減ります。

道沿いに続くお花畑はすでに秋の花に変わっており、例年なら雪解け直後のお花も少しは残っているんだけど、この暑さではしょうがないですね。ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウあたりは室堂でも見られませんでしたから。

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(オヤマリンドウ)

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(こんな池も多い)

大滝山への道は、↑↑こんな池も多くて、森林限界の境界を上下しながら歩けるところも楽しい。

池にはオタマジャクシがたくさん泳いでいたけど、この寒さでどうなることやら。。。

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(イブキトラノオ)

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(大滝山が意外と近くておどろいた)

蝶から大滝山まで最新のエアリアだと105分だったので、そのつもりでいたら、一時間ほどで大滝山の北峰に着いてしまいました。これなら朝一の電車で・・・(笑)。

ならば小屋でのんびりしましょう、とすぐ先の小屋へ降りたら、小屋番さんが不在だったので、戻ってくるまで北峰で待つことにしませうか。。。

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(大滝山荘・佳い小屋でした)

一時間ほどしたら小屋番さんが戻ってきたので、ようやく手続き。北アにあって珍しく宿泊者の少ない小屋とあって、お一人で切り盛りされていたのでした。

この日の宿泊者も10人に届かず、おそらく超満員と思われるお隣の蝶ヶ岳ヒュッテの事を想像すると天国のような小屋ですね。おかげで本当にリラックスできましたよ。

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(ビールを飲みながらまったりしたり・・・)

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(天の川と穂高・うまく撮れました)

ビール飲みながら稜線をぼーっと眺めたり、同宿の方達とお話したり、そして夜は星空を楽しみ(流星もちょこっと見られて興奮した!)、おかげで忘れかけていたものをいろいろ思い出させてくれた一夜でした。

「命の洗濯」とはこういうことをいうのかもね。

 
・・・・・☆
  
◆ 2018.08.18 (Sat)   晴
林道ゲート 05:25- 三股 05:50- まめうち平 07:10- 蝶ヶ岳 09:05/11:55- 大滝山荘 13:15
 
タクシー(豊科駅~三股登山口) ¥6000
 
大滝山荘(一泊二食) ¥8500
ビール(ロング缶) ¥800
ビール(ショート缶) ¥600
水(2L x 2) ¥400
 

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2018.08.17

裏劔へまた行けず・・・

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(日の出直後の別山と真砂沢)

もーのっけからグチっちゃうけど、安定しまくって暑すぎた夏もお盆は通常運転ともいえる不安定な天気(笑)。一応出かけてみたものの、結果室堂一泊二日の往復になってしまいました。。。

そのせいかどうかわからないけど、今回室堂へ直接行ける夜行バスに乗ってみたら人が少なくてチョー快適!これはいいな。空いていれば(笑)。

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(雷鳥沢へ下る道・人だらけ)

やはり客足は嘘をつきませんね。着いた室堂は予報が外れて無情の雨。とはいえ初日は真砂岳までの予定なので二時間ぐらい待っていたら、雨が上がったのでようやくスタート。雷鳥沢の道は人が多過ぎ。大走りに入ってようやく落ち着いた感じです。

賽の河原の広々とした様子が好ましいなと思いつつ登り始めると、じきにガスの中。だけならいいのですが、この頃から附近でゴロゴロ鳴り出して、なーんかイヤな予感。。。

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(大走りの導入部・なかなか良さげでしたが・・・)

登るにつれ明らかに音が近づいているので、慌てて歩を進めていると、とうとう結構な近さで落雷!その後は徐々に遠のいてくれましたが、恐怖に震えながらほうほうの体で小屋へ逃げ込んだのでした。

この日のお宿、内蔵助山荘は綺麗で良い小屋でした。ただその後もズッとガスり続けて、楽しみにしていた流星群も見られず凹むような天気でしたが、同宿の方達に救われました。天気が良くないと必ずこういうパターンになりますね。

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(まさか日の出が見られるとは!)

ということで翌朝もガスで期待してなかったんですけど、日の出が見られそう!との声が飛んで慌てて外に出てみると、ガスが徐々に抜けてる!そしてじきに夏山らしい光景がようやく広がって、それだけでもう声が出ません。。。

この瞬間というのは何度見ても良いものだけど、今回は天気がよくなかったので喜びもひとしおです。というか夏山らしい光景を見られてホッとした、というのが正直なところだったかも。

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(ライチョウもおった!)

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(内蔵助カールの雪渓)

朝は晴れてくれたけど、この先も天気は良くないので、今回の所はじゃなくて「も」裏劔は諦めて室堂へ戻る事に(涙)。

とはいえそのままでは二時間くらいで室堂へ着いちゃうので、前の立山行きの時に気になっていた内蔵助カールへ寄ってみました。

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(静かで良さげな道でした)

途中雪渓を横切る箇所が少々危なっかしいモノの、30分弱でカールに到着。広々として良いところだあ!静かだし。でもまたガスり始めていたので雪渓で遊んだだけでしたけど、できたらもっとゆっくりしたかった。

本当はここからなおも延びる内蔵助平~黒部ダムへ下る道を下りたかったんですけど、お次の小屋のキャンセルをしなければいけなかったので、下れなかったのも少々心残りでした。

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(チングルマの綿毛)

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(真砂岳は行きも帰りも・・・笑)

内蔵助平から小屋に戻り、真砂岳へ登り返すと、着いた山頂はまたまだガスの中。

あとはこのままガスの中を歩くのかなあ・・・と少々落胆しながら昨日登った大走りを下り始めます。

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(トウヤクリンドウ)

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(大走り・ガスが晴れてきた)

でもその予想は良い方に外れて、下るにつれ徐々にガスが晴れてきて道の全貌が見えると、緩やかで伸びやかに延びる道は明らかに自分好みの道。

足下には雷鳥沢のテン場が見え、あそこはこんな感じなのかと興味津々。右手には雷鳥坂の意外な急さに驚き、そして焦れったいぐらいに姿を見せてくれなかった大日岳も、ようやくその全貌を見せてくれて、今回の所はもうこれで満足でございます。。。

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(賽の河原・雷鳥沢のテン場が一望)

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(ミヤマリンドウ)

真砂山から一時間ほどで賽の河原へ降り立ったら、実はここから室堂へ登り返しをしなければいけないのがしんどい所。とはいえあの人の多い道を登り返すのはまっぴらごめんです。

そこで目をつけていたのが、雷鳥沢から一ノ越への直登路から途中で分かれて室堂山荘へ抜ける道の存在。ちょっと遠回りになるけど下りしなで見たところ良さげだったので、そちらを歩いてみる事にしました。

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(賽の河原からの道の好ましさよ!)

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(お地蔵様がいらっしゃいました)

実際に歩いてみると、これが想像以上の素敵な道でした。

2358m峰への登り返しが些かきついけど、人はまばらで、なんといっても室堂平の広々とした高原情緒を心ゆくまで味わえます。もう少し早ければお花も豊富だったでしょう。

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(浄土山の山腹をつづら折れに登り返します)

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(最後の雪渓を横切ると室堂山荘でした)

あっあと室堂山荘へのつづら折れも若干しんどいかも。でもこの登りでは乗りものオタにとってちょっと興味深いところもあって、楽しみは尽きません。

そして直上に見える一ノ越~室堂の道にアリのように連なるハイカーを眺めながら最後の雪渓を渡ると室堂山荘に到着。ここで劔沢で食べる予定だったおべんとを食べて(涙)、室堂へ向かったのでした。

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(山荘より雄山と一ノ越)
 
しっかし今年は大丈夫だと思ったんですけどねえ。。。裏劔は自分にとって完全に鬼門になってます(笑)。実は白馬連峰を縦走した2013年も当初は裏劔の予定だったのですが、この年も暑すぎて標高の高い白馬に変更した経緯がありました。

いつになったら歩かせてもらえるのかしら、裏劔。。。
 
・・・・・☆
  
◆ 2018.08.13 (Mon)   雨 後 霧
◆ 2018.08.14 (Teu)   霧 後 晴

 
内蔵助山荘(一泊三食) ¥11000
ビール(ロング缶) ¥800
ビール(ショート缶) ¥600
お茶(PET500ml) ¥400
 

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2018.07.03

六十里越より浅草岳へ・ヒメサユリの径

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(丸10年ぶりのヒメサユリ・ほぼ満開でした)

今年はお花が二週間早く進んでほとほと困っているのに、関東は早くも梅雨明けとは。。。といいつつ遅くなりましたが、先先週(06/24)は日帰り遠出で、夏のお花を見に11年ぶりに浅草岳へ行ってきました。

今回は未踏の六十里越からのルートを歩くのが目的。となるとコレを日帰りで行くには、浦佐駅から長駆タクシーを飛ばすしかありません。でももっと時間がかかると思っていたら意外や9時前には歩き出せて、この時点でこの日の勝負はついていた感じです。

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(稜線下部のブナ林)

さすがにヒメサユリの季節。登山口には車が溢れていますが、ここからの浅草岳は長躯になるのですでに皆さん出払い済み。おかげで静かに歩けるのもラッキーでした。

林下には雪で根元の曲がった木々、花はすでにないもののユキツバキのつやつやした葉が懐かしく、ワクワクさせてくれます。じきに道が左へ直角に曲がるところに出ると、そこはすでに県界の稜線上。ここから稜線歩きの始まりです。

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(タニウツギ)

ひと登りで開けた反射板の平地に出ると、目的地の浅草岳はまだまだ遠い存在。周囲に咲いている木の花はサワフタギにタニウツギ。自分にとってはありふれたタニウツギだって嬉しいのですよ。

そして足下にはハナニガナ。サンカヨウはすでに結実しており、今回は無理かなあ。。。

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(この辺りから痩せた稜線歩きが始まる)

登りだしはまだ曇っていたのに、森林帯を抜けるとピーカンに晴れてくれたのは良いんだけど、日差しが強くて、これは日傘持ってくれば良かったかも。(実は持参するかどうか迷っていた)

足下のお花も徐々に増えて、タニギキョウにサワハコベ、ユキザサ、ムラサキゴケ、ミズタビラコ、ホウチャクソウ、コケイラン、ツクバネソウ、マイヅルソウ、イワカガミ、サンカヨウは何とか間に合い、チゴユリはいっぱい。ツバメオモトもお花はかなりお久しぶりでした。そして木の方はウラジロヨウラクがぼちぼち出てきます。

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(アカモノ)

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(道中、ヒメサユリがずっと見られた)

そして南岳を過ぎると、待望のヒメサユリが出てきます。すでに満開。ちょうどいい時に来られて良かった!個人的には飯豊の御坪以来、丸10年ぶりなので喜びもひとしおです。

そしてアカモノ、ゴゼンタチバナが足下を占め、オニアザミ、ツマトリソウ、ミツバオウレンが入れ替わり立ち替わり現れ、ベニサラサドウダン、ナナカマド、ヤマグルマ、と木の花も歩を進めるにつれ徐々に増えてきます。

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(お次は鬼ヶ面山)

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(ゴゼンタチバナ)

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(本当にちょうど良かった!)

この稜線はヒメサユリが想像以上多く、花の香りが風に乗ってほんのりと漂うと、歩みもよりはかどります。

鬼ヶ面山は意外に人が多く、ここまでのハイカーもかなりいる感じでした。確かに浅草岳まで足を延ばすのは少々長いし、ヒメサユリ目当てなら、鬼ヶ面往復のショートコースでもいのかも知れませんね。

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(南岳を振り返る)

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(オノエラン)

オノエランもご無沙汰。緑色のランはキソチドリ辺りでしょうかね??(笑)緑のランは個人的に鬼門なものですから。。。

そして北岳のピークには誰も気にしないコメツツジがすでに咲き始めていました。丁字型でないコメツツジも久しぶりです。でも誰からも相手にされてない感じなのが悲しいねえ。

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(北岳が近づいてきた)

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(ベニサラサドウダン)

北岳から貉沢カッチの間のアップダウンは結構きつそうに見えましたが、歩いてみるとのっけの急な下り以外は案外そうでもなく、歩きの良いアクセントかも。なんとここでヤマツツジが出てきてビックリ。ハクサンシャクナゲ、ツクバネウツギはもしかしたら別の種かも。

標高が少し上がったせいかお花の顔ぶれも少し変わって、ヒメサユリは相変わらずいますけど、ウスユキソウ、カラマツソウ、ミヤマキンバイ、そしてニッコウキスゲ・・・はまだ咲き始めで残念。ヒメサユリとニッコウキスゲが同時に咲いたところが見られるかもー、と楽しみにしていたけど少々早かったか。

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(貉沢カッチの奥には浅草岳)

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(前岳を過ぎると雪渓が残っていた)

貉沢カッチを過ぎると前岳への登りに変わって、強烈な日差しの中せっせと登っていきますが、風のお陰で案外快適で気持ちよいくらいです。まもなく前岳の西を回って乗り越すと、桜曽根の登山等と合流。ここから先は乾いた?頂稜の湿原を抜けていきます。

思惑通りすぐ先には雪渓が残っていて、ここで少々お休み。虫は来ないし風が通ると涼しいし、といい事ずくめのようでいて、実は日焼けしやすく、万が一滑ったらかなり危ないなので、基本は素直に通過しましょう(笑)。

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(オオイワカガミ)

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(コバイケイソウ・咲き始め)

山頂手前の湿原はすでにワタスゲの白い穂(花ではない)がなびいていて、こんな光景を見るのも本当に久しぶりの事。周囲を散策しつつ、しばし眺めていました。

散策を終えたら、すぐ先が山頂。ひと登りでようやく到着しました。

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(湿原にはワタスゲの白い穂がなびく)

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(浅草岳山頂)

13時半となればさすがに人も少なく、結果遅出になったおかげでなにもかもが良い塩梅でした。

すでに霞み始めていたもののまだまだ展望は利いて、目の前の守門。足下の只見川には愛らしい蒲生岳。朝日~杉村の奥には丸山がちょこっと顔を出し、最奥の燧はさすがにこの辺りのランドマークたる存在。駒の稜線の手前にはいまだ未踏の未丈~毛猛が聳えて、そのどれもがもはや懐かしい。

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(歩いてきた鬼ヶ面の稜線を振り返る)

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(コメツツジ)

周囲の展望を心ゆくまで楽しんだら、西の天狗の庭(雪渓あるし・ああシラネアオイ・・・)にも寄りたかったのですが、今回は帰りのタクシーを予約してしまったので泣く泣くカット。そのまま田子倉への道を下り始めます。

この道は自分が浅草岳を繞る道の中で一番歩いている道なので、やはりしっかりと覚えていて、あとは急な尾根道をすいすい降りていきます。

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(足止平)

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(剣ヶ峰より浅草岳を振り返る)

道中お花見しながら降りても、二時間ほどで田子倉の登山口に到着してしまいました。広い登山口には車はもう2台ほどしかいません。田子倉駅はすでに廃止になってしまったので、あとはこの日の山行きをぼんやり反芻しながら、予約したタクシーを待ったのでした。

この時期の雪国の山は自然度高くて、お花も多くて、やっぱり楽しいですねえ!こういうチャンスはめったにないので強行しましたが、行って良かった。たまにはこういう所も歩かないとね。あとはこれまた間が空いてしまっている飯豊もそろそろ・・・と思っております♪
 
・・・・・☆
  
◆ 2018.06.24 (Sun)   晴 時々 曇
六十里越登山口 08:50- 南岳 10:35- 鬼ヶ面山 11:15-(途中休憩20分)- 貉沢カッチ 12:30- 前岳合流点 13:10- 浅草岳 13:35/13:50- 大久保沢 15:40- 只見沢登山口 16:05
 
 
タクシー(浦佐駅~六十里越登山口・小型) ¥13970
タクシー(田子倉駅跡~只見駅・迎車) ¥4020
 

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2018.03.31

弥彦山~国上山・春の花を愛でつつ

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(妻戸尾根で春の花が咲き始めた)

いやぁ自分がこの時期の遠出なんて珍しいでしょ?(笑)単にそんな気分なんで先週(03/25)はちょっくら新潟へ。弥彦山から国上山へ春のお花を愛でつつ、縦走してきました。

今回は朝一の新幹線で燕三条、それからタクシーで弥彦神社に出てからのスタート。なにはなくともまずは新潟の一宮である弥彦神社に参拝します。

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(まずは弥彦神社に参拝して・・・)

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(それからロープウェイに)

さすがに朝早いと参拝者もまばらで、これはこれで良い感じ。参拝を終え左手に出ると、ロープウェイ行きのバスが出る所で、慌てて乗り込み、まもなく乗り場に着くと、ちょうど始発の便が出る形になってました。

ということで山頂駅で準備をして歩き出したのは9時ちょうど。北側にはすでに日本海が見えてるはずなんですけど、空気が霞みまくって海の波がなんとなーくわかる状態。。。

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(頂稜はまだ雪が残っていた)

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(山頂は弥彦神社の御神廟になっている)

頂稜は思いの外雪が残ってて(50cmくらい)驚きましたが、雪があるうちは足許が汚れないので却って有り難い。じきに着く弥彦山山頂の御神廟にも挨拶したら、山歩きはここからが本番。

西へ下ってもしばらくは雪が残っていましたが、妻戸山から妻戸尾根に入ると雪はなくなり、すると春のお花がぼちぼち出てきます。

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(キクバオウレン)

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(間もなく出てきました)

まずはキクバオウレン。それからひと下りするとやはり出てきましたオオミスミソウ。まだ標高が高いせいか蕾が多いけど、これから下る一方なので楽しみ。

そして頭上の灌木帯をみてみれば、マルバマンサクが鮮やかに花を咲かせていて、これも嬉し楽しいみちのり。

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(雨乞尾根の奥には日本海)

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(マルバマンサク)

尾根上部は灌木帯なので展望も良いんですけど、春霞がひどくて日本海がうっすら分かるぐらいの感じ。

でもそれは下るにつれ増えていく、春の花の楽しさの方に目を奪われてしまい、気になりません。

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(ナニワズ)

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(オオミスミソウ・白)

下るにつれ、様々な色のオオミスミソウが見られ、カタクリもぼちぼち咲き始めてきます。

それにしても改めて驚くのが、それらの花花が斜面を埋めるように咲き乱れていること。こんな様子がデフォルトなんて、こっちの人間からしたらある意味怖ろしいことですよ(笑)。

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(オオミスミソウ・白紫)

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(八枚沢登山口の徒渉点)

あと意外だったのが時間的なものもあるのかも知れないけど、人出が意外に少ないという事。これが個人的には一番嬉しかったし、実は角田山へ行かなかったのはそういう理由でもあったりします(笑)。

下部になるとこんとはキクザキイチゲも出てきて、じきに八米沢の徒渉点に着地。ここから雨乞尾根の方へ登り返すのですが、こちらもお花が途切れず、なんとも楽しい登りです。

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(キクザキイチゲ・紫)

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(猿ヶ馬場峠・スカイラインの起点になっている)

雨乞尾根に上がったら、ここから尾根を西へ国上山を目指します。

目の前の雨乞山を越えるとオオミスミソウを見かけなくなり、お花も今までよりは減ってきますが、今度は白に青のキクザキイチゲが所々で彩りを添えてくれます。

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(キクザキイチゲ・白)

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(林道をてくてく歩いて・・・)

国上山への縦走路は一部道標が不備っぽい箇所も見受けられましたが、マーキングもあるのでおそらく問題はないでしょう。

猿ヶ馬場の分岐からは林道を上るのではなく、南の黒滝城址を直接登った方が良かったかな?とは思いました。

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(ニリンソウ)

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(振り返れば弥彦山が大きい)

猿ヶ馬場の分岐からの長い林道歩きも尾根上の黒滝城址西入口まであがればようやくお終い。

ここから再び尾根歩きで、まずは西の剣ヶ峰に上がります。

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(剣ヶ峰山頂)

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(カタクリ)

剣ヶ峰の辺りは雑木林の好ましさも佳かったけど、今回のところはやはりカタクリの多さでしょう!

カタクリの花が道端を埋める様子は圧巻でした。剣ヶ峰を越えると、カタクリにキクザキイチゲも混ざって、より華やかに。カタクリはまだまだ蕾も多く、この週末でも全然いけるでしょうね。

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(道端のカタクリが凄い)

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(キクザキイチゲとカタクリ)

そんな道のりも、林道の来ている最低鞍部に降りるとお終い。

鞍部から国上山への登り返しに変わると、ここでようやくオオミスミソウとの再会!お花はそう多くはないけど、楽しい道のりです。

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(国上山への登りしな)

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(オオミスミソウ・ピンク)

じきに蛇崩からの道に上がると、ここからはさすがに人出も増えて、西へ緩く登り返したら国上山の広い山頂でした。

国上山は西の駐車場から気軽に登れる山のせいか、登山と言うよりハイキング的な人も多かったのが印象的。ベンチが空いていたので少し休憩を取ったら、あとは下山です。来た道を戻り、蛇崩へ向かいます。

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(国上山山頂)

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(蛇崩のあたり)

蛇崩の辺りは慎重に通過すれば問題なく、それよりも登山道が荒れている方が気になりました。まぁハイカーが多い上に、雪の多いところなので、ある意味致し方ないといえばそうなっちゃうんだろうけど。。。

道はちご道の分岐まで降りたら、ここからちご道を西へ登り返します。この辺りの沢道はお花も多く、見上げれば雑木林にはマンサクの黄色がうっすらと周囲を染めて、このあたりのハイライト。おかげさまで今年はマンサクを存分に楽しめた年になりましたよ!

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(ショウジョウバカマ)

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(酒呑童子神社)

最後の分岐であるこもれび広場への分岐を見落としそうになりかけましたが、何とか見つけて無事酒呑童子神社に降り立ちました。神社で道中の無事を感謝したら、お隣にあるてまりの湯へ向かったのでした。

この時期のこの辺りの山は初めてでしたけど、やっぱりいろいろ違いますねえ。。。毎年通う人が多いのもよーくわかります!まぁ自分は毎年とは言わないまでもたまには良いかな、とは思いました。だからこそ雨乞尾根は残しておいたわけだし(笑)。あっあと、この時期の佐渡も課題なんですよねー。
  
・・・・・☆
 
◆ 2018.03.25 (Sun)   晴
山頂駅 09:00- 妻戸山 09:20- 八枚沢登山口 10:20/10:30- 猿ヶ馬場峠 11:20- 猿ヶ馬場分岐 11:35- 剣ヶ峰 12:20- 国上山 13:05/13:15- ちご道出合 13:55- 酒呑童子神社 14:20
  
タクシー(燕三条駅~弥彦神社) ¥4280
弥彦山ロープウェイ(片道) ¥750
てまりの湯 ¥500
タクシー(てまりの湯~燕三条駅・迎車) ¥4110
 

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2018.01.10

八丁池を繞る歩道をくまなく歩く

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(八丁池・全面結氷していた)

今年の初歩きはめずらしくプチ遠出で半年ぶりとなる天城方面。半年前に歩いてその林相が気になっていた八丁池西側の昭和の森を繞る未踏の歩道をくまなく歩いてきました。

半年前はシャクナゲの花期とあってハイカーで混雑していた修善寺からのバスも、今回は客がなんと自分一人だけという閑散ぶり。まさかここまで少ないとは想像してなかったけど、どうやら静かに歩けそうでちょっとわくわく。

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(下り八丁池歩道・ブナとヒメシャラの林)

水生地下のバス停から歩き出し、まずは本谷林道をてくてく。下り御幸歩道の起点から山道に入ります。

のっけは植林下の淡々とした道でしたが、枯れたスズタケが残っていて、かつてはスズがこの辺りの山肌を覆っていたのでしょうね。

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(ブナの巨樹二本)

30分程で下り八丁池歩道との分岐に出たら、ここからは下り八丁池歩道を行きます。そしてここからがお目当てのブナ・ヒメシャラ自然林のはじまり。

時折見かける巨樹ももちろん見事ですけど、茶色いヒメシャラの木が混ざった林の様子はやっぱり新鮮です。ヒメシャラは枝先まで茶色いので、ヒメシャラの木が多い箇所の林冠が赤くなっていたのが印象的でした。

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(ここも見事でした)

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(この巨樹は樹勢がしっかりしていた)

静かで美しい林に次々と現れる木々を愛でながら歩くのは本当に楽しいです。道も落ち葉でふかふかで気持ちいい、というか、これ初心者だと道を追うのが難しいのでは?というレベルでしたので、慣れてない人は要注意かも。

天城もご多分に漏れずシカが増えているようですが、ブナの樹勢は丹沢辺りと比べるとまだまだしっかりしていてホッとします。自分の印象としては10年くらい前の世附の山のような感じ。ただこの感じが維持できるかは??ですけど。。。

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(この道下れば・・・)

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(全面結氷した八丁池)

そんな素敵な林からパッと八丁池に飛び出すのもコース的に良いですね。しかも驚いたことに池が全面結氷していて狂喜してしまいました。そして湖面に雪がうっすら乗った池の様子はちょっと神秘的。

湖畔も先客さんが二人だけと静かで、半年前とはまた違う姿を見られたのが今回の山行き最大の収穫だったかも知れません。

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(アセビの蕾が凄い)

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(下り御幸歩道のひとコマ)

池の畔で軽くランチをとったら、早くも?下山??でお次は下り御幸歩道をその名の通りに下ります(笑)。

この道も素敵な林が続いて楽しい道でしたが、さすがに下りだとあっという間。30分程で朝来た下り八丁池歩道との分岐に降り立ちました。

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(この辺りも素敵だ)

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(本谷歩道・伐採地から展望を楽しめる)

分岐から朝来た道を戻るのではなく、南の本谷歩道へ。こちらは山腹を巻く道で、東京都の水源林巡視路のような道です。林相は道から下が植林、上がブナ自然林。自然と山側を見上げながらの歩きになってしまいます。

しかも途中には伐採跡まであって、駿河湾や南アルプスの展望まで楽しめたのはラッキーでした。そもそもコース的に展望とは無縁と思いこんでましたからねえ。

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(本谷歩道の山側のブナ林が見事だった)

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(水生地歩道との分岐)

そんな楽しい道のりも南の主稜線の日陰に入ると、まもなく水生地歩道との分岐に出てお終い。まだ先を歩きたい気持ちを抑えて、今回のところは未踏の水生地歩道を下ります。

水生地歩道は本谷歩道よりも下の道なので基本植林の道でしたが、道に沿うというか道から見下ろす本谷が滝も多く、意外と面白そうかも。

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(水生地歩道はほぼ植林)

結局バス停に戻ったのは14時過ぎと結果ショートコースになってしまったものの、美しい林に、思いもかけず結氷した八丁池も見られて、佳い山歩きができました。

でもこの山域は林が美しいからこそ、10年前には訪れておくべきだったという後悔が頭をもたげるのはしょうがないのかも。。。
 
・・・・・☆
 
◆ 2018.01.07 (Sun)   晴 時々 曇
修善寺駅 08:15→ 水生地下BS 08:55/09:10- 下り御幸歩道起終点 09:40- 下り八丁池歩道分岐 10:15- 八丁池 11:30/12:00- 下り八丁池歩道分岐 12:30- 水生地歩道分岐 13:15- 水生地下BS 14:05
 

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2017.10.25

錦繍の安達太良山をめぐる

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(ミネカエデの黄葉は盛り・くろがね小屋附近)

前の週に八ツへ泊まりで行ってしまったので、次の体育の日の連休は泊まりはやめて日帰りの遠出をしてきました。しっかし【その他の山域】の連荘なんてかなり珍しい・・・。

ということで紅葉お目当てでもっと北の方、のつもりだったんですけど紅葉の進み具合が意外に早くて、良い機会だから今まで避けてきた安達太良山でも行ってみましょうか!ということで連休の中日である8日に行ってきました。

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(これに乗って・・・汗)

新幹線に在来線を乗りつげばウチからでも二本松には7時台に着くんですね。なので奥岳行きのバスにも間に合うんですけど、紅葉の時期なのでここはタクシーで奥岳へ。最後はやはりというか渋滞にはまりました。

なのでタクシーを降りると目の前にはロープウエイの行列が延びていて!これは相当待つのか?と思っていたら、意外や30分程で乗れたのは木曽駒のイメージが強すぎるのかも。

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(色付きは素晴らしいが・・・)

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(人出も凄い!)

でもでもこの時期の安達太良の人の多さがわかるのは山に入ってからなんですね(笑)。途切れない行列がそのまま山頂へ向かう感じといったらいいのか。

とはいえ紅葉は真っ盛りで本当に見事。こんなに綺麗に色づいた「紅」を見るのは本当に久しぶりの事ですよ!

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(オヤマリンドウ・傷んだのが多かった)

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(山肌を見下ろすと・・・)

早々とガスり始めちゃったけど、見下ろす対岸の山肌も見事見事!もうこっちではこんな色付きはほぼ望めないから。。。

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(やっと乳首<山頂>が見えてきた)

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(山頂より、鉄山方面)

登るにつれ行列もばらけてようやく自分のペースで歩ける・・・と思ったらもう山頂間近。

まもなく山頂直下に着くと、乳首のまわりは凄い人で、当然山頂へ上がるのも行列でした。

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(同じく山頂より和尚山・紅葉が見事だ)

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(とりあえず稜線を北へ行きますが・・・)

山頂から降りたら、お次は稜線を北へ行きます。でも北側ガスガス。それでも沼の平は見ることができて良かったです。

紅葉の盛りは下だし、こんな天気では稜線を歩く気もしないので、すぐ先の矢筈森に寄って今回の所はおとなしく下山することにしました。

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(沼の平・中の道は立入禁止)

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(峰の辻附近より)

下りもかなりの人出ですけど、良い具合にばらけてて自分のペースで下れるので気は楽です。

そして紅葉は予想通り、峰の辻を過ぎてからが本番でした。

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(峰の辻を過ぎてからが紅葉は本番)

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(サラサドウダン)

上部はサラサドウダンやナナカマドの紅葉。

そして下部はミネカエデの黄葉が最高潮!黄色の冴えが感動的ですらありました。

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(錦繍の山肌を見下ろしながら下れる)

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(見上げてもこんな感じ)

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(ナナカマド)

くろがね小屋も大盛況で建物だけ見てきました。

小屋から先の道はほぼ林道なんですね。小屋付近は道がかなり荒れてたけど、小屋のジムニーが荷揚げ?で通ってましたよ。ジムニー最強だな(笑)。

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(くろがね小屋)

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(ミネカエデが見事)

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(色の冴えが違う!)

峰の辻から続いた素敵な紅葉トレイルも、天狗の庭の先でおしまい。あとは林道をひたすらに下る感じです。

自分は林道が嫌いなので旧道を下りましたが、泥濘になっているので足許を汚したくない向きには時間がかかっても林道を歩くのが上策かと思います。

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(くろがね小屋を振り返る)

ということで14時前には下山完了と結果軽い山歩きになってしまいましたけど、今回の所はこれで良いんです。おかげで長らく放置していたく安達太良と東吾妻をようやく繋げる気になりましたので。

  
・・・・・☆
 
◆ 2017.10.08 (Sat)   晴 後 曇
山頂駅 09:15- 安達太良山 10:50/11:30- 矢筈森 11:55- くろがね温泉 12:35- 奥岳登山口 13:40
 
  
タクシー(二本松駅~奥岳) ¥5880
ロープウェイ ¥1000
奥岳の湯 ¥550(ロープウェイ割引)
バス(奥岳~岳温泉) ¥300
バス(岳温泉~二本松駅) ¥500
 

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2017.10.09

南八ツをのんびり周回 2(青年小屋~権現岳~観音平)

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(赤岳と権現岳を結ぶ両線が見えてきた!)

前の晩は未明から星見をしていたので早起きする人が起き出す時間から二度寝して、目が覚めたらすでに6時半。山行きの起床時間じゃないよね、これ(笑)。

でもここはのんびりな人が多く、朝食とってゆうゆうテントをかたづけてもまだ寝ている人もいて、キャンプ場的雰囲気といったらいいのか。ということで8時ちょうどの歩き出し。まずは北の権現岳を目指します。

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(振り返ると編笠と西岳)

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(ギボシへの登りが少々しんどい)

朝は雲一つない快晴。おかげで少し上がって周囲が開けると、富士に南ア、中アに御嶽乗鞍北あの稜線が前日の編笠の時よりもクッキリ見えて気分は上々。

というか少し暑いぞ。でも稜線を抜ける風は冷たいので風が吹けばちょうどいい塩梅でしょうか。

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(コケモモ)

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(登り切るとギボシと小屋と権現の姿がようやく見えた)

ギボシの姿が近づくと急登が続くようになりますが、そう長くは続きません。ギボシはピークを巻いてました。

ただその巻きが少々スリリングですけど、慎重に行けば問題なし。じきに巻き終えるとここでようやく赤岳とそれに続く稜線が姿を現します。キレットはここから見えないんですね。

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(富士がわかるでしょうか?)

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(左から阿弥陀硫黄中岳大同心?赤岳)

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(登った稜線を見下ろす・左端にあるのが青年小屋)

権現小屋に着けば権現岳はもう目の前。思ったより人がいるなと思ったら赤岳からの縦走でしょうか。それでもさほど多くなく、岩コブといった風情の権現岳の狭い山頂は誰もいません。

山頂にお参りしてしばし展望を楽しんでたら他のハイカーがやってきたので、ここで譲る形で一段下のテラスに移って展望を楽しみつつ少々休憩。休憩を終えたらはや下山です(笑)。

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(権現岳山頂・狭い)

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(赤岳からのハイカーが続々とやってくる)

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(こちらの尾根は下りませんよ)

下りはまずはそのまま南の三ツ頭へ向かいます。

この下りがダケカンバやナナカマドの紅葉が盛り、ではありましたけど、色付きは宜しくなく枯色といった感じだったのは想定内。それでも遠目で見れば紅葉には見えるかなあ??

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(ウラシマツツジ)

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(途中のピークより・黄葉は今ひとつ)

朝から続いた周囲の展望を楽しみながらの稜線漫歩も三ツ頭の辺りまで。三ツ頭で最後の展望を楽しみつつ休憩を取ったら、今回は観音平に戻るので甲斐小泉への尾根を降ります。

三ツ頭からひと下りで樹林帯に入ってもしばらくは黒木林だったり展望の楽しめる箇所もあって高山気分を味わえましたが、下っていくうちにやがてカラマツ植林帯の笹道に変わって、あとはひたすらに降りていくのみ。

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(こちらの尾根を降ります)

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(綺麗に色づいたミネカエデはこれぐらい)

カラマツ植林帯の箇所はエアリアで「笹すべり」と書かれていますが、まさにそんな道ですね。カラマツも高い所はぼちぼち色付き始めていましたが、さてどうなることやら。。。

そんな道を一時間程下っていると突然十字路に飛びだして、そこが八ヶ岳横断歩道との交叉点でした。

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(ダケカンバ)

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(笹すべり延々)

あとは横断歩道を西へ行くだけ、当初の雰囲気も雑木が美しく、新緑の時期は良いだろうなあ・・・なんてお気楽に歩いていたのですが、実は観音平は西隣の尾根にあり、その間の谷がけっこう深いんです。

ということは単なる水平移動ではなく、一旦その谷へ降りて登り返す行程なんですね(笑)。エアリアで短い距離なのに45分の設定になっていたのも納得でした。

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(横断歩道を辿って観音平へ)

それでも谷を挟んでの道の状態の落差が激しい感じもしますが、実際歩けば30分ほどで観音平に無事到着。さっそくタクシーを呼んで帰途についたのでした。

2年ぶりのテントは軽い行程でしたがかなり楽しかったです。やっぱりテントはテントで良いですねえ!この秋は近場の泊まりでも久しぶりにやってみたいな、と。(^^)
  
・・・・・☆
 
◆ 2017.09.30 (Sat)   晴
青年小屋 08:00- 権現岳 09:15/09:30- 三ツ頭 10:05/10:30- ヘリポート 11:05- 横断歩道に出る 12:00- 観音平 12:25
 
 
タクシー(観音平~小淵沢駅) ¥3880
 

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2017.10.04

南八ツをのんびり周回 1(観音平~青年小屋)

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(編笠山より・甲府盆地の奥に富士が見える)

いやぁ今年は本当に酷い夏山シーズンで、もう天気が良ければGo!にしないといけないところまで追い込まれて(笑)ようやくお泊まりの山行きができましたよ。

という事で今回は未踏の南八ヶ岳を2年ぶりのテント泊でのんびり歩いてきました。

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(登りだしはカラマツ植林が多い)

テントは2年ぶりの上に今年の5月以降まともに歩いてないので、今回は体力判定を兼ねてのお気楽コース。二番の臨時あずさで小淵沢へ行き(駅舎が建て替わっていてビックリ!)、タクシーで観音平へ上がってからのスタートです。

路駐の車が連なる様子から人出の多さが感じられましたが、遅出という事もあり出だしは至って静か。というか想像よりも人がかなり少なく、快適に登れます。

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(ヤマハハコ)

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(富士は見えるが曇りに近い)

快調なのかエアリアの情報がかなり遅くしているのかわかりませんが、重荷なのに一時間ちょいで押手川に着いてしまったのは意外で、さてここからどうしましょう。

よほど疲れてなければ直接編笠山へ上がるのが常道ですが、天気がイマイチ。でも午後には回復すると見込んでいたので、ここは編笠山へは寄らず、巻道を使って直接青年小屋へ上がってしまいました。

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(天気が良くないので巻道で青年小屋へ)

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(青年小屋テント場の様子)

途中でお腹が減ったのでお昼をとっても歩き出し二時間半で青年小屋に到着。さっそく手続きをしてテン場へ向かいましたが、ここ本当に広いんですねえ!

おかげで張る場所に迷ってしまうぐらい。それでも場所を決めてテントを張ったらあとはビール飲んでお昼寝するだけですよ(笑)。

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(天気が良くなったので編笠山へ行ってみましょう)

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(振り返ると阿弥陀赤岳ギボシ権現)

ふと目が覚めると空は綺麗に晴れ上がり、これは目論見通り!

カメラだけ持ってさっそく編笠山へ向かいます。

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(編笠山より、正面は南ア)

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(西岳の奥には御嶽乗鞍北アの稜線)

一杯飲んだ後の割にはこの登りも快調で、30分弱で編笠山のこれまた広い山頂に出ました。

夕方なので周囲が少々霞んでいるのはしょうがないけど、文句なしの展望。へえ、ここからはこう見えるのか!特に南アの甲斐駒よりも北岳の方が端正に見えるところが面白いというか妙ですね。

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(左には蓼科山も見えますよ)

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(夜のテン場の様子)

ということでしばし展望を楽しんだら、小屋に戻ってお酒飲んでまた寝ます(笑)。いやね、今回は星空を楽しみたかったからテントにしたのでした。空は明るめですけどそれでも十二分に楽しめました。そのおかげで翌朝は相当遅くなりましたが。。。(笑)
  
・・・・・☆
 
◆ 2017.09.30 (Sat)   晴
観音平 09:40- 雲海展望台 10:20- 押手川 10:55- 青年小屋 12:10/15:25- 編笠山 15:40/16:00- 青年小屋 16:20
 
 
タクシー(小淵沢駅~観音平) ¥3250
青年小屋(テント) ¥600
ビール(ショート缶 x2) ¥1000
 

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2017.06.10

自然林を愛でる天城山脈縦走

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(アマギシャクナゲ・盛りは過ぎていたが見事)

またまた更新が遅れてしまいましたが、先週末(06/03)は一月ぶりの山歩き。ちょこっと遠出して、天城山脈を縦走してきました。

天城縦走というと大抵は万三郎の方からがセオリーのようなんですけど、そもそも百名山の上に盛りは過ぎたとは言えアマギシャクナゲがまだ見頃となれば人が多そう。なので午後なら人は減るだろうとみて、今回は修善寺駅から天城峠BSに出て、スタートしました。

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(天城峠)

こちらの方もそれなりにハイカーがいたとは言え、20人といなかったでしょう。のんびりストレッチをして歩き出せばしばらくは本当に一人旅でした。

BSからひと登りでかの有名な天城隧道(旧道・ここも初めてでした)で、そこからもうひと登りすると天城峠。隧道以前の人が越えた峠は西の二本杉峠のようですが、ブナの大木が点在する周囲の林の様子にまずはビックリ。

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(すごいヒメシャラだ)

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(ブナも見事だった)

そして稜線を東へ行くと、次々に立派なブナやヒメシャラがでてきてその林の見事さにまたビックリ。天城の林ってこんな感じだったんですね・・・正直ナメてました。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。。。

地面に下草が無いのが引っかかりますが(以前は下に何が生えていたのでしょうか?)、ブナの樹勢はまだまだしっかりしています。わかりづらい表現ですけど(笑)自分が世附の山に通い始めた頃のような感じのブナ。改めて世附のブナの樹勢の低下が気になりもしますね。

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(巻き道に変わり・・・)

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(本谷川?詰めの緩斜面も素晴らしかった)

そして改めて驚いたのが人の少なさ。道が尾根から巻き道に変わり、淡々と行く箇所は本当に誰もいなくて、心配になるぐらい(笑)。

そんな巻き道が水生地歩道を合わせると、そこから先の本谷川?の扇状地的な源流部の広々とした様子が、地形も林も素晴らしく登りも苦にならないくらい。個人的には大幡川の扇状地を思い出しました。というか林だけ見ればこちらの方が圧倒的に雰囲気は良いのですが。。。

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(展望台より・八丁池と富士)

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(八丁池)

そんな夢のようなな斜面を登り切ると、八丁池口からの林道と合流。ここから人が増えましたが、奥多摩辺りと比べれば知れたもの。まだまだ快適に歩けるレベルです。

展望台でこの日唯一の富士を拝んだら、八丁池に降りランチ。ここは広々とした良いところですね。もっともっと観光地化されたイメージを勝手にもっていたので尚更でした。

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(ヤマツツジ)

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(タニギキョウ)

まだ先は長いので、ランチを終えたら腰を上げて先を行きます。ここから先は稜線上を行くイメージですが、稜線自体が広くのっぺりとしてるので、実際は緩斜面の中を縫っていく感じなのが却って好ましいです。というかここは落葉した冬にこそ木々や斜面を楽しみながら歩きたいな!と。

道は自然林に植林を織り交ぜながら行き、戸塚峠を過ぎると小岳へ向けての登りが始まりますが、急な箇所はそう長くはなく、急斜面を登り切ると再び緩く登る感じになるんですね。なので案外小岳までが長かったかも(笑)。

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(小岳への登りしな)

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(やっと万三郎の姿が見えた)

これまたブナ林の見事な小岳に上がれば、これで先も見えてきました。一息ついたら万三郎へ向かいます。

シャクナゲコースと合流して、山頂へ向かうとまず出てくるのがサラサドウダン。どれもたわわに咲いて凄い花付きです!でも行き交うハイカーでこの花を気にしてるのはあまりいない感じ。。。コレだけ咲いてるのに!

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(サラサドウダン・花付きは良好)

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(万三郎岳山頂)

着いた万三郎岳は木々に囲まれた以外に狭い山頂。展望もないし、人出が多いときハイカーはどこで休憩するのでしょうか?思ってしまいました(笑)。

アマギシャクナゲは万三郎から東へ降りると出てきました。さすがに盛りは過ぎていましたけどどの木も見事な花つき!所用が入らなければ前の週に歩く予定になっていたので、間に合って良かった。。。

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(サラサドウダンでしょう)

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(盛りは過ぎていたけど本当に見事でした)

本来↑↑↓↓こんな感じで当たり年になるのはどこも今年だったハズなんですけどねえ。。。

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(トウゴクミツバツツジも花付きの良さが窺えた)

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(馬ノ背より万二郎岳方面)

万二郎への道のりは途中に岩場もあったりして(まぁツツジ、シャクナゲが咲きますから)、いままでとは違う様子になったものまた楽しかったです。

あと人がかなり少なかったのはもくろみ通り!

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(スノキ)

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(ヤマグルマ)

そんな訳で万二郎に着いても山頂はだれもおらず。ここで最後の展望を楽しんだら、あと天城高原のバス停へ下るだけです。

万三郎から気になってたのは道の荒れ方でしょうか。明らかに人が多い故の。最後の下りはそれが特に顕著で、道が付け替えられている箇所もかなりあり、実際少々歩きづらかったです。

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(万二郎岳山頂)

結局バス停に降りたのは16時台のバスが出た後。最終バスまで時間がありましたが、天気の良さと物珍しさで案外ヒマはつぶせるものです(笑)。万三郎周辺はともかく、そこから西は落葉を終えた冬にでももう一度歩いてみたいなあと改めて思いつつ帰路に就いたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2017.06.03 (Sat)   快晴
修善寺駅 08:15→ 天城峠BS 08:58/09:10- 天城峠 09:30- 展望台 11:30- 八丁池 11:40/12:00- 万三郎岳 14:00/14:10- 馬ノ背 15:05- 万二郎岳 15:20- 天城縦走登山口BS 16:20
 

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