2017.05.13

熊倉山のアカヤシオ、今年は・・・?

B170513a
(アカヤシオ・宗屋敷尾根上部で見頃でした)

歩いたのは5/5なのに更新が遅れに遅れて申し訳ございません。去年が想定外の当たり年だったせいか今年の花付きは?だったので、まぁ良いのではないでしょうか(笑)。

ということでGW後半は恒例の熊倉山へアカヤシオのお花見で、恒例の宗屋敷尾根~聖尾根のコースを歩いてきました。

B170513b
(宗屋敷尾根1003m峰)

B170513c
(1003m峰を過ぎてもまだ咲いた花が多い)

今年はお花もそれなりなので、のんびり一番のレッドアローからのタクシーで宗屋敷尾根の取付に出て(¥3340)スタート。天気は下り坂の予報ながらも朝から快晴で、のっけの植林帯の急登も気分よくすいすいいけます。

今年は久しぶりに涼しいというか二昔前ぐらいの季節の進み方で、1003m峰はお花が終わっていたというより、おそらくお花が少なかったのではないでしょうか?でも足下のイワウチワはまだまだ健在。そこからひと登りすればもう満開のアカヤシオが見られて、しかもそれなりに量もあるのには正直ホッとしましたよ。

B170513d
(1284m峰への登りしな・淡い新緑)

B170513e
(イワウチワ・満開)

とはいえ、今年の特徴は花付きの良いのとほとんど咲いていない木の落差が大きい感じですね。そして1284m峰附近が満開寸前の一番良い状態でした。この辺りで綺麗な状態のお花を見たのは久しぶりですよ(笑)。

1284m峰から1370m圏の岩コブに上がり、ギャップに降りると、そこから蕾も目立ってきたのは意外ではありました。もうちょっと進んでいるだろうという踏んでいましたから。。。

B170513f
(坊主山・小黒・大黒<酉谷山>を望む)

B170513g
(シラカケ岩より)

ということでシラカケ岩からの今年の定点は↑↑こんな感じ。

ぱっと見想像以上にピンクに染まっていたことに驚きましたけど、おそらくあの辺りの花付きが良いのでしょう。ただ全般的にはほとんど花のついてない木も多く、均すと例年より少々少なめといった感じでしょう。そうそう今年は後からハイカーさんがやってきたのにもビックリでした。本当に珍しい!!

B170513h
(稜線はまだ蕾も多い)

B170513i
(三門の広場)

シラカケ岩に着いた頃から予報通り曇ってきたので、軽くランチを取って少し休んだら崩れる前にとっとと下山することにしました。熊倉山までの稜線もまだまだ蕾が多く、先週末の段階ならまだまだ楽しめる所でしたが、更新が遅れてスミマセン。。。

そんな塩梅なので↑↑の三門の広場も周囲は芽吹き始めたばかりの感じ。このタイミングで来たのも久しぶりでした。

B170513j
(ちょうど見頃のタイミングで花が綺麗だ)

B170513k
(1307m峰直下のテラスより)

聖尾根1307m峰附近も花は満開で良い状態でしたけど、やはりこちらも少々淋しいですね。

去年当たらなければ今年は十数年ぶりとなる木の花の当たり年になると踏んでいただけに、自然相手とは言えちょっとだけ残念かも。。。しばらくは当たりの周期がズレた事による変化を楽しむ事にしましょうか。

B170513l
(ヒカゲツツジ・例年並みに咲いてました)

B170513m
(大岩を巻くトラバースの辺り)

久しぶりにちょっと早い時期に歩いたので聖尾根の下りではイワウチワやカタクリがたくさん咲いていて、芽吹きの雑木林を合わせてとても楽しい道のり。

おかげでアップダウンも軽快にこなして、スムーズに聖山(725m峰)に着いてしまいました。

B170513n
(聖山より・・中央やや右より奥の▲が熊倉山)

B170513o
(聖山より下ではヤマツツジも咲き始めた)

山頂の岩コブから下ってきた尾根をしばし眺めて一息ついたら、あとは三峰口駅へ下るだけ。とはいえレンプクソウは先月の大持山で十二分に堪能したので、今回は三年ぶりになおも尾根伝いに下ることにしました。

わかっちゃいたけど、聖山からの下りが相変わらず急でなかなかしんどい。でもそんなところに限ってフデリンドウがこれまたたくさん咲いていて・・・困るんですよ(笑)。

B170513p
(新緑見事な△622.7mへの下りしな)

下るにつて雑木林の緑は濃くなり、そしてヤマツツジも見られるようになり、あの急降下さえなければこちらも悪くないんだけどねえ・・・と思ったりもしながら三峰口へ向かったのでした。

さて今年のアカヤシオは以上のようにそれなりに見られましたけど、次のシロヤシオはおそらく壊滅的ではないのかなあと予想しております。実際はどうなるでしょう。。。
  
・・・・・☆
 
さて・・・最後に今年もしつこく例年と同じ事を申し上げますと、今回のコースは登り下り共に道筋が不明瞭かつ急で、岩場も多く、「地形図とコンパスのみ」で確実な地形判断ができるスキルのある人向けのコース(登山においてGPSを利用する際も、ごく基本的な地形判断スキルのあることが前提のはず)であって、お花目当てでガイド片手に安易に入れるコースでは決してありません。熊倉山は登山道/非登山道問わず今現在でも遭難の絶えない山です(現在、宗屋敷尾根の取付に行方不明者に関する情報を求めている掲示があります)。この点を充分に留意されつつ、自らのスキルを冷静かつ謙虚に判断されて山歩きに臨まれることを切に願います。

ちなみに過去の様子はこちら。参考程度にどうぞ。

2016年 【2016.04.30】
2015年 【2015.05.03】
2014年 【2014.05.03】
2013年 【2013.04.28】
2012年 【2012.05.13】
2011年 【2011.05.08】
2010年 【2010.05.04】
2009年 【2009.04.29】
2008年 【2008.05.04】
2007年 【2007.05.05】
2006年 【2006.05.03】
2005年 【2005.04.30】
2004年 【2004.04.25】
 
・・・・・☆・・・・・☆
 
◆ 2017.05.05 (Fri)   晴 一時 曇
宗屋敷尾根取付 08:00- 1003m峰 09:10/09:20- 1284m峰 10:05- シラカケ岩 11:00/11:25- 熊倉山 11:50/11:55- 1307m峰 12:15- 1165m峰 12:50- 聖山(725m峰)13:50/14:00- △622.7m 14:35- 三峰口駅 15:05
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017.04.26

アカヤシオの下見を兼ねて大持山へ

B170426a
(新緑萌える・橋立川の径路)

二週連続で山歩きなんて久しぶりですねえ(笑)。さすがに今は新緑が楽しい時期ですのでできることなら平日でも歩きたいぐらい。

ということで先の日曜(04/23)はアカヤシオの様子見を兼ねて久しぶりに奥武蔵秩父方面。この日のために??ずーっと取っておいてあった妻坂沢左岸尾根を登路に取り、大持山・小持山と回った後はこれまた久しぶりにスヤマ沢右岸尾根を下るコースを組んで歩いてきました。

B170426b
(ヒトリシズカ)

当初は名郷歩きだしの予定でしたが寝坊してしまったため、急遽レッドアローで西武秩父へ向かい、駅からタクシーで重役出勤のつもりも・・・西武秩父に着くとなんとタクシー乗り場はすでに行列しまくり(汗)。

今は観光客が一頃よりも増えてるんですね。かなり焦りましたが、ここで偶然やってきた吉田行きのバスに飛び乗り、秩父駅でタクシーを確保して無事に登山口の一の鳥居に出ることができました(¥2890)。いやぁ今回はマジで危なかったわ。。。

B170426c
(妻坂沢左岸尾根・800m附近の緩斜面)

そんな訳で武甲山の登山口である一の鳥居はすんごい路駐・人出でげんなりしかけたものの、ストレッチをしてとっとと歩き出せばしばらくは人混みと無縁です。

さっそく妻坂沢の左岸尾根に取りつくと、植林帯が続くのはこの山域では仕方ないところ。でも案外早く雑木林に変わった事に驚いていると、じきに800m附近の広大な緩斜面に出ます。林こそ荒れ気味なもののお花もちょこっとあって楽しいところでした。

B170426d
(上部の岩峰への登りは斜度がきつく要注意)

緩斜面を過ぎるとしばらくは植林と雑木に分けられた間を行く感じ。上部で横切る明瞭な道は廃道になって久しい持山寺コースの名残でしょうか。

そこからひと登りで急な岩の斜面に変わって面食らいますが、ここはかなり急なので通過には慎重を要する箇所です。

B170426e
(岩峰附近のアカヤシオは見頃)

ただそういう急峻な岩場にいるのがアカヤシオなのですよ(笑)。ちょうどこのレンジで見頃でしょうか。

去年が当たりだったのでお花の量が心配だったのですが、少なめではあるもののどうやら楽しめる量はありそうです。

B170426f
(南鞍部から岩峰側の様子)

登り切った岩峰から南側も落ちてるので、ここは東を巻いて南の鞍部に降りるのが上策でしょう。

鞍部から先は美しい雑木林が続き、それを登り切ると妻坂峠からの登山道に飛び出しました。

B170426g
(カタクリは見頃)

B170426h
(稜線の登山道は低木が一部芽吹き始め)

稜線に上がれば次は尾根通しに登って大持山へ向かう段取り。ここから大持山にかけても雑木林が美しく雰囲気の佳い所。すでにカタクリは盛りでバイケイソウも芽を出しはじめています。バイケイソウの緑がまた良いアクセントなんですよね。

手前の肩も大持山山頂も人が多いと見て、ランチは途中の緩い箇所で頂きました。

B170426i
(大持山山頂)

B170426j
(小持山山頂・アカヤシオはほとんどがまだ蕾)

上がった肩や山頂には人はいたものの意外や想像よりも少ない感じ。それでも小持山までの間はそれなりにすれ違う感じではありましたが。。。 

アカヤシオの方はこの標高だとほとんどがまだ蕾で、この辺りは次の週末が見頃になりそうです。花付きも少なめながら酷いことになってはなさそう、というかアカヤシオは基本当たり外れの幅が大きい花ではないんですけど。

B170426k
(覗き岩より・大平山が巨きい)

B170426l
(スヤマ沢右岸尾根・)

下りはスヤマ沢右岸尾根と決めていたので、高ワラビ尾根を1160m峰まで降りてから右岸尾根を下りはじめます。

右岸尾根は基本痩せ尾根と急降下の続く尾根で、

B170426m
(右岸尾根のアカヤシオは見頃~盛り)

B170426n
(尾根は痩せてるか、急降下が続く)

だからこそ、この尾根はアカヤシオが見られるのですが、1070m圏のピークから先は基本急降下が続くので、興味のあるヘンタイさんに於かれましては(笑)できれば登りにとって欲しい尾根ではあります。

この尾根でのお目当てはアカヤシオはもちろんのこと、アカヤシオの許に咲く花と言えばイワウチワ!もお目当ての一つ。なんとか咲き始めの株に逢うことができました。

B170426o
(イワウチワ・咲き始め)

B170426p
(ヒナスミレ)

尾根を下るにつれ、周囲が芽吹き、そして新緑に変わるとまもなくスヤマ沢との出合に着地。この辺りはお花もあるんですけど、今回に限って言えば周囲の渓畔林の新緑が最高潮で、素晴らしすぎました。

でも一応今年お初となるお花に一通りお目にかかり、それから橋立川に沿って下っていくと・・・

B170426q
(スヤマ沢出合・渓畔林が美しい)

B170426r
(ニッコウネコノメソウ)

西向きの沢という事ともあって、輝く新緑を目にしながら下る道のりはこの日のハイライト。

奥武蔵秩父方面で渓相・樹相美ともに兼ね備えた渓谷コースってほっとんどなくて、この橋立川の道は短いながらもその両方を兼ね備えた貴重な道。ただ、いかんせん道が荒れていて現状、仕事と好事家だけのものになっているのは本当にもったいないなあ、と。

B170426s
(新緑が見事だ)

B170426t
(コガネネコノメソウ)

とはいえこれだけ道が荒れていると場所柄復旧はかなりキツいものがありますし。。。

武甲山の下りにここを歩くことができれば、武甲山の山行きの深みがより増すのは確かなんですけどねえ。。。

B170426u
(渓谷と新緑がタマランチ会長・Part1)

B170426v
(ミツバコンロンソウ)

・・・と歩きながらそんなことを思ってしまったのはこの日の新緑が感動的なくらいに素晴らしかったから。

おそらく時期と好天、そして雨後で空気が澄んでいたこともあったのかも知れません。

B170426w
(渓谷と新緑がタマランチ会長・Part2)

B170426x
(レンプクソウ)

例年よりちょこっと時期が早かったお陰でレンプクソウは盛り。ひさしぶりにお花を愛で、しかもたくさんカメラに収めることもできて気分は良くなるばかりです(笑)。

あとは下るにつれ徐々に濃くなる新緑を愛でながら、のんびりと浦山口へ向かったのでした。
   
・・・・・☆
 
◆ 2017.04.23 (Sun)   快晴
一の鳥居 09:40→ 岩峰 11:10/11:20- 縦走路に出る 11:]30-(途中休憩30分)- 大持山 12:40- 小持山 13:05- 1160m峰 13:30/13:40- スヤマ沢出合 14:35- 林道終点 15:10- 浦山口駅 15:50
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016.12.04

久しぶりに日原から秩父へ抜ける

B161204a
(茅尻沢左岸尾根・上部のひとコマ)

いやいや本当に久しぶりになってしまいました。(^^ゞ な日原方面。土曜日(12/3)は未踏の尾根と絡めて秩父へ抜ける形で久しぶりに歩いてきました。

近年の山ブームの混雑で足が遠のいていた奥多摩方面ですが、12月には入れば少しは空くだろうと思っていって見たところ、コレがどんぴしゃ。ホリデー快速、バスも続行を先に行かせれば悠々座れて行けた時点で一日の流れは決まっていたも同然でしたね。

B161204b
(茅尻沢の巡視路・ほぼ落葉)

遅めのバスだと川乗橋で9割方を降ろすので、この時点で一人旅は決定です。落葉の進んだ倉沢からてくてく林道を歩いて魚留橋を目指します。

2年前の大雪の影響で倒木だらけだった長尾谷出合の辺りもずいぶんスッキリしましたね。ここで塩地谷の巡視路に入って、茅尻沢へ。人通りは少ないようだけど道の変化はなしといったところでした。

B161204c
(末端部の緩斜面からそのまま尾根を行きます)

茅尻沢を渡って、じき塩地谷へ降りる手前の緩斜面でいつものように小休止。ここは相変わらず素敵な林の広がる素敵な場所。しかも静かでいつ来てもホッとできる場所。

そして今回歩くのがここからそのままのびる1388m峰南東尾根というか、茅尻沢左岸尾根を辿ること。休憩を終えたらそのまま尾根を上がります。

B161204d
(尾根はほぼ植林・・・)

B161204e
(上部でようやく植林を抜けてくれた)

最初こそ雑木林を交えてそれなりの雰囲気ですが、やがて植林に入ってあとはひたすらに植林の中。尾根が緩むと左手から茅尻沢の巡視路が合わさりますが、最後の急斜面にさしかかるところで左へ外れたのでそれからはひたすらに直登。

登って登ってようやく植林を抜けると素敵な自然林に変わりましたが、もう横にはヨコスズ尾根が見えている(笑)。ひと登りで1388m峰に上がってしまいました。

B161204f
(1388m峰はタカノツメの落葉で埋まっている)

B161204g
(ヨコスズ尾根のひとコマ)

1388m峰はタカノツメの落ち葉で埋もれていて、まだほんのりと甘い香りを周囲に漂わせていただけで、なんとなく嬉しくなってしまうから不思議です。

少し休んだらそのままヨコスズ尾根を登って、今回は西廻りで三ツドッケへ向かいました。

B161204h
(三ツドッケへは西廻りで行ってみました)

B161204i
(三ツドッケ山頂・お昼時なのに誰もいない)

12月に入るとこの辺りはさすがに静かになりますね。なんとすれ違ったのは一人だけ。そして一杯水からぐるりと西廻りで三ツドッケへ向かうと、なんとお昼時だというのに誰もいないのにはさすがに驚きました。誰かさんのお陰で(笑)展望の山になったというのにこれはいったい・・・

まぁ思いもかけず山頂でのんびりランチをとれたのはラッキーだったのでしょう。そうこうしているうちに一人やってきたので、ここでおいとまして下山です。

B161204j
(展望は良好・三ツドッケより川苔山方面)

とはいえこの時間でシャクナン尾根を降りるとバスの時間に早すぎるし、グミノ滝はこれからの楽しみ(今冬は寒くなるようですし)がある、となると残されたのは仙元尾根。ということで稜線を東に仙元峠へ向かいました。

都県界の稜線を歩くのもかなり久しぶりのような気がします。今回の変化点はグミノ滝への丸太の道標がとうとう撤去されたこと。これは道の状態を考えると当然でしょう。道標が置かれた当時ですら疑心暗鬼だったわけですから。本当に整備する気あるのかよって(笑)。

B161204k
(仙元峠)

B161204l
(大楢)

大ブナのなくなってしまった仙元峠の様子が未だに慣れない感じでありますけど、祠はまだ面倒見されていてそれだけでホッとします。今はどなたがやられているのでせうか。。。ここで道標に従い北の仙元尾根を下ります。

さて、その仙元尾根。長沢背稜/都県界尾根の北面で数少ない登山道ではありますが、上部はスズタケが枯れてしまったが故に少々危なっかしい箇所がありますね。尾根を一旦東へ外れてトラバースするところ。ここ、前は道標ありませんでしたっけ??

B161204m
(尾根に復帰するとじきに57号鉄塔)

そして尾根を東に外れて明治神宮の敷地を抜け、下手からの送電線巡視路(新秩父線)が合わさる辺りは、昔から言われている箇所ですが、ここには私製の道標が健在で気づきやすいかも知れません。

長い巻き道から再び尾根に復帰するとじきに57号鉄塔で、ここまで来ればまぁ安心できるでしょう。道標はアテにならないけど、間違え尾根にはロープが張られて入れないようになっていて、まだまだそれなりに気は遣われているみたいです。

B161204n
(西日の色が冬色だ)

尾根は植林が多いものの、西日の色に染まる雑木林をゆるゆる歩ける箇所もあって、そんなに趣がないわけではないのがたまにはこの尾根を歩いている理由なのかも。

そして最後の60号鉄塔の周辺が綺麗になっていたのは防火帯にするのでしょうか?ここから尾根と別れて大日堂へ急降下。じきに大日堂に降り立ちました。

B161204o
(キッコウハグマ・花は間に合わず)

B161204p
(浦山大日堂)

大日堂で一日の無事を感謝したら、バスに乗って秩父へ。そうですこの日は秩父夜祭り。何年かぶりに週末にかかるようになってきたので、秩父側へ降りたのでした!

帰途が悲惨になるので(笑)いつも雰囲気だけ楽しんで帰るんですけど、それでもあの雰囲気はいいものですよ。冬の花火は綺麗だし、レッドアローも増発しまくりなので快適に帰れるのもまたこの時期ならでは、なのでした♪
 
・・・・・☆
 
◆ 2016.12.03 (Sat)   快晴
奥多摩駅 08:35- 倉沢 09:00- 魚留橋 09:40- 茅尻沢出合 10:10/10:20- 1388m峰 11:30- 一杯水 11:45- 三ツドッケ 12:10/12:30- 仙元峠 13:20/13:30- 大楢 13:55- 57号鉄塔 14:25- 60号鉄塔 15:00- 浦山大日堂 15:15
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016.06.30

乙女高原に寄ってから小楢山へ

B160630a
(乙女高原・夏の花はこれから)

やれやれ所用が重なって一月ぶりの山行きになってしまいましたよ。。。

とはいえ梅雨のこの時期天気は今ひとつ安定せず、遠出のお泊まりは到底望めない状況。しかも下界は暑い予報が出れば涼しいところへ行きたくなるのは当然のことで、ここで思いついたのが小楢山から南へ延びる尾根のこと。日曜(06/26)に歩いてきました。

B160630b
(なんと鹿柵が張られていた)

今回は一番バスで焼山峠に出てからのスタート。まずは乙女高原へ向かいます。いきなり1500mオーバーとなれば吹く風は涼しく、歩き出しから気分は上々で、道端にはアヤメがぼちぼち咲いており、もう夏の様相ですね。

歩き出しから20分ほどで乙女高原に着いたら、さっそく散策したのですが、なんと二年の間に周囲に鹿柵が張られていてビックリ。お客さんが増えて予算がついたのかな?(笑)いささか遅すぎの嫌いはなくはないけど、まぁよろしいのではないでしょうか。。。

B160630c
(ヤマオダマキ)

B160630d
(シロバナニガナ)

B160630e
(レンゲツツジは終わっていた)

草原のお花の方は↑↑こんな感じで、ツツジの花期が終わって端境期に入ったところといった感じ。夏の花が咲きそろうのは2、3週間くらい先でしょう。

草原のお花はキンポウゲにニガナ、シロバナニガナ、ヤマオダマキ、ノアザミ、ヨツバヒヨドリ、アヤメ、エゾノタチツボスミレあたりがぽつぽつ。レンゲツツジはほぼ終了してました。

B160630f
(アヤメは盛り)

B160630g
(クリンソウに間に合うとは!)

そんなわけで草原のお花は少々寂しかったのですが、沢へ下ったあたりではなんとクリンソウがまだ残っていてラッキーでした。大ぶりなお花は緑の中でも映えますね。

周囲を小一時間ほど散策したら焼山峠に戻ります。

B160630h
(焼山峠の子授地蔵)

B160630i
(防火帯の花は少ない)

焼山峠でよもぎ大福を食べたら、お次は小楢山です。

さすがに峠から気軽に歩ける山。人が結構入ってますね。こちらもレンゲツツジが終わっていて、道中のお花は寂しい限りでしたけど、着いた山頂は家族連れが多くて、これはこれで良い光景でした。

B160630j
(小楢山山頂)

B160630k
(幕岩に上がりました)

軽くランチをとったら、ここから先は未踏の区間。道は至って明瞭で道標も完備されているんですね。

20分ほどで着いた幕岩の意外な大きさに驚きながらも、ここはもちろん岩に上がりましたヨ。

B160630l
(小楢山を振り返る)

B160630m
(イワキンバイ)

幕岩は展望が良いのが売りでしょうけど、個人的には植生がなかなか興味深く、ここは季節を替えてもう一度訪れたいと思いました。

幕岩から先も天狗岩とか見返りの岩とか、展望の良い場所か点在していて、良いアクセントになってます。

B160630n
(天狗岩)

B160630o
(コアジサイが満開で見事だった)

こちらもお花は基本さみしい稜線でしたけど、この辺りのカラマツ植林下のコアジサイはなかなか壮観でしたよ。

植林と言えばこの辺りのカラマツだけで、あとは雑木林が大半だったのも意外でした。

B160630p
(見返りの岩より、大沢ノ頭を振り返る)

B160630q
(雑木林が続き、快い)

あ、そうそう大沢ノ頭より南は岩場が多いせいか、ネジキが多く、かなり壮観に花を咲かせてました。シロヤシオ以降のツツジは殆ど見られませんでしたけど、去年今年とネジキには不思議と縁がありますね(笑)。

B160630r
(岩場ではネジキが見事だった)

B160630s
(妙見山山頂)

さて、南の稜線は基本道は明瞭でしたけど、最後の最後、妙見山から先は案外不明瞭ですね。とくに末端部はマーキングが変な方向へ延びていたので無視してそのまま尾根伝いに下ったら、柵に阻まれ右往左往。

ここは試しにマーキングの分かれた方向へ移動したら、無事に扉を見つけて外に出られました。登りなら問題ないでしょうが、下りの時はマーキングに従うとスムーズに下れると思います。。。

・・・・・☆
  
◆ 2016.06.26 (Sun)   曇 後 晴
塩山駅 07:30- 焼山峠 08:20- 乙女高原 08:50/09:40- 焼山峠 10:00/10:10- 小楢山 11:00/11:20- 幕岩 11:40/11:50- 大沢ノ頭 12:00- 一次の峠 12:55- 差山 13:10- 妙見山 13:30- 皷川温泉 14:10- 西保支所前BS 14:20
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016.05.25

大平山~七跳山・満開のシロヤシオを愛でる

B160525a
(シロヤシオ・大平山~七跳山間で早くも満開)

花のひかりを見てくださっている方なら、シロヤシオが当たりとなれば最後はココでしょ?と予想のついた方も多かったのではないでしょうか?(笑)ということで日曜(05/22)は11年ぶりに大ネド尾根を登路に取り、シロヤシオ当たり年限定の大平山~七跳山を歩いてきました。

山ブームの大混雑で奥多摩駅がある意味魔境になってしまった今、混雑の苦手な自分が大平山へ行くにはやはり秩父側から登るしかありません。ということで今回は西武秩父駅から川俣(毛附)の渓流荘前BSへタクシーで出て(\3970)からのスタート。天目山林道をてくてく歩いてから大ネド尾根に取り付きます。

B160525b
(だだっ広い大ネド尾根985m峰の辺り)

B160525c
(シャクナン尾根と三ツドッケの見え方が新鮮だ)

取り付けから985m峰までは初訪の折とあまり変わりないというか、意外と様子を覚えていた自分にビックリ(笑)。985m峰附近の広大な緩斜面は緑が覆うとあの広さ、伸びやかさが感じられなかったのがこれまた意外と言えば意外でした。

緩い波にたゆたうような広尾根の風情を味わうのに緑は少々邪魔なもの、なのでしょうね。

B160525d
(もはやスズタケは影も形もない)

B160525e
(おかげで広い尾根を自由に散策できるようになった)

初訪の折は、985m峰からふた登りもするとスズタケがお出ましになられて一気に藪尾根に変わったものですが、ご多分に漏れずこちらも11年の間にスズタケが枯れ、姿もほとんど無くなっていました。

その上、今は緑の時期なのでもはや全く別の尾根のような感じ。おかげで地形図通りの広尾根を心ゆくまで散策できまして、尾根上部なんかは四軒小屋尾根そっくりのような箇所も。大ネド尾根は落葉した時期にもう一回歩きたいですね。

B160525f
(ブナやミズナラの大木が目立ち始めると主尾根は近い)

広尾根から尾根が痩せて、周囲にブナやミズナラの立派な木々が目に入るようになると、大ドッケからの主尾根も間近。辿り着いたジャンクションピークも偉くスッキリしましたねえ!

予想できたこととはいえ、ここまでスッキリすると下りの時は却って間違いやすいかも知れません。

B160525g
(主尾根とのジャンクションピークより大平山方面)

B160525h
(11年前<2005.01.09>のほぼ同じ場所)

そんな自分の感想は上の↑↑↑画像を見てもらうと理解して頂けると思います。今ならこのぐらいのスズでも「密藪」とか言われちゃうのでしょうけど、この時点でもすでにスズが枯れ始めていて、往年よりはかなり与しやすくなっていたのです。

ちなみに11年前、5年前の比較画像は後日ぐぐたす(google+)の方に載せる予定ですので、もし興味のある奇特な方がいらっしゃったら(笑)ご覧ください。。。

B160525i
(なんだ、この林道は!!)

主尾根と合流すれば大平山ももう間近。でも1469m峰から尾根左手から林道が来たのにはたまげましたヨ!よくもまあこんな所まで。。。

でもその林道も少し上がるとじきに見なくなり、行く先に白や赤の色がぽーっと見えてくると、その先が大平山の山頂でした。自分が気づいてないだけかも知れないけど、ここまで来ないとシロヤシオは本当に見られないのです。

B160525j
(大平山東面はトウゴクミツバツツジが見事)

B160525k
(これはすごい)

ということでここから七跳山までが短いながらもシロヤシオ・トウゴクミツバツツジの花が饗宴するツツジロードの始まり。しかもこの時期の大平山で真っ盛りとは今年は本当に花が早い。

とはいえ、大クビレまではまだまだ序曲のようなものなので、さらっと行きましょう!のつもりも凄い花付きの木々が多くてなっかなか先へ進めません。

B160525l
(大クビレと三ツドッケ)

B160525m
(大クビレから七跳山へ向かうと・・・)

天目山林道が突っ切る大クビレはほぼ素通りして、なおも尾根を伝うとここからが本番。まもなく満開大咲きのシロヤシオがぽんぽん出てきて、花を追いつつアッチへうろうろ、コッチへうろうろ。

B160525n
(樹間を白に染める様子が凄い)

この辺りは緑覆う時期なのに、シロヤシオの白が樹間を染める様子は圧巻でした!

先週の三角沢ノ頭がシロヤシオのトンネルなら、ここはシロヤシオのドームといった感じでしょうか。

B160525o
(歩けど歩けど満開大咲きの木々・・・)

B160525p
(もちろんのこの組み合わせも)

そして何より「人がいない」というのがここの最大の魅力でしょう。

ランチも当然お花の元で頂きましたよ。その間に一人通りがかったのは驚きましたけど(笑)。

B160525q
(坊主山と谷底まで埋まるツツジ)

B160525r
(残されたコメツガとシロヤシオ)

そしてこういうのが秩父っぽいのかも知れませんね。

ここではもう何遍も言ってますけど、シカの直接的な影響がなかったはずのコメツガの、その自生下限域の木々が近年バタバタ倒れてまして、この辺りのコメツガもおそらくあと10年は保たないと思われます。

B160525s
(ただただ圧巻・・・)

B160525t
(この木も見事すぎる)

ここは当たり年限定で歩いていましたけど、それでも今年はシロもトウゴクも本当に凄い花付き。個人的にはこれを来年と予想していたのに、今年になってしまったのはなんでかなあ??と。

とにかく範囲が短いので当たり年限定ながら、今年みたいな年だったら下から歩いてもその労に報いる姿を十二分に見せてくれることでしょう。

B160525u
(七跳山に上がると一旦おしまいですが)

B160525v
(七跳南面は盛り過ぎなものの、この見事さ)

そんなツツジロードも七跳山に上がったら一旦お終い。

でも七跳から縦走路に降りるとそこから三ツドッケの間も満開の稜線歩きが楽しめました。

B160525w
(都県界尾根の縦走路もなかなか)

B160525x
(三ツドッケの北面も素晴らしい)

三ツドッケの北面も盛りやや過ぎでしたけど、ここも恐ろしく素晴らしかったです。

B160525y
(ヨコスズ尾根のひとコマ)

しかし川俣8時登りだしで、途中寄り道しまくって、それなのに終わってみれば日原の16時台のバスに余裕で乗れるなんて、登山道こそないけど大平山も普通の山になったんだなあ、と。ここ三週はシロヤシオ漬けだったので、そろそろ飽きるだろうと思っていたら、毎週毎週それを上回る素晴らしさに驚嘆するなんて、今年はなんて年なんでしょう!正直来年が怖いっすよ(笑)。

・・・・・☆
  
◆ 2016.05.22 (Sun)   快晴
渓流荘BS 08:10- 895m峰 09:30- 主尾根ジャンクションP 10:50- 大平山 11:25- 大クビレ 11:45-(途中休憩25分)-七跳山 13:00- ハナド岩 13:35- 三ツドッケ 13:55/14:25- 一杯水避難小屋 14:40- 東日原 15:50
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016.05.01

アカヤシオに染まる宗屋敷尾根から熊倉山へ

B160501a
(アカヤシオ・盛りを過ぎていたが花付きが素晴らしい)

あの・・・今年のアカヤシオはあまり期待できない年回りのはずが、二週前の感じから実際は当たりなのでは?との期待を持ちつつ山に入ると、やはり今年は当たり年。しかも想像以上のいい年でした。(^^)

ということで土曜(04/29)は恒例となっている熊倉山へのアカヤシオのお花見で、例によって宗屋敷尾根~聖尾根のコースを歩いてきました。

B160501b
(宗屋敷尾根1003m峰)

B160501c
(1003m峰を過ぎると咲き残るアカヤシオが出てきた)

今年はキッチリ起きて(笑)一番電車からのタクシーで宗屋敷尾根の取付に出て(¥3430)スタート。この日は快晴だったものの例年より涼しく、のっけの植林帯の急登も気分良く登れます。

一時間ほどで着く1003m峰辺りはすでにお花は終わっていましたが、そこからひと登りすると出てきました出てきました、アカヤシオが。お花は盛りどころかもう終わりに近かったけど、花付きの良さは足下に出ていて、足下をピンクに染める様子は完全に当たりの証拠。それだけでワクワクしてきます。

B160501d
(ヒカゲツツジも花付きは非常に良い)

B160501e
(1284m峰への登りしな)

相変わらず急登は続くけど、新緑の美しさに、盛りを過ぎているのにまだまだ楽しめるアカヤシオに気分は上々。

そうそうヒカゲツツジも今年は花付きが素晴らしく、探す手間がかからないのが嬉しいですね。

B160501f
(盛りを過ぎた定点の木・ここも素晴らしい)

B160501g
(蝉笹と1370m圏峰・稜線がピンクに見える)

そして1284m峰を過ぎるとここからが本番。ここでもお花はすでに盛り過ぎでしたが、そんなの関係ねーって感じの咲きっぷりに思わず顔がほころぶというか、ひとりニヤニヤしてしまいます。

ただイワウチワの方は残念ながらこの辺りでも終わり近く。綺麗な株が見つからなかったのは残念ですけど、まぁ二週前に散々見ているのでまぁいいか。というかこれ以上望むのは贅沢というものでしょう。

B160501h
(坊主山・小黒・大黒<酉谷山>を望む)

B160501i
(ギャップの辺りも素晴らしかった)

アカヤシオの花付きが良いと1370m圏の岩峰の急な登りもルンルンですヨ(笑)。

上がった岩峰で展望を楽しんでから北のギャップへ降ると、そこのアカヤシオも花盛り。これではなっかなか先へ進めません。そんな感じであちこち寄り道しながら蝉笹へ向かいます。

B160501j
(なんとも・・・)

B160501k
(稜線も盛りは過ぎていたが、この通り)

そして稜線に上がっても残念ながらお花は盛り過ぎ。というか二日前の雨と前日の強風で花が傷んでしまった印象です。

でも落花はあまりなく、ピンクの花が稜線を覆う感じはかなり久しぶりの咲きっぷりですよ!

B160501l
(シラカケ岩より)

ということで今年の定点は↑↑こんな感じ。

稜線でも盛り過ぎなのにこのピンクの染まりっぷりは明らかに2011年や2014年より上。かつての大当たりの様子を知っている身からすると大当たりとは言えないけど、当たりの当たりといった感じかな?(笑)まぁ2010年代では間違いなく最高だとは言えますですヨ!

B160501m
(熊倉山・山開きは昨日でしたか?)

B160501n
(フデリンドウ)

今年も誰も来ないシラカケ岩でリッチな棒寿司を頂いたら、早い時間ですけど下山です。熊倉山までの稜線もお花が素晴らしく、楽しい道のりでした。

お花は稜線でも盛りを過ぎていたので聖尾根はどうかなあ、と思いつつ聖尾根へ向かうと・・・

B160501o
(三門の広場)

B160501p
(1307m峰直下・尾根上も久しぶりに楽しめた)

こちらは宗屋敷尾根と比べると落花が進んでいる感じだったものの、素晴らしい花付きのお陰で十二分に花と展望を楽しむことができました。

この辺りは尾根上の木の枝が傷んで、もう咲かないのでは?と思っていたところも花をつけていて、それが個人的にはかなり嬉しい光景でした。ここが少しでも復活してくれると、花期はもっと楽しくなるので本当に楽しみです♪

B160501q
(1307m峰直下のテラスより)

B160501r
(聖尾根を下ってもまだまだ!)

聖尾根のアカヤシオは1307m峰直下の岩場を過ぎるとあとは名残を残すのみ、な感じなのが、今年はここでも違ってもうもうお腹がいっぱいですよ。

こうなると最後のミッションであるカタクリを探すことに集中できるというものです(笑)。でも大捜索の末に何とか見つかったのはアカヤシオの進み具合からしてもラッキーでした。

B160501s
(カタクリも何とか見つけましたよ)

B160501t
(下るにつれ緑が濃くなっていく)

B160501v
(ヤマツツジの今後が気がかりだ)

懸案のカタクリを見つけたら、あとは尾根をすいすい下って行きます。

尾根上は変化もなく、聖山にもあっさりと着いたのですが、例年ここで咲き始めているヤマツツジの少なさがちょっとした驚き。アカヤシオの花付きが良好だっただけに尚更です。

B160501u
(聖山より・・中央やや右より奥の▲が熊倉山)

B160501w
(レンプクソウも何とか間に合った)

これがここだけの現象なのか、他所でも同じようになるのかはわからないけど、こうも寂しいと今後のシロヤシオ以降のツツジの状況が気になりますね。そしてこれまた大捜索の末に咲き残りのレンプクソウを探し出したら(笑)聖山の参道を下って三峰口へ向かったのでした。

しかし今年のアカヤシオの咲きっぷりは本当にオドロキです。花は高い所や北のほうでまだまだ見られるので、GWはそんなお山でアカヤシオ見物なんてのも良いかもしれませんよ~。
 
・・・・・☆
 
さて・・・最後に今年もしつこく例年と同じ事を申し上げますと、今回のコースは登り下り共に道筋が不明瞭かつ急で、岩場も多く、「地形図とコンパスのみ」で確実な地形判断ができるスキルのある人向けのコース(登山においてGPSを利用する際も、ごく基本的な地形判断スキルのあることが前提のはず)であって、お花目当てでガイド片手に安易に入れるコースでは決してありません。熊倉山は登山道/非登山道問わず今現在でも遭難の絶えない山です(それが証拠?に??某山雑誌で遭難のマンガの舞台が熊倉山になってしまうぐらいです)。この点を充分に留意されつつ、自らのスキルを冷静かつ謙虚に判断されて山歩きに臨まれることを切に願います。

ちなみに過去の様子はこちら。参考程度にどうぞ。

2015年 【2015.05.03】
2014年 【2014.05.03】
2013年 【2013.04.28】
2012年 【2012.05.13】
2011年 【2011.05.08】
2010年 【2010.05.04】
2009年 【2009.04.29】
2008年 【2008.05.04】
2007年 【2007.05.05】
2006年 【2006.05.03】
2005年 【2005.04.30】
2004年 【2004.04.25】
 
・・・・・☆・・・・・☆
 
◆ 2016.04.30 (Sat)   晴 一時 曇
宗屋敷尾根取付 07:00- 1003m峰 08:15/08:20- 1284m峰 09:15- シラカケ岩 10:15/10:50- 熊倉山 11:15/11:25- 1307m峰 11:50/12:00- 1165m峰 12:35- 802m峰 13:20- 聖山(725m峰)13:35/13:55- 三峰口駅 14:45
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016.04.19

有間山から大丹波川へ・アカヤシオを見に

B160419a
(三十三尋ノ滝)

しっかし・・・予定が立て込んで山に行けないうちに、お山もいつの間にやら春も本番。となるとそろそろアカヤシオの季節です。今頃なら蕨山の標高ぐらいがベストなのでしょうが人が多い。まあ今年のツツジは期待できない年回りだし、たまには有間山でも行ってみようか、ということで土曜(04/16)に久しぶりに歩いてきました。

この日は一番バスで行くつもりだったのにいろいろあって、名郷歩き出しが10時前。行程を考えるとあまり宜しくない時間ですけど日が長くなっているので問題は無いでしょう。まずは林道をてくてく歩いて白岩へ向かいます。

B160419b
(白岩の鉱山は操業を停止していた)

白岩を訪れたのは7年ぶり。その間に鉱山はあえなく閉山となって、周囲の建物も撤去されてさみしくなりましたねえ・・・なんて感傷に浸っていたら、なんと登山口の橋も撤去されていました。しょうがないので飛び石で徒渉して尾根に取り付きます。

ということで元は登山道だったこの尾根を歩くのも7年ぶり。今回は前回寄り損ねた三十三尋ノ滝に寄るのも目的の一つで、その分岐は尾根に上がってからひと登りでいともあっさり見つかりました。

B160419c
(エイザンスミレ)

ここで尾根からいったん外れて左の道を追うと、さすがに道はか細いもののこの手に道にしたら明瞭な方でしょう。まもなく沢に沿うようになり、ふた登りぐらいであっけなく三十三尋の滝の前に出ました。

滝は落差こそあるものの水量が少なく、色々な情報からもあまり期待してなかったのですが、意外や意外その細い水量にあった滝で、これはこれで良いですね。まぁ日差しが入った事と新緑のお陰もあったかも知れないけど、想像以上でした。

B160419d
(露岩が続く箇所には・・・)

B160419e
(イワウチワ)

滝見を終えたらこれが道かどうかは怪しいところなんですけど(笑)左岸の巨岩の下端を沿うように登って尾根に復帰。そこはちょうど良く露岩帯のため、いきなりイワウチワ。そして急な斜面にはヤマザクラとミツバツツジが見事です。

そしてまもなくお目当てのアカヤシオもでてきました。この尾根のアカヤシオはそんなに多いわけではないのですが、どれも花付きはなぜか上々。今年はあまり良くない年回りのはずなので全く期待してなかっただけに、嬉しいというより正直戸惑いの方が大きかったかも。

B160419f
(アカヤシオがなぜか??見事だった)

B160419g
(ここまで来ると稜線は近い)

登ってもぼちぼち出てくるアカヤシオは相変わらず良い感じですし、イワウチワも盛りは過ぎていたもののちょこちょこあって、そんなお花を愛でながら探しながら歩くと、あっけなくショウジクボノ頭に出た・・・

のですが、稜線に飛びだしたら西側が皆伐されて、周囲が開きまくっていた様子に唖然。たしかにここ10年ほどは近辺で伐採されていたんですけど、ご無沙汰していたうちにまさかここまでやっていたとは!

B160419h
(ショウジクボノ頭・西側が皆伐されていて驚いた)

B160419i
(振り返るとこんな感じ・奥に大持山)

ということですっかり展望の稜線と化した尾根を南へ向かいます。

ふと振り返ると大持山。そして右手にはこれから歩く有間・仁田山~日向沢ノ峰から都県界の稜線。浅間尾根や大平山も指呼の間。いやあ凄い展望ですね。でも個人的には伐採した後に何を植えるかが気になってるんですよね。すでに鹿柵が張られていますし。

B160419j
(橋小屋ノ頭より先は雑木林のアップダウンが続く)

B160419k
(かつては道を覆っていたスズタケも風前の灯火)

そんな展望の稜線が途切れるとじきに橋小屋ノ頭で、昔はここで展望を楽しんだものなのに、こちらの方は東面の植林が育って、とうとう展望を望めなくなったのはバランスをとっているのでしょうか?(笑)

橋小屋ノ頭から先は雑木林メインのアップダウンが続く好ましい道のりに変わります。タタラノ頭から先はスズタケが茂っていたのにこちらもご多分に漏れず、すでに風前の灯火。まぁおかげで仁田山の広い山頂の好ましさを再認識できたのは収穫と言えば収穫かな~??

B160419l
(仁田山もスッキリしていた)

B160419m
(送電塔より・アセビの咲きっぷりが良い)

仁田山から南の鞍部に降りると、ここから日向沢ノ峰への登りにさしかかります。とはいえ標高差はそんなに無いので見た目よりも楽に登れるかも。

そういえば今年はアセビの咲きっぷりも見事ですね。稜線どこでも壮観に花を咲かせていました。そして送電塔近辺のアカヤシオはさすがに咲き始め。ここや大持小持あたりは今週末が見頃でしょうか。ここも花付きは悪くないですよ。

B160419n
(アカヤシオは蕾だが花付きは意外に良さそうだ)

B160419o
(日向沢ノ峰)

ということで思ったよりも早く日向沢ノ峰に上がって一安心。15時前なら明るいうちに下山できる時間です。

よもぎ大福を食べつつちょこっと休憩したら、ここから踊平へ急降下。川苔からの下りも苦手なのですが、こちらからの下りはもっと苦手(笑)。でもこの日は意外にスムーズに下れました。

B160419p
(川苔山を望む)

B160419q
(踊平付近のアカヤシオもこんな感じ)

じきに踊平に降り立ったら、ここからは例のごとく大丹波川へ。

もういい加減良い時間なのですが(笑)再び晴れてきたこともあって、お花をめでつつのんびり下っていきます。

B160419r
(獅子口とコチャルメルソウ)

B160419s
(ナガバノスミレサイシン)

B160419t
(ヒナスミレ)

下るにつれ周囲は芽吹き、そして新緑に変わっていくのもこの時期の楽しみですね♪

B160419u
(下るにつれ木々が芽吹いてくる)

B160419v
(ニッコウネコノメソウ)

B160419w
(コガネネコノメソウ)

道中、ニリンソウも咲き始めてきて、この道の一番華やかな季節になってきましたね。

あと下のアカヤシオも花付きがよろしく見事。まぁ本来アカヤシオはそんなに当たり外れの激しいお花ではなかったはずなのですが、4,5年前のことがあるのでなんか妙な感じ。今年は本当に当たり年になっちゃう?のかなぁ??

B160419x
(ニリンソウも咲き始めてきた)

B160419y
(曲ヶ谷出合を過ぎると周囲は新緑に)

ということでお花を愛でつつのんびり歩けたのは良かったのですが、上日向で18時過ぎのバスを4分差で逃してしまい(笑)愚かにもこの時になって、去年はこのバスに間に合わすために急いだ事を思い出すというマヌケっぷり。

ここでいくら悔やんでもどうしょうもないので、気を取り直して川井駅へ向け重い再スタートを切ったのでした(笑)。
  
・・・・・☆
  
◆ 2016.04.16 (Sat)   晴 後 曇
飯能駅 08:55→ 名郷 09:55- 白岩 10:35- 三十三尋ノ滝 11:00/11:10- ショウジクボノ頭 12:10-(途中休憩分)-橋小屋ノ頭 12:45- タタラノ頭 13:05- 有間峠 13:40- 仁田山 13:50/14:00- 日向沢ノ峰 14:40/14:50- 踊平 15:05- 獅子口 15:25- 曲ヶ谷出合 16:40/16:50- 登山口 17:15- 川井駅 18:45
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016.03.24

春のお花の様子見をかねて棒ノ嶺へ

B150324a
(黒山から馬乗馬場への下りしな)

ぼちぼち暖かくなってきてお花の季節に入ったのに、なかなか山へ行けず、連休の最終日(03/21)になってようやく歩くことができました。

この日は夜に用事があったので遠出はできない、ということで浮かんだのは棒ノ嶺。相変わらずの遅出ですが、今回は20年ぶりに小沢峠まで縦走してみました。

B160324b
(コチャルメルソウ)

今回、遅出とは言っても去年よりは早くて(笑)お昼前の歩き出し。この時間になると下ってくるハイカーはいるものの、登る人は全くいません。

まずは湖畔のアブラチャンや、キブシ、ヤシャブシなどの木の花を探しながら、白谷沢の登山口までてくてく。そのまま登山道に入ります。

B160324c
(白谷沢・お花はこれからだが、徐々に減っている印象だ)

B160324d
(ツルネコノメソウ・咲き始め)

植林の高巻き道を終えて白谷沢に近づくと、ここで春のお花がぼちぼち出てきます。コチャルメルソウにハナネコノメ。

お花は下でほぼ満開でしたが、気になるのは花が年々徐々に減っている事。まぁ致し方ないことなんですけど・・・特にハナネコが少ないと彩り的にどこかさみしいものがありますね。

B160324e
(天狗の滝)

B160324f
(ハナネコノメも中腹ではまだこんな感じ)

そんなハナネコノメも中腹まで上がるとまだ咲き始め。まぁお花はこれからですもんね。

ヨゴレネコノメもまだ蕾でしたけど、想定外だったのが↓このトウゴクサバノオ!本当に咲き始めの上、小さいお花なので見落とさずに逢えればラッキーかも。

B160324g
(トウゴクサバノオ・咲き始め)

B160324h
(林道に出たら・・・)

そんなお花を探しながらの道のりも、植林帯が続くようになるとじきに林道に飛びだしておしまい。

登山道は左の岩茸岩へ延びてますが、自分は例によって北東尾根の方を登ります。

B160324i
(北東尾根を登ります)

B160324j
(北東尾根上部の緩斜面の・・・)

北東尾根は途中の伐採跡からの展望もまぁ良いのですけど、ハイライトはやはり上部の雑木林の緩斜面。

去年は遅めだったおかげで一面アブラチャンのお花を楽しめた窪地も今年はまだまだ茶色のまま。でも行く先に黄色い塊がぼちぼち目に入って、これはダンコウバイなのか?マンサクなのか??ドキドキしてきます。

B160324k
(ほんのり黄色く見える花は・・・)

B160324l
(マンサクでした!)

ぱっと見黄色が濃いようにも見えたので、どうせダンコウバイだろうな・・・と思いつつ近づいてみると、なんどこれがみんなマンサク!

花自体は盛りをやや過ぎた感じでしたが、花付きがよろしいこともあってなかなか壮観で、今年はもう十二分に楽しめました。

B160324m
(棒ノ嶺山頂)

そんなマンサクのお花見を終えたらちょうど棒ノ嶺の山頂、というのもこのコースの楽しいところ。

山頂でこれからどう下ろうか・・・メロンパンを食べつつ考えた結果。今回は小沢峠まで都県界尾根を辿ってみることにしました。

B160324n
(黒山山頂)

B160324o
(アセビ)

黒山以東の都県界尾根は20年近く歩いておらず、一部を除いて記憶も無いので、ほぼ初めての感じ。

記憶では植林だらけで面白みのない道、でしたけど、実際歩いてみるともちろん植林帯がメインであるものの、雑木林もそれなりにあって、意外に楽しめます。

B160324p
(小沢峠への都県界尾根は植林が主だが)

B160324q
(ダンコウバイ)

道中、ダンコウバイは↑↑この一本だけで、あとの黄色い花はみんなマンサク。こちらでもマンサクがぼちぼちいたのがわかったのも収穫でした。

ただ道自体は馬乗馬場の辺りとか植林帯の中で道が若干錯綜気味であまり歩かれていない感じ。慣れていれば問題ないレベルですけど、完全な初心者だと若干まごつくかも知れませんね。

B160324r
(意外や雑木林も残っていて楽しめた)

B160324s
(小沢峠・南側にはブル道が通っていた)

これまた18年ぶりだった小沢峠に降り立つと、南側に林道というかブル道が通っていて峠の雰囲気が一変してました。

ここで山ノ神に道中の感謝をして、あとは北の小沢へくだるだけ。でもトンネルからの県道でもマンサクが普通に咲いていて!この場所を見つけたのが今回最大の収穫だったかも(笑)。
  
・・・・・☆
  
◆ 2016.03.21 (Mon)   曇 後 晴
さわらびの湯 11:40- 白谷沢登山口 12:00- 林道に出る 13:05- 棒ノ嶺 13:55/14:05- 黒山 14:25- 小沢峠 15:40- 小沢 16:05
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015.10.05

藪岩乗り越え、八幡尾根をちょこっと辿って金峰山へ

B151005a
(八幡尾根2333m峰・遠見?の岩場より)

今年は夏どころか9月に入っても天気は今ひとつ。SWこそ、天気にそれなり恵まれたものの、スッキリとした乾いた秋らしい好天というのはほとんどなくて、10月に入ってようやく!でしたね。

ということで先の週末(10/03)はまたまた金峰山のあたり。アコウ平から水晶峠に上がり、そこから御堂ミコノ沢左岸尾根を辿って八幡尾根に出て、そのまま金峰山へ登るコースを組んで歩いてきました。

B151005b
(荒川の辺りも色づいてきた)

B151005c
(水晶峠)

今回はショートカットのつもりで御堂沢出合から枝尾根を登って直接水晶峠に出てみたのですが、下部はアズマシャクナゲの藪が煩く、とても正解と言える道のりではありませんでした。

着いた水晶峠の辺りは基本カラマツ植林でいささかか無粋でしたけど、それでも「らしい」コメツガの林もあって、その奥秩父らしい雰囲気が嬉しかったりします。小休止の後、水晶峠から表参道を黒平方面へしばらく行ったところで尾根(御堂ミコノ沢左岸尾根)に取り付いてみました。

B151005d
(最初はスッキリしていたが徐々にシャクナゲが煩くなり・・・)

B151005e
(最初の岩コブ)

最初こそ落ち着いた雰囲気のコメツガ林も、いつしかシラベの二次林に変わるとシャクナゲが出てきて徐々に歩きづらくなってきます。そして岩が出てくると藪が行く手を阻むようになり、最初の岩コブに出る所もその岩コブに出るまでが結構な作業。

なんとかその岩コブに出ると当然周囲は開けているので展望は抜群なのですが、隣に見える平岩尾根の下の岩峰とまだ同じ高さしか登ってません。水晶峠からすでに一時間も経っているのに(笑)。当然北に聳える金峰山は遙か先です。

B151005f
(岩稜はハクサンシャクナゲが密生していて歩きづらい)

B151005g
(次の岩コブより)

そして西の行く先には藪の隙間から急な岩峰が立ちふさがっているのが見えていて、コレどう行こうかなあ?という感じでしたが、実際は直登に巻きを絡めつつなんとか次の岩コブの西の鞍部に出られました。結果としてここの通過がこの日の核心でしたね。

次の岩コブから先も岩稜は藪が濃いので、尾根伝いだけでなく巻けるところは巻き気味に行ってみたものの、完全には避けられないので、なっかなか先へ進めません。

B151005h
(七人行者?の尾根の奥に金峰山、鉄山)

B151005i
(アズマシャクナゲのジャングルが続く)

それでも藪と藪の間にちょっとした岩コブがいくつかあって、休憩できたのは幸いでしたが、まさかここまで歩きづらかったとは・・・想像以上というか正直かなりナメてました。

とはいえここまで来たら登るだけですし、あとは体力勝負です。

B151005j
(時折こういう所があるのが幸い)

B151005k
(コメツガ林に変わると八幡尾根は近い)

それでも尾根が徐々に広がってくると快いコメツガ林に変わって、ようやくマトモに歩けるようになってきた感じ。少々ホッとしながら行くと、ようやく八幡尾根と合流する2320m圏峰に上がりました。

この時点ですでにお昼。歩き出しから三時間以上掛かったのは予想外・・・というか実はこのルートを取れば上り下り二回の日帰りコースに分けて八幡尾根を歩けそうだと目論んでいたのですが、八幡尾根に出るまでがメインの状態ではこの目論みは外れてしまったようです。

B151005l
(南アと八ツの奥には北アも・遠見?の岩峰より)

B151005m
(あがってきた2320m圏峰と南ア)

とりあえずランチ場探しを兼ねて八幡尾根を上がると2333m峰の直下が開けた露岩になっていて、当然展望も宜しく、素晴らしいところでした。原本(奥秩父)にその名のある「遠見」ってピークではなくこの岩場のことではないのでしょうかねえ??

でも展望は最高だったのにこの日は風が強かったのが玉にきず。ランチは諦めて先を行きます。

B151005n
(チョウセンゴヨウとアズマシャクナゲが覆う、遠見のピーク<2333m峰>)

B151005o
(ようやくここまで来たか・・・)

すぐ先の遠見もシャクナゲのジャングルでお話にならないのでなおも先を行くと、先の鞍部でようやく適地が見つかり、ようやくランチとなりました。とはいえこの時点で13時前は大弛峠の終バスのことを考えるとかなりマズい時間。距離は近いものの、藪の状態では確実にタイムアウトになる時間です・・・

なので休憩は10分程度にして再び歩き出すと、八幡尾根は歩く人もいるせいか?薄いながらも踏み跡があり、先ほどの登りの尾根と比べたら本当に楽で助かりました。

B151005p
(ハコネコメツツジ)

B151005q
(ダケカンバはすでに落葉)

ということで森林限界を超えても藪はさほどでもなく、時折振り返っては登ってきた尾根や周囲の展望を楽しむ余裕があります。

でも紅葉はすでに盛りを過ぎていて、それだけが残念でしたけど、この澄んだ晴天の許歩けるだけで充分素晴らしいですよ!

B151005r
(稜線より八幡尾根を見下ろす)

B151005s
(千代の吹上・瑞牆山・八ツ)

八幡尾根が歩きやすかったお陰で稜線には実働一時間ほどで上がれて、コレで帰りのバスに間に合う目処がつきました。

ちなみに今回自分が設定したタイムリミットは金峰山到着時14:30までなら大弛峠に出てバス。15時までなら梓山へ下ってバス。それ以降になったら大枚はたいて大弛からタクシーと言う感じ。でも迎車で大弛からタクシーなんていったいいくらかかるのかしらん?(笑)

B151005t
(金峰の山頂はすぐ先だ)

B151005u
(朝日山より金峰山を振り返る)

結局金峰山には14時着。でもこの時間でも人が多いですね~。少しだけ休憩をしたら、五丈石裏の神社に道中の無事を感謝して、帰路についたのでした。

今回は当初の目論見こそ外れてしまったものの、かなり楽しいコースでした。時間的な余裕があったらもっと楽しめたけどこればかりはしょうがない。八幡尾根日帰りは結局コレイ坂から登りが自分にとってリーズナブルかつ無難なようですね~。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.10.03 (Sat)   晴 時々 曇
塩山駅 07:30→ アコウ平 08:40- 御堂川出合 09:00/09:10- 水晶峠 09:30/09:45- 八幡尾根2320m圏峰 12:00- 2333m峰(遠見)12:10/12:20-(途中休憩15分)-稜線に上がる 13:40- 金峰山 13:50/14:10- 朝日岳 14:55- 大弛峠 15:35/16:00→ 塩山駅 17:30
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015.09.25

表参道から登る金峰山

B150925e
(鶏冠のスラブに上がると、五丈石と片手回しが現れた)

シルバーウィークはそこそこ天気に恵まれましたね。自分は所用で遠出なしな近場の連荘で、まずは初夏に平岩尾根を歩いてから懸案となっていた金峰山表参道を歩いてきました(09/22)。

一番バスでアコウ平に降りたのは今回は自分だけ。こうなると金峰山までの一人旅は確定で、まずはてくてく荒川に降り、御堂川出合附近で「奥秩父」に記述のある荒川不動尊を探してみましたが、やはりよくわかりせん。

B150925b
(シラベの二次林が続く)

そんな状況では捜索にあまり時間をかけてもしょうがないので、適当なところで切り上げて飛び石で荒川を徒渉(飛石で徒渉できる所は一箇所しかない)。今回は素直に御堂川に沿う道筋を追います。

道は御堂川に沿うと言うより、御堂川から右に離れた枝沢や枝尾根を登っていく感じ。15分弱で涸れた河原に降り立つと、そこが水晶峠からの表参道との合流点でした。

B150925c
(御室小屋)

B150925d
(小屋奥の神社跡?で参拝してから先を行きます)

合流点から軽く登ると10分ほどで御室小屋に到着。小屋は噂通り倒壊していて使えませんが、小屋の手前にはテントの張れるスペースがあるのでテントならokでしょうか(水場は未確認)。

周囲は何となく荒れた雰囲気は否めないところですけど、小屋奥には神社跡と判読できない石碑があり、なんとなく往時を偲ばせます。そんな雰囲気に浸っていると少々気が引き締まりますね。ここから先は本格的な参道。休憩を終えたら一礼して先を行きます。

B150925t
(鶏冠のスラブに出ると周囲が開ける)

B150925f
(これが鶏冠でしょうか?)

小屋から右手の尾根に取り付くといきなりの急登ですが、さすがに登山道は歩きやすい。じきに周囲の開けた鶏冠のスラブに出ると、ここで行く先に五丈石と片手回しが目に入って一気にテンションが上がりました。

スラブから登り切った所にある巨岩が鶏冠なのでしょうか?その巨岩を左に巻くと、道は尾根を左右に巻きながら徐々に登っていきます。

B150925g
(ダイモンジソウ・咲き残り)

B150925h
(シラタマノキ・結実)

さすがにお花はほとんど終わりで、ダイモンジソウの咲き残りが少々。あとはみんな結実していて、周囲の低木も色付き始めています。

道は相変わらず急なものの歩きやすく、あっけなく片手回しの基部に出てしまいました。

B150925i
(片手回しの裏手に出ます)

B150925a
(片手回しより・右奥に五丈石)

遠くから見ると丸石がちょこんと乗っかっているように見える片手回しも近くから見ると意外にいびつで、当たり前ながら下の岩としっかりくっついているんですね(笑)。

せっかくなので一礼をして登ってみました。さすがに上までは登れませんが、慎重に登れば肩までなら行けます。

B150925j
(こんなコメツガの林もある)

B150925k
(五丈石が近づいてきた)

道は相変わらず急なものの、というか急なお陰でグイグイ登れて、気がつくと五丈石がかなり近くにいて驚きました。五丈石を見ながら登るというのはなかなかオツですね。いかにも登拝している感があって、いつもとはちょっと違う気分になれます。

この辺りまで上がると周囲はもう紅葉が始まっていて、黒木の山肌に赤と黄色が点在して広がっている感じは高いところらしい色付き方。

B150925l
(ナナカマド・尾根上部で紅葉盛り)

B150925m
(ダケカンバも尾根上部で盛り)

もちろん目の前のナナカマドやダケカンバももう盛りでしたが、天候のせいもあって色付きは今ひとつ。それでも日差しがあれば綺麗に輝いて、なかなか素敵です。

そんな紅葉を愛でつつ登ると、あっけなく五丈石の裏手に出てしまいました。

B150925n
(五丈石と金峰山神社)

B150925o
(千代の吹上方面)

まずは目の前の金峰山神社に道中の無事を感謝して、表側に回ると連休とあって周囲は人だらけ。

これでは休む場所がない・・・ことはなくて、こういう時こそというか、御室から登ってきたからこそ、一礼して五丈石に上がらせてもらいました。

B150925p
(瑞牆山を侍らす小川山)

B150925q
(山頂は人が多い)

上に上がったままだと目立っちゃうので(笑)、南の岩陰に隠れて周囲の展望を楽しみつつランチ。ここは人の多い山頂にあって静かに過ごせるところではあるんです。とはいえ登るのは当然お勧めできないのですけど。

心ゆくまで展望を楽しんだら、五丈石から降りて帰路につきます。

B150925r
(ナナカマド黄葉)

B150925s
(朝日山より金峰山を振り返る)

大弛峠までの稜線もナナカマドやダケカンバが紅葉の盛り。黒木林なので点在する形にはなってしまいますけど、晴れていたこともあって見事でした。

やはり紅葉には日差しの力が欲しい。ガスっていても綺麗な紅葉なんて、よほど綺麗に色づいたときだけですから。

B150925t
(稜線はナナカマドが綺麗でした)

大弛からのルートはよくインスタント登山と言われますけど、確かに標高差こそ少ないものの距離は意外にあるんですよね。今回は長雨の後という事もあって黒木林にも潤いがあって、意外に趣のあった道のりでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.09.22 (Tue)   晴 時々 曇
塩山駅 07:30→ アコウ平 08:40/08:50- 御堂川出合 09:05/09:15- 御室小屋 09:40/09:50- 片手回し 10:25/10:40- 金峰山 11:50/12:30- 朝日山 13:30- 大弛峠 14:15
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

◆ カテゴリーのご案内 | 【その他の山域 2004・2005】 | 【その他の山域 2006】 | 【その他の山域 2007】 | 【その他の山域 2008】 | 【その他の山域 2009】 | 【その他の山域 2010】 | 【その他の山域 2011・2012】 | 【その他の山域 2013】 | 【その他の山域】 | 【前道志・道志・丹沢 2004】 | 【前道志・道志・丹沢 2005】 | 【前道志・道志・丹沢 2006】 | 【前道志・道志・丹沢 2007】 | 【前道志・道志・丹沢 2008】 | 【前道志・道志・丹沢 2009】 | 【前道志・道志・丹沢 2010】 | 【前道志・道志・丹沢 2011】 | 【前道志・道志・丹沢 2012】 | 【前道志・道志・丹沢 2013】 | 【前道志・道志・丹沢】 | 【大菩薩・権現山稜 2004】 | 【大菩薩・権現山稜 2005】 | 【大菩薩・権現山稜 2006】 | 【大菩薩・権現山稜 2007】 | 【大菩薩・権現山稜 2008】 | 【大菩薩・権現山稜 2009】 | 【大菩薩・権現山稜 2010】 | 【大菩薩・権現山稜 2011】 | 【大菩薩・権現山稜 2012】 | 【大菩薩・権現山稜 2013】 | 【大菩薩・権現山稜】 | 【奥多摩 2004】 | 【奥多摩 2005】 | 【奥多摩 2006】 | 【奥多摩 2007】 | 【奥多摩 2008】 | 【奥多摩 2009】 | 【奥多摩 2010】 | 【奥多摩 2011】 | 【奥多摩 2012】 | 【奥多摩 2013】 | 【奥多摩】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2004】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2005】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2006】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2007】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2008】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2009】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2010】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2011】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2012】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵 2013】 | 【奥秩父・秩父・奥武蔵】 | 【御坂・天子・富士 2004】 | 【御坂・天子・富士 2005】 | 【御坂・天子・富士 2006】 | 【御坂・天子・富士 2007】 | 【御坂・天子・富士 2008】 | 【御坂・天子・富士 2009】 | 【御坂・天子・富士 2010】 | 【御坂・天子・富士 2011】 | 【御坂・天子・富士 2012】 | 【御坂・天子・富士 2013】 | 【御坂・天子・富士】 | つれづれ | つれづれ 2004・2005 | つれづれ 2006・2007 | つれづれ 2008・2009