« 盛夏の草原へお花見 | トップページ | 常念山脈の末端部を歩く 1 »

2018.08.17

裏劔へまた行けず・・・

B180817a
(日の出直後の別山と真砂沢)

もーのっけからグチっちゃうけど、安定しまくって暑すぎた夏もお盆は通常運転ともいえる不安定な天気(笑)。一応出かけてみたものの、結果室堂一泊二日の往復になってしまいました。。。

そのせいかどうかわからないけど、今回室堂へ直接行ける夜行バスに乗ってみたら人が少なくてチョー快適!これはいいな。空いていれば(笑)。

B180817b
(雷鳥沢へ下る道・人だらけ)

やはり客足は嘘をつきませんね。着いた室堂は予報が外れて無情の雨。とはいえ初日は真砂岳までの予定なので二時間ぐらい待っていたら、雨が上がったのでようやくスタート。雷鳥沢の道は人が多過ぎ。大走りに入ってようやく落ち着いた感じです。

賽の河原の広々とした様子が好ましいなと思いつつ登り始めると、じきにガスの中。だけならいいのですが、この頃から附近でゴロゴロ鳴り出して、なーんかイヤな予感。。。

B180817c
(大走りの導入部・なかなか良さげでしたが・・・)

登るにつれ明らかに音が近づいているので、慌てて歩を進めていると、とうとう結構な近さで落雷!その後は徐々に遠のいてくれましたが、恐怖に震えながらほうほうの体で小屋へ逃げ込んだのでした。

この日のお宿、内蔵助山荘は綺麗で良い小屋でした。ただその後もズッとガスり続けて、楽しみにしていた流星群も見られず凹むような天気でしたが、同宿の方達に救われました。天気が良くないと必ずこういうパターンになりますね。

B180817d
(まさか日の出が見られるとは!)

ということで翌朝もガスで期待してなかったんですけど、日の出が見られそう!との声が飛んで慌てて外に出てみると、ガスが徐々に抜けてる!そしてじきに夏山らしい光景がようやく広がって、それだけでもう声が出ません。。。

この瞬間というのは何度見ても良いものだけど、今回は天気がよくなかったので喜びもひとしおです。というか夏山らしい光景を見られてホッとした、というのが正直なところだったかも。

B180817e
(ライチョウもおった!)

B180817f
(内蔵助カールの雪渓)

朝は晴れてくれたけど、この先も天気は良くないので、今回の所はじゃなくて「も」裏劔は諦めて室堂へ戻る事に(涙)。

とはいえそのままでは二時間くらいで室堂へ着いちゃうので、前の立山行きの時に気になっていた内蔵助カールへ寄ってみました。

B180817g
(静かで良さげな道でした)

途中雪渓を横切る箇所が少々危なっかしいモノの、30分弱でカールに到着。広々として良いところだあ!静かだし。でもまたガスり始めていたので雪渓で遊んだだけでしたけど、できたらもっとゆっくりしたかった。

本当はここからなおも延びる内蔵助平~黒部ダムへ下る道を下りたかったんですけど、お次の小屋のキャンセルをしなければいけなかったので、下れなかったのも少々心残りでした。

B180817h
(チングルマの綿毛)

B180817i
(真砂岳は行きも帰りも・・・笑)

内蔵助平から小屋に戻り、真砂岳へ登り返すと、着いた山頂はまたまだガスの中。

あとはこのままガスの中を歩くのかなあ・・・と少々落胆しながら昨日登った大走りを下り始めます。

B180817j
(トウヤクリンドウ)

B180817k
(大走り・ガスが晴れてきた)

でもその予想は良い方に外れて、下るにつれ徐々にガスが晴れてきて道の全貌が見えると、緩やかで伸びやかに延びる道は明らかに自分好みの道。

足下には雷鳥沢のテン場が見え、あそこはこんな感じなのかと興味津々。右手には雷鳥坂の意外な急さに驚き、そして焦れったいぐらいに姿を見せてくれなかった大日岳も、ようやくその全貌を見せてくれて、今回の所はもうこれで満足でございます。。。

B180817l
(賽の河原・雷鳥沢のテン場が一望)

B180817m
(ミヤマリンドウ)

真砂山から一時間ほどで賽の河原へ降り立ったら、実はここから室堂へ登り返しをしなければいけないのがしんどい所。とはいえあの人の多い道を登り返すのはまっぴらごめんです。

そこで目をつけていたのが、雷鳥沢から一ノ越への直登路から途中で分かれて室堂山荘へ抜ける道の存在。ちょっと遠回りになるけど下りしなで見たところ良さげだったので、そちらを歩いてみる事にしました。

B180817n
(賽の河原からの道の好ましさよ!)

B180817o
(お地蔵様がいらっしゃいました)

実際に歩いてみると、これが想像以上の素敵な道でした。

2358m峰への登り返しが些かきついけど、人はまばらで、なんといっても室堂平の広々とした高原情緒を心ゆくまで味わえます。もう少し早ければお花も豊富だったでしょう。

B180817p
(浄土山の山腹をつづら折れに登り返します)

B180817q
(最後の雪渓を横切ると室堂山荘でした)

あっあと室堂山荘へのつづら折れも若干しんどいかも。でもこの登りでは乗りものオタにとってちょっと興味深いところもあって、楽しみは尽きません。

そして直上に見える一ノ越~室堂の道にアリのように連なるハイカーを眺めながら最後の雪渓を渡ると室堂山荘に到着。ここで劔沢で食べる予定だったおべんとを食べて(涙)、室堂へ向かったのでした。

B180817r
(山荘より雄山と一ノ越)
 
しっかし今年は大丈夫だと思ったんですけどねえ。。。裏劔は自分にとって完全に鬼門になってます(笑)。実は白馬連峰を縦走した2013年も当初は裏劔の予定だったのですが、この年も暑すぎて標高の高い白馬に変更した経緯がありました。

いつになったら歩かせてもらえるのかしら、裏劔。。。
 
・・・・・☆
  
◆ 2018.08.13 (Mon)   雨 後 霧
◆ 2018.08.14 (Teu)   霧 後 晴

 
内蔵助山荘(一泊三食) ¥11000
ビール(ロング缶) ¥800
ビール(ショート缶) ¥600
お茶(PET500ml) ¥400
 

|

« 盛夏の草原へお花見 | トップページ | 常念山脈の末端部を歩く 1 »

【その他の山域】」カテゴリの記事

コメント

AKIOさん、

近年は夏の訪れがも秋の訪れも早くなって、そのせいでお盆の天気が割を食っている印象です。ことしは大丈夫だと思ってたんですけどねえ。。。まあ今年は少しは?歩けたのでいいのですが、近年は高山もほぼ二年にいっぺんになっちゃってます。

7月ならお花はそこそこ良そうですね。今年は例年なら雪解け直後のお花がそれなりに残っているのですが、今年はほぼ皆無ですでに秋のお花畑といった感じだったのも印象的でした。

投稿: komado | 2018.08.20 23:51

ba_sobuさん、

とにかく翌日晴れてくれたお陰でなんとか夏山気分を味わえた感じです。室堂も良いところではあるんですけど、人が多すぎますよ。

初日の行程、その気になれば一日で池ノ平まで行けるのを内蔵助にしたのは、流星が見たかったからなんだけどそれで墓穴を掘ってしまったかな、と。。。

投稿: komado | 2018.08.20 23:48

Komadoさん、こんにちは。

お盆は東京はまずまずの天気だったように思いますが、やはり不安定な気圧配置だと山は直に影響が出るのですね。お盆も年によって比較的安定した天気が続く年もありましたが、今年のように梅雨明けが早い年は、台風が来たりとか秋の前線がすり寄ってきたりとかで、不安定な天候になるような気がします。小生も若い時の合宿で、池ノ谷二俣に3泊くらいしましたが毎日雨模様でずっと沈殿、ところが甲子園はずっとピーカンでラジオで高校野球を聞くしかすることがないような年もありました。

2010年に雷鳥沢でテント泊したので、写真を見せてもらって懐かしかったです。その時は雷鳥沢〜一ノ越〜タンボ平で帰京しましたが、7月末でお花はいろいろ咲いていました。

投稿: AKIO | 2018.08.20 16:53

komadoさん 
室堂までは遠いですね
写真では、青い空や緑の景色が見え、いい感じの立山の雰囲気がわかりました。。
ミヤマリンドウの花が開いていたとは、
植物は一瞬の晴れ間ものがしませんね。、
裏剱かぁ・・・遠いです


投稿: ba_sobu | 2018.08.18 01:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15040/67065492

この記事へのトラックバック一覧です: 裏劔へまた行けず・・・:

« 盛夏の草原へお花見 | トップページ | 常念山脈の末端部を歩く 1 »