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2018.03.12

芦川さんぽのような山歩き

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(千波ノ滝の落ち口より)

3月に入り暖かくなってきて、山もようやくお花の季節になってきました。18きっぷのシーズンにも入ったので今回は一年ぶりに芦川の辺りを、結果山歩きというよりハイキングという感じで歩いてきました。

芦川までの道中は意外や霧氷に雪景色の見事な車窓が続いて驚いたのですが、もっと驚いたのが芦川の水量の多さ。本流は本当に激流で、しかも芦川に合わさる枝沢のどれもが見事な滝になっていて、こんな芦川は初めてだ!と思わず口に出してしまうような光景です。

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(芦川の流れが凄まじい)

今回は畑熊入口からのスタート。ここから大畠山へのコースは11年ぶりでした。いきなり勘違いして道を間違えるアクシデントはあったものの、無事に前畑への道を見つけて一安心。

でも前回はすんなり歩けたはずの道が集落を前にして竹藪に阻まれたのはどうしてだろう??と思ったのですが、おそらく住人が減ったせいで、結果として破線路が放置されてしまったからのようです。

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(ご無沙汰してました・畑熊の大ケヤキ)

B180313d
(八ヶ岳はクッキリ)

初訪の折と比べて淋しくなってしまった前畑の集落を通り過ぎ、大畠山への道を探したのですが完全に忘れてて(笑)、結局尾根に取り付いてから上がってきた道と合流。あとはこの道を上がるだけです。

とはいえ、なぜにこの道を再び歩いたかというと、アイスクライミングの終了点になっている千波の滝の落ち口へ行ってみたかったから。道を登って行くうちにじきに梢越しに滝が見えてきて、普段はちょろちょろの滝の・・・その想像を超えた水量は凄いの一言。なにせ落差が80m以上あるので迫力も充分です。

B180313f
(千波の滝の流れが凄い)

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(トラバース道を行き・・・)

肝心のトラバース道も慣れていれば普通に見つけられるレベルで、道も破線路と同様に基本的にはしっかりした道がつけられていました。ただし高度感のある急斜面のトラバースなので通過に注意は必要でしょう。

やがて植林帯に入ると、道は下降に転じてまもなく蛇沢に降り立ちました。

B180313h
(蛇沢に降り立ちました)

B180313i
(水量の多さとナメが良い雰囲気)

蛇沢に降りて驚いたのがその水量と、ナメの続く渓相の良さ。これは沢靴を履いてゆるゆる歩いてみたくなってしまう好ましさですが、水量が多くて水線に沿って歩けない。。。

おそらく平時であれば、山靴でも普通に歩けるのではないでしょうか?しょうがないのでここは巻いて巻いて・・・ようやく落ち口に着地。いやー高い滝なので高度感があって爽快ですよ!ただ日陰なのが惜しかった。日差しがあればここでランチにしたかったくらいですから。

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(ツノハシバミ)

B180313l
(来た道戻って・・・)

落ち口への巻きに時間が想像以上にかかって、落ち口についた時点ですでに11時過ぎ。これでは上に上がっても同じ道を戻ることになる時間になりそうです。。。

なのでこの先どうしましょうかー??と相談の結果、どこかでランチにしたあとは来た道を戻って垈(ぬた)へ降り、古宿まで歩いてセツブンソウでも見ましょう!という事になりました(笑)。

B180313m
(ここから垈へ)

B180313n
(ダンコウバイも咲き始めた)

そうと決まれば話早くて、尾根に戻ったところで千波の滝を鑑賞しながらランチをとり、なおも戻って戻って30分程で畑熊と垈を結ぶトラバース道に着地。

それからは明瞭な道筋を選びながら適当に降り、じきに芦川沿いの県道に飛び出しました。

B180313o
(県道に降り立ちました)

B180313p
(県道より千波の滝・ここまで水量があるのは珍しい)

こちらに降りたのはセツブンソウ目当てでしたけど、下から千波の滝の全景を鑑賞するためでもありました。滝自体は見事なものの、下からだと水の流れがわからないのが通常なので、↑↑この姿はかなり貴重かも。

ここで地元の方をお話ししたところ今年は寒くて滝がよく凍ったから、クライマーで盛況だったそうですよ。

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(垈の双体道祖神)

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(芦川沿いをてくてく登って・・・)

滝を鑑賞したら、本格的な車道歩き。でも天気の良さ、水量の豊富さ、そして何より麓なのに雑木林ばかりという環境の良さと相まって、この芦川さんぽが本当に楽しかった。

そして山肌を見上げると露岩の多さにも改めて驚き、道路が通じる前の難所ぶりを想像せずにはいられません。芦川沿いに馬頭観音がやたらと多いのはおそらくそのせいなのかも知れませんね。

B180313s
(セツブンソウにも逢ってきました)

結局のんびり歩いてしまい、二時間近くかかってようやく古宿に到着。お目当てのセツブンソウは終盤だったものの、まだまだ綺麗に咲いていた花があって十二分に楽しめました。

しかしこの日は山歩きとしては??でしたけど、春の芦川の魅力を再認識した一日。歩く人は選びますが本当に良いところだと思う。訪れる度に心洗われる気持ちになる場所ってそうそうないですよ!
  
・・・・・☆
 
◆ 2018.03.10 (Sat)   曇 後 晴
畑熊入口 08:30- 畑熊(前畑)09:20- 千波の滝落ち口 11:00/11:15-(途中休憩)- 11:35/12:30- トラバース道に出る 13:05- 垈 13:35- 高萩 14:20- 三帳(古宿)14:55
  
タクシー(芦川駅~畑熊入口) ¥1270
タクシー(古宿~芦川駅・迎車) ¥2710
 

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コメント

本当にAKIOさんのおっしゃる通りですね。ピークにこだわらなくてもこういうコースが組めちゃうのは本当に面白い。

それはそうと上九のバスは本当に使いづらくなってしまったようですね。まぁ地元の方優先だから致し方ないけど、せめて朝のは欲しいかなと。もうあちら方面は市川からタクシーか鶯宿まで歩くという選択肢しかないのかな。迦葉坂まだ歩いてないんですよねえ。。。

投稿: komado | 2018.03.13 22:57

Komadoさん、こんばんは。

芦川はピークハンティングではなく、尾根、沢、峠道、仕事道、廃道などを季節と好みで組み合わせて歩くのが楽しいですね。小生は冬と春の18キップの季節ばかりで、他の季節は全く知りませんが、18キップの季節だけでも十分に楽しんでいます。

最近知ったのですが、甲府市立病院〜上九一色のバスは、南甲府発着になりましたが、小さなバンになって本数が減りましたね。朝8時台の上九行きと夕方17時頃の上九発がなくなったので、山歩きには利用できなくなったのが残念です。以前は土曜日は運行していたと記憶しているのですが、今は平日のみです。ただし、運賃は通しで乗車しても300円とコミュニティバスの料金になりました。

投稿: AKIO | 2018.03.13 21:04

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