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2017.04.26

アカヤシオの下見を兼ねて大持山へ

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(新緑萌える・橋立川の径路)

二週連続で山歩きなんて久しぶりですねえ(笑)。さすがに今は新緑が楽しい時期ですのでできることなら平日でも歩きたいぐらい。

ということで先の日曜(04/23)はアカヤシオの様子見を兼ねて久しぶりに奥武蔵秩父方面。この日のために??ずーっと取っておいてあった妻坂沢左岸尾根を登路に取り、大持山・小持山と回った後はこれまた久しぶりにスヤマ沢右岸尾根を下るコースを組んで歩いてきました。

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(ヒトリシズカ)

当初は名郷歩きだしの予定でしたが寝坊してしまったため、急遽レッドアローで西武秩父へ向かい、駅からタクシーで重役出勤のつもりも・・・西武秩父に着くとなんとタクシー乗り場はすでに行列しまくり(汗)。

今は観光客が一頃よりも増えてるんですね。かなり焦りましたが、ここで偶然やってきた吉田行きのバスに飛び乗り、秩父駅でタクシーを確保して無事に登山口の一の鳥居に出ることができました(¥2890)。いやぁ今回はマジで危なかったわ。。。

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(妻坂沢左岸尾根・800m附近の緩斜面)

そんな訳で武甲山の登山口である一の鳥居はすんごい路駐・人出でげんなりしかけたものの、ストレッチをしてとっとと歩き出せばしばらくは人混みと無縁です。

さっそく妻坂沢の左岸尾根に取りつくと、植林帯が続くのはこの山域では仕方ないところ。でも案外早く雑木林に変わった事に驚いていると、じきに800m附近の広大な緩斜面に出ます。林こそ荒れ気味なもののお花もちょこっとあって楽しいところでした。

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(上部の岩峰への登りは斜度がきつく要注意)

緩斜面を過ぎるとしばらくは植林と雑木に分けられた間を行く感じ。上部で横切る明瞭な道は廃道になって久しい持山寺コースの名残でしょうか。

そこからひと登りで急な岩の斜面に変わって面食らいますが、ここはかなり急なので通過には慎重を要する箇所です。

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(岩峰附近のアカヤシオは見頃)

ただそういう急峻な岩場にいるのがアカヤシオなのですよ(笑)。ちょうどこのレンジで見頃でしょうか。

去年が当たりだったのでお花の量が心配だったのですが、少なめではあるもののどうやら楽しめる量はありそうです。

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(南鞍部から岩峰側の様子)

登り切った岩峰から南側も落ちてるので、ここは東を巻いて南の鞍部に降りるのが上策でしょう。

鞍部から先は美しい雑木林が続き、それを登り切ると妻坂峠からの登山道に飛び出しました。

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(カタクリは見頃)

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(稜線の登山道は低木が一部芽吹き始め)

稜線に上がれば次は尾根通しに登って大持山へ向かう段取り。ここから大持山にかけても雑木林が美しく雰囲気の佳い所。すでにカタクリは盛りでバイケイソウも芽を出しはじめています。バイケイソウの緑がまた良いアクセントなんですよね。

手前の肩も大持山山頂も人が多いと見て、ランチは途中の緩い箇所で頂きました。

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(大持山山頂)

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(小持山山頂・アカヤシオはほとんどがまだ蕾)

上がった肩や山頂には人はいたものの意外や想像よりも少ない感じ。それでも小持山までの間はそれなりにすれ違う感じではありましたが。。。 

アカヤシオの方はこの標高だとほとんどがまだ蕾で、この辺りは次の週末が見頃になりそうです。花付きも少なめながら酷いことになってはなさそう、というかアカヤシオは基本当たり外れの幅が大きい花ではないんですけど。

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(覗き岩より・大平山が巨きい)

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(スヤマ沢右岸尾根・)

下りはスヤマ沢右岸尾根と決めていたので、高ワラビ尾根を1160m峰まで降りてから右岸尾根を下りはじめます。

右岸尾根は基本痩せ尾根と急降下の続く尾根で、

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(右岸尾根のアカヤシオは見頃~盛り)

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(尾根は痩せてるか、急降下が続く)

だからこそ、この尾根はアカヤシオが見られるのですが、1070m圏のピークから先は基本急降下が続くので、興味のあるヘンタイさんに於かれましては(笑)できれば登りにとって欲しい尾根ではあります。

この尾根でのお目当てはアカヤシオはもちろんのこと、アカヤシオの許に咲く花と言えばイワウチワ!もお目当ての一つ。なんとか咲き始めの株に逢うことができました。

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(イワウチワ・咲き始め)

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(ヒナスミレ)

尾根を下るにつれ、周囲が芽吹き、そして新緑に変わるとまもなくスヤマ沢との出合に着地。この辺りはお花もあるんですけど、今回に限って言えば周囲の渓畔林の新緑が最高潮で、素晴らしすぎました。

でも一応今年お初となるお花に一通りお目にかかり、それから橋立川に沿って下っていくと・・・

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(スヤマ沢出合・渓畔林が美しい)

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(ニッコウネコノメソウ)

西向きの沢という事ともあって、輝く新緑を目にしながら下る道のりはこの日のハイライト。

奥武蔵秩父方面で渓相・樹相美ともに兼ね備えた渓谷コースってほっとんどなくて、この橋立川の道は短いながらもその両方を兼ね備えた貴重な道。ただ、いかんせん道が荒れていて現状、仕事と好事家だけのものになっているのは本当にもったいないなあ、と。

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(新緑が見事だ)

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(コガネネコノメソウ)

とはいえこれだけ道が荒れていると場所柄復旧はかなりキツいものがありますし。。。

武甲山の下りにここを歩くことができれば、武甲山の山行きの深みがより増すのは確かなんですけどねえ。。。

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(渓谷と新緑がタマランチ会長・Part1)

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(ミツバコンロンソウ)

・・・と歩きながらそんなことを思ってしまったのはこの日の新緑が感動的なくらいに素晴らしかったから。

おそらく時期と好天、そして雨後で空気が澄んでいたこともあったのかも知れません。

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(渓谷と新緑がタマランチ会長・Part2)

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(レンプクソウ)

例年よりちょこっと時期が早かったお陰でレンプクソウは盛り。ひさしぶりにお花を愛で、しかもたくさんカメラに収めることもできて気分は良くなるばかりです(笑)。

あとは下るにつれ徐々に濃くなる新緑を愛でながら、のんびりと浦山口へ向かったのでした。
   
・・・・・☆
 
◆ 2017.04.23 (Sun)   快晴
一の鳥居 09:40→ 岩峰 11:10/11:20- 縦走路に出る 11:]30-(途中休憩30分)- 大持山 12:40- 小持山 13:05- 1160m峰 13:30/13:40- スヤマ沢出合 14:35- 林道終点 15:10- 浦山口駅 15:50
 

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コメント

AKIOさん、

ありがとうございます。この日はひっさしぶりに歩きを堪能出来た日だったように思います。いま頃はこういう気持ちの良い晴天も望めて、無理してでも毎週歩きたくなる季節ですね(笑)。

晴は予測できても「雨後」は運がないと巡り逢えない。ついていたと思います。

投稿: komado | 2017.05.02 22:10

Komadoさん、こんにちは。

今回は本当に「花のひかりらしいレポ」を楽しませていただきました。「時期と好天と雨後」は小生もその通りだと思います。移動性高気圧のしっぽの日よりも雨の翌日が綺麗ですね。

投稿: AKIO | 2017.04.30 18:28

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