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2016.04.19

有間山から大丹波川へ・アカヤシオを見に

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(三十三尋ノ滝)

しっかし・・・予定が立て込んで山に行けないうちに、お山もいつの間にやら春も本番。となるとそろそろアカヤシオの季節です。今頃なら蕨山の標高ぐらいがベストなのでしょうが人が多い。まあ今年のツツジは期待できない年回りだし、たまには有間山でも行ってみようか、ということで土曜(04/16)に久しぶりに歩いてきました。

この日は一番バスで行くつもりだったのにいろいろあって、名郷歩き出しが10時前。行程を考えるとあまり宜しくない時間ですけど日が長くなっているので問題は無いでしょう。まずは林道をてくてく歩いて白岩へ向かいます。

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(白岩の鉱山は操業を停止していた)

白岩を訪れたのは7年ぶり。その間に鉱山はあえなく閉山となって、周囲の建物も撤去されてさみしくなりましたねえ・・・なんて感傷に浸っていたら、なんと登山口の橋も撤去されていました。しょうがないので飛び石で徒渉して尾根に取り付きます。

ということで元は登山道だったこの尾根を歩くのも7年ぶり。今回は前回寄り損ねた三十三尋ノ滝に寄るのも目的の一つで、その分岐は尾根に上がってからひと登りでいともあっさり見つかりました。

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(エイザンスミレ)

ここで尾根からいったん外れて左の道を追うと、さすがに道はか細いもののこの手に道にしたら明瞭な方でしょう。まもなく沢に沿うようになり、ふた登りぐらいであっけなく三十三尋の滝の前に出ました。

滝は落差こそあるものの水量が少なく、色々な情報からもあまり期待してなかったのですが、意外や意外その細い水量にあった滝で、これはこれで良いですね。まぁ日差しが入った事と新緑のお陰もあったかも知れないけど、想像以上でした。

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(露岩が続く箇所には・・・)

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(イワウチワ)

滝見を終えたらこれが道かどうかは怪しいところなんですけど(笑)左岸の巨岩の下端を沿うように登って尾根に復帰。そこはちょうど良く露岩帯のため、いきなりイワウチワ。そして急な斜面にはヤマザクラとミツバツツジが見事です。

そしてまもなくお目当てのアカヤシオもでてきました。この尾根のアカヤシオはそんなに多いわけではないのですが、どれも花付きはなぜか上々。今年はあまり良くない年回りのはずなので全く期待してなかっただけに、嬉しいというより正直戸惑いの方が大きかったかも。

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(アカヤシオがなぜか??見事だった)

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(ここまで来ると稜線は近い)

登ってもぼちぼち出てくるアカヤシオは相変わらず良い感じですし、イワウチワも盛りは過ぎていたもののちょこちょこあって、そんなお花を愛でながら探しながら歩くと、あっけなくショウジクボノ頭に出た・・・

のですが、稜線に飛びだしたら西側が皆伐されて、周囲が開きまくっていた様子に唖然。たしかにここ10年ほどは近辺で伐採されていたんですけど、ご無沙汰していたうちにまさかここまでやっていたとは!

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(ショウジクボノ頭・西側が皆伐されていて驚いた)

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(振り返るとこんな感じ・奥に大持山)

ということですっかり展望の稜線と化した尾根を南へ向かいます。

ふと振り返ると大持山。そして右手にはこれから歩く有間・仁田山~日向沢ノ峰から都県界の稜線。浅間尾根や大平山も指呼の間。いやあ凄い展望ですね。でも個人的には伐採した後に何を植えるかが気になってるんですよね。すでに鹿柵が張られていますし。

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(橋小屋ノ頭より先は雑木林のアップダウンが続く)

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(かつては道を覆っていたスズタケも風前の灯火)

そんな展望の稜線が途切れるとじきに橋小屋ノ頭で、昔はここで展望を楽しんだものなのに、こちらの方は東面の植林が育って、とうとう展望を望めなくなったのはバランスをとっているのでしょうか?(笑)

橋小屋ノ頭から先は雑木林メインのアップダウンが続く好ましい道のりに変わります。タタラノ頭から先はスズタケが茂っていたのにこちらもご多分に漏れず、すでに風前の灯火。まぁおかげで仁田山の広い山頂の好ましさを再認識できたのは収穫と言えば収穫かな~??

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(仁田山もスッキリしていた)

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(送電塔より・アセビの咲きっぷりが良い)

仁田山から南の鞍部に降りると、ここから日向沢ノ峰への登りにさしかかります。とはいえ標高差はそんなに無いので見た目よりも楽に登れるかも。

そういえば今年はアセビの咲きっぷりも見事ですね。稜線どこでも壮観に花を咲かせていました。そして送電塔近辺のアカヤシオはさすがに咲き始め。ここや大持小持あたりは今週末が見頃でしょうか。ここも花付きは悪くないですよ。

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(アカヤシオは蕾だが花付きは意外に良さそうだ)

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(日向沢ノ峰)

ということで思ったよりも早く日向沢ノ峰に上がって一安心。15時前なら明るいうちに下山できる時間です。

よもぎ大福を食べつつちょこっと休憩したら、ここから踊平へ急降下。川苔からの下りも苦手なのですが、こちらからの下りはもっと苦手(笑)。でもこの日は意外にスムーズに下れました。

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(川苔山を望む)

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(踊平付近のアカヤシオもこんな感じ)

じきに踊平に降り立ったら、ここからは例のごとく大丹波川へ。

もういい加減良い時間なのですが(笑)再び晴れてきたこともあって、お花をめでつつのんびり下っていきます。

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(獅子口とコチャルメルソウ)

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(ナガバノスミレサイシン)

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(ヒナスミレ)

下るにつれ周囲は芽吹き、そして新緑に変わっていくのもこの時期の楽しみですね♪

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(下るにつれ木々が芽吹いてくる)

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(ニッコウネコノメソウ)

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(コガネネコノメソウ)

道中、ニリンソウも咲き始めてきて、この道の一番華やかな季節になってきましたね。

あと下のアカヤシオも花付きがよろしく見事。まぁ本来アカヤシオはそんなに当たり外れの激しいお花ではなかったはずなのですが、4,5年前のことがあるのでなんか妙な感じ。今年は本当に当たり年になっちゃう?のかなぁ??

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(ニリンソウも咲き始めてきた)

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(曲ヶ谷出合を過ぎると周囲は新緑に)

ということでお花を愛でつつのんびり歩けたのは良かったのですが、上日向で18時過ぎのバスを4分差で逃してしまい(笑)愚かにもこの時になって、去年はこのバスに間に合わすために急いだ事を思い出すというマヌケっぷり。

ここでいくら悔やんでもどうしょうもないので、気を取り直して川井駅へ向け重い再スタートを切ったのでした(笑)。
  
・・・・・☆
  
◆ 2016.04.16 (Sat)   晴 後 曇
飯能駅 08:55→ 名郷 09:55- 白岩 10:35- 三十三尋ノ滝 11:00/11:10- ショウジクボノ頭 12:10-(途中休憩分)-橋小屋ノ頭 12:45- タタラノ頭 13:05- 有間峠 13:40- 仁田山 13:50/14:00- 日向沢ノ峰 14:40/14:50- 踊平 15:05- 獅子口 15:25- 曲ヶ谷出合 16:40/16:50- 登山口 17:15- 川井駅 18:45
 

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コメント

Komadoさん、こんにちは。

三十三尋ノ滝への登り口の橋が撤去されたのですか。昨秋に訪れた時は、橋も滝を示す表示もまだありました。

この尾根のアカヤシオは、なかなか良さそうですね。

投稿: AKIO | 2016.04.19 09:28

白岩の鉱山の建物は撤去されたんですか
一昨年の秋に歩いた時はまだあったような。
ショウジクボノ頭付近の伐採は私も吃驚しましたが
展望が良くなったことは確かですね。
山も一気に花や新緑が目立つ様になって来ましたね。

投稿: kb | 2016.04.19 09:37

AKIOさん、

えっ去年まではあったんですか!
あの鉱山もあったときはうるさいとか思っていましたけどなくなればなくなったで少々さみしいモノがありますね

・・・なんて考えてしまう自分の身勝手さ(笑)
アカヤシオの量はさほどではないですけど、尾根下部のヤマザクラや見事でしたよ。

投稿: komado | 2016.04.19 23:13

kbさん、

あそこの鉱山の閉山がいつされたのもわからないけど、結構最近まで以前の姿のままだったのですか。

鉱山のことも驚いたけど、一番驚いたのはあの稜線の伐採具合。よくもまあスッキリ伐りましたねえ。ああいう展望ってあの界隈ではかなり珍しいので、しばらくは展望の稜線が売りになりそうですね。

投稿: komado | 2016.04.19 23:16

鉱山がいつの間に閉山されたのですね。
自分の歩いた2年前は操業していましたけど。

滝の手前の倒木は今も同じようですね。
さすがに取り除いてくれるような人はいないか。

あの尾根はアカヤシオ、なかなか楽しめますね。
今年は微妙に良い年なのかな。

投稿: リブル | 2016.04.20 20:21

リブルさん、

二年前まではやっていたのですか。
確かに白岩こそご無沙汰してましたけど、近所は年一くらいでは歩いていたし、音は聞こえてました。

話には聞いていましたが、実際に目の当たりのするとやっぱり少々さみしいですね。アカヤシオはちょっとだけ期待していますよ。

投稿: komado | 2016.04.21 00:09

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