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2014.06.03

三ツドッケから大平山へ・満開のシロヤシオを楽しむ

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(シロヤシオ・七跳山~大平山間で満開)

みなさまお暑うございます(笑)。いやいや・・・本当に暑い日が続きますね。おかげでお花の方も進みまくりで、先の週末は少し予定を変更。後に回す予定だった長沢背稜/都県界尾根北面のシロヤシオを楽しんできました。

さて今回(06/01)は日曜のせいでしょうか?最近はかなりの混雑ぶりだった二番バスも、1台で収まる様になったのが正直嬉しかったりします(笑)。とはいえまだまだ人は多いので、今回も倉沢で降りてからのスタート。

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(塩地谷の巡視路も緑が濃くなった)

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(塩地谷に降り立ちました・左の大岩が中間尾根末端)

林道も巡視路もひと月空くと、緑が濃くなって、かなり暑かったこともあってすでに盛夏のよう。ただ空気が乾燥していたので思いの外快適に歩けて、シオジクボ小屋跡までゆっくり目に歩いて一時間ちょいと普段のペース。

今回は棒杭尾根の枝尾根である850m圏二俣の中間尾根を登るので、一度高巻いてから塩地谷に降り立つまでは先月と同じ。でも今回は対岸にすでに尾根末端が延びているのが先月と違うところです。

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(ヒメレンゲ)

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(タニギキョウ)

ということでさっそく塩地谷を渡って中間尾根に取りつこうも、尾根末端は結構な岩尾根で取り付くしまが全くありません。

しょうがないので先ず右(下流)に回ってみるも、こちらも急で取り付くのはしんどい感じ。ならばと左へ回ってみると、こちらには比較的明瞭な踏み跡が通っており、ひと登りでうまいこと尾根上に上がることができました。

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(これでは尾根上は辿れません)

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(塩地谷850m圏二俣中間尾根下部・切通し状の鞍部)

のっけは明瞭な踏跡がある通り、伐採後放置されたアセビ茂る二次林で、急なこともあって少々歩きづらい感じ。しかしそれもじきに尾根が緩むと、痩せた岩尾根に変わって、ようやく歩きやすくなりました。

途中には↑↑切通し状の鞍部があったりして面白かったのもつかの間、まもなく尾根の右側が植林に変わると、尾根も再び急になって、あとはひたすらに登り続けます。

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(この日のおおものさん♪)

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(傾斜が緩くなれば棒杭尾根は近い)

登っていくうちに右側の植林が切れて全面雑木林に変わると、一旦尾根が緩み、肩になったところにはブナのおおものさん。幹廻りこそさほどでないものの、樹勢がしっかりしているのが好ましいですね。

肩のすぐ先から再び急登になりますがそれも長くは続かず、登り切るとあっけなく棒杭尾根に飛び出しました。

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(棒杭尾根のシロヤシオはほぼ終了)

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(このブナが出てくると縦走路は近い)

合流点から棒杭ノ頭までは標高差にして200m程。登り始めると間もなく自然林に変わって、シロヤシオがぼちぼち出てきますけど、さすがにこの標高ではおしまいです。

でも尾根上ながらも巡視路が通っていると歩きやすいですね。20分ほどで縦走路に飛び出し、そこからもうひと登りで棒杭ノ頭・・・とはいえ山頂とは言えないような尾根上の小ピークなので、直ちに西の三ツドッケへ向かいます。

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(三ツドッケ北峰)

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(ツツジは都県界尾根北面で盛り)

三ツドッケまではお花目当てで都県界尾根の稜線伝いに歩いてみました。シロヤシオもトウゴクミツバツツジもさすがに盛り過ぎたものの、シロの方はまだまだ行ける感じ。でもトウゴクの方は後から咲き出しているはずなのに、萎れたのが多かったのは、気温が高かったのと先週中の荒天の影響でしょう。それを考えるとシロヤシオって花自体が結構お強い?んですねええ??

そんな感じなので三ツドッケも山頂は素通り(笑)。お花見がてら北面を散策したり、テラスでランチをとったりと結構のんびりしてしまいました。

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(サラサドウダン・咲き始め)

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(縦走路もツツジが満開)

三ツドッケから先も、この時期はもちろん尾根通し。やはり北面のシロヤシオが見事。トウゴクはこの辺りでも萎れたのが多かったのが、花付きが良かっただけにちょっと残念。

そんな感じで三ツドッケからお花見をしつつ一時間ほどで七跳山に上がったら、今年はシロの当たり年な訳ですから、当然のごとく北の大平山へ向かいます。

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(コメツガが倒れて小黒~熊倉の稜線が見えるようになった)

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(う~ん・・・)

ここは前の当たり年だった2011年以来でしょうか。周囲のコメツガが倒れて展望の良くなってしまった西面の様子を少々複雑な思いで一瞥したら、さっそく北へ下り始めると、出てきます出てきます満開のシロヤシオが!

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(これはこれは・・・)

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(ここのトウゴクミツバツツジは比較的状態が良い)

もちろんトウゴクミツバツツジの方もたくさん咲いていて、こちらのは標高が一段高いおかげで、お花も比較的綺麗なのが多く、ちょっとホッとしました。

とはいえお花はまだまだこれからで、なおも下るにつれシロもトウゴクも増えて、広い尾根をあちこち歩いていても、にやにやが止まらない素晴らしさ。昔はスズタケの密藪だったこともあるのでしょうけど、これで歩く人が滅多にいないんですから、もう最高としか言えません。

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(一面白かピンクに色づいています)

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(大クビレ・乗越す林道がスッキリしていた)

そんなお花を十二分に堪能したら、まもなく林道の通る大クビレに到着。ここまで来たらもちろん大平山へ登り返します!

大クビレから大平山までは10分ほどの登り。シロヤシオはもちろん見られますけど、大クビレまでの見事さには敵いません。こちらも訪れる度にスズタケが枯れ、倒れ、スッキリして、今やなんの抵抗もなく歩けるようになっています。

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(ミヤマザクラ)

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(大平山山頂・ご無沙汰しておりました)

大平山に着いたらシロヤシオもおおよそここまでなので、三角点にタッチして、来た道を引き返します。

引き返すとは言え、実際は七跳山までの登り返し。でもそれも満開のシロヤシオを見ながらの登り返しですので、さほどの苦にもなりません。

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(帰りしなも夢のようだ)

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(ここまで来ると七跳山は目前)

大平山から小一時間で七跳山に登り着いたら、ここから西の稜線・・・ではなく南の七跳尾根を下って、もちろん南面のシロヤシオも鑑賞します。こちらは3年に一度なんですから、欲張れるだけ欲張りますよ(笑)。

南面は範囲こそ狭いながらもシロヤシオは満開。こちらでも心ゆくまで鑑賞してから、縦走路をなおも西へ行きます。

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(七跳南面のシロヤシオも見事!)

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(泊まるのは7年ぶりでした・・・汗)

実は今回は珍しく奥多摩でお泊まりの山行き、なのでこの日の行程は避難小屋でおしまいです。できた当初はよく通ったこの小屋も、泊まるのは土台が崩れて使用禁止になる直前以来ですので7年ぶりでした。

この日は日曜だったので満員はないにしても誰か来るだろうと思っていたら、結局誰も来ず、なんとこの日は貸し切り!小屋は綺麗で、ロケーション宜しく、水場至近と最高の小屋っぷりは相変わらず。昼暑かったおかげで夜は暖かく、星見も楽しめて、最高の一夜を過ごすことができました。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.06.01 (Sun)   快晴
奥多摩駅 07:35→ 倉沢 07:50- 魚留橋 08:30- シオジクボ小屋跡 09:00- 尾根取付 09:10/09:15- 棒杭尾根と合流 10:10- 棒杭ノ頭 10:35- 三ツドッケ 11:15/11:50- 七跳山 12:55- 大クビレ 13:25- 大平山 13:35- 七跳山 14:25- 酉谷山避難小屋 15:20
 

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コメント

一日違いでしたね~
それにしても お泊りとは羨ましい~
自分も一度酉谷避難小屋泊まってみたいです。

投稿: いっき | 2014.06.04 17:37

長沢背稜のツツジが素晴らしいですね。
予定を変えてバッチリの満開はさすがですね。パチパチ~♪
七跳南面のシロヤシオも一面で素晴らしいですね。
ツツジもこんな大木にとビックリです。

長沢背稜辺りを歩いてみたいと思いながら、思うだけになってしまってます。
ツツジも紅葉も素晴らしい所ですね。

投稿: SAKURA | 2014.06.04 21:11

シロヤシオ・ミツバツツジ見事ですね
昨年同じ時期に三ツドッケに行きましたが期待に反して
あまり咲いていなくてkomadoさんの写真で楽しんでいます
棒杭尾根から縦走路を横断して尾根伝いに仙元峠に4年程
前に歩いた時はシロヤシオとミツバツツジの競演が
素晴らしかったのを思い出します。
酉谷の避難小屋小さいながらもいつも綺麗になっていますね。

投稿: kb | 2014.06.05 09:42

いっきさん、

今年はシロの当たり年。おそらく3年に一度の事なんだから、歩かにゃソン損ですよ。

でもだからこそトウゴクが惜しかったなあ。。。

投稿: komado | 2014.06.05 22:14

SAKURAさん、

しかし暑過ぎる日が続いて困りますね。予定を変更と言っても初日と二日目に歩く場所を入れ替えただけなのですけど(笑)。

でもこの想定外の暑さにやきもきしていたのは確か。だから想像以上に咲き残っていてくれて本当に感謝するしかありません。あとは小川谷林道が早く歩けるようになると良いですね。3年後はたぶん行けると思うんですけどねえ。。。

投稿: komado | 2014.06.05 22:17

kbさん、

シロヤシオは当たり外れの落差が大きいから、今年は仙元峠の方も行きたかったんですけど、この暑さがちょっと恨めしいですね。

酉谷小屋は相変わらず綺麗でした。なんやかんや言ってもうできて15年以上経っているので、決して新しいとは言えないし、ガラスも傷がついて室内からクリアに展望を楽しめなくなってしまいましたけど、関係者の方々や小屋の愛好者の方々のおかげで、相変わらず素晴らしい小屋のまま。みなさまにお礼を申し上げたい気持ちで一杯なんです。

投稿: komado | 2014.06.05 22:27

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