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2014.01.06

将門馬場を一山として愉しむ

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(大堀沢右岸尾根上部)

さて、今年の初歩き(01/03)はお馴染みの?干支の山シリーズ。去年は奇跡的に日原に巳ノ戸山(八丁山)がありましたけど、今年はお馬さんだからよりどりみどりです(笑)。

その中でも今回は水根沢 大堀沢右岸尾根を登り、タル沢尾根を下降するとういう、将門馬場を一山として歩くコースを組んで歩いてきました。

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(水根沢林道・雪がない箇所と凍結箇所のミックス状態)

まだ正月さなかとあって人出は少なめです。でも遅い時間の鴨沢行きは雲取のハイカーで満員で、水根で降りるハイカーは当然私一人。まずはてくてく水根沢林道へ向かいます。

水根沢林道は大堀沢までは基本雪のない箇所が大半なものの、雪が残っている箇所は氷化が始まっていました。大堀沢より先の水根沢林道は日陰である右岸を行く割合が多くなるので、鷹ノ巣へ行く人は滑り止めが必須だと思います。

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(ハンノキ沢の滝もこんな感じ・・・)

今回はショートコースなので途中のハンノキ沢の滝も見物。まぁほとんど凍ってなかったのは残念でしたけど、沢らしい沢を見るのはここが最初で最後なので、ちょっと寄り道してみました。

そしてそのハンノキ沢の次の沢が大堀沢で、桟道で対岸へ渡ればそこは既に大堀沢右岸尾根の末端部。適当なところから取り付いて、落石を起こさぬように急な斜面をえっちらおっちら登っていきます。

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(大堀沢右岸尾根下部の大ツガさん)

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(右岸尾根中腹に上がるころから・・・)

登って登って尾根状になったところに這い上がれば一安心。のはずもその先は露岩帯が続いて驚きました。しかしそれも間もなく終わって、アセビの茂る雑木林の中を行くようになります。

そんな途中で見かけた↑↑この大ツガさんは幹廻りこそ4mほどですけど、元に近いところから二又になっているのはツガにしては珍しいですね。

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(・・・徐々に雪が出てくる)

しばらく続いていたアセビがなくなり尾根上がスッキリ広がると、雑木美林に変わって雪も現れてきますが、さすがに南面だけあって多くても15cmほど。急登が続くので却って歩きやすくなって、ルンルン気分で登れます。

そんな広尾根から再び尾根が痩せると尾根が平衡になって石尾根近しの雰囲気。この尾根上部は不思議な浮遊感というか頂稜感がありますね。右に六ツ石、左に鷹ノ巣からの石尾根の並びを平衡に見る感じは、ちょっと他にはないかも。

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(尾根上部より、鷹ノ巣山からの石尾根)

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(尾根上部雪は多くて20cmほど)

この辺りからは雪も増え、そんな中を快適に登っていくと、あっけなく石尾根の縦走路に飛び出しました。でも縦走路は人出が多いですね。変なところから飛び出してスミマセンでした。

縦走路を突っ切りなおも尾根伝いに将門馬場の山頂を目指すと、ここからちょっとしたラッセルの始まり。石尾根上は30~40cmの積雪でいささかしんどいものの、短い間ですので楽しみながら行きましょう!と思っていたら山頂近くになって良く踏まれたトレースが現れたのにはビックリ!

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(将門馬場山頂・トレースがあった)

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(樹間からうっすらと富士)

干支の山だからわざわざ寄ったのか?と思ってたら、西の尾根道から下の縦走路へ合流する辺りがわかりづらいので尾根上についてしまったのでは?(Hgさん談)というのがよく考えてみれば正解かも。

将門馬場の山頂はカラマツに囲まれた平頂で、当然展望は望めません。なので樹間というか枝の間から富士の姿がうっすら浮かんでいるのを見つけた時は狂喜してしまいました(笑)。やっぱり初歩きに富士はぜひとも欲しいアイテムですからね。よくよく考えてみれば不思議な話なんですけど。。。

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(タル沢尾根の下りだし・雪はたっぷり)

とはいえ晴れてはいるものの日差しは弱いし、下はもちろん雪面なのであまりのんびりする気にもなれません。お赤飯だけいただいたらもう下山開始。北のタル沢尾根を下り始めます。

下りだしは雪は深いし斜面は広いし人のトレースはないし、と雪を分けつつ下れるこの下りが今回の山行きで一番のハイライトで、斜面を適当に彷徨いつつ下りながら「うっひょ~」ってひとり歓声を上げてしまう楽しさ。三頭山の中尾根がちょっと短かったので今回は十二分に楽しめました。

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(この大ミズナラは見落としていたのか・・・)

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(気持ちいいですねええ)

下るにつれ雪は徐々に減っていきますが、それでもトレースのない尾根をさくさく下れて、楽しいことに変わりはありません。

タル沢尾根は初訪の折以来7年ぶりでしたけど、↑↑の大ミズナラは完全に見落としていました。そして尾根右手に植林帯が現れると同時にモノレールの軌道が現れたことにも驚きました。

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(尾根下部は伐採された区画があり)

そして新たにできていた作業小屋辺りから雪が徐々に減っていき、軌道と一緒に右の枝尾根を見送ると快適に降りられた区間もお終いで、ここから先は尾根末端部の急降下の始まり。

久しぶりに降りましたけど、ここはやっぱりしんどい。ただしばらく下ると尾根右側の植林帯だったところが皆伐されて、自然と安全なそちら側を歩いてしまいます。あと皆伐されたということは展望も宜しいということで、対岸のトボウ尾根に広がる採掘場の様子を今回初めて見ることができました。

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(おかげでトボウ尾根の採掘場が丸見え)

その伐採跡の下端を過ぎるとじきに尾根を横切る見覚えのある道に降り立ち、尾根を辿るのはここまで。久しぶりだったので様子見をかねて左のカラ沢へ往復した後、右へ行きジグザグ下って本谷へ向かいます。

本谷に降り立ったらあとは無妙橋を渡るだけ、と思っていたらなんと吊橋が架け替えられて立派になっていました。そういえば架け替えられた当時話題になってましたね。すっかり忘れていました(笑)。橋の名前も「日原橋」になっていたことにも驚きつつ、最後の登り返しに取りかかったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.01.03 (Fri)   晴
奥多摩駅 08:35→ 水根 08:55- 大堀沢出合 10:05- 1226m峰 11:00- 将門馬場 11:55/12:10- 916m峰 13:05/13:15- 日原橋 14:00- 東日原 14:15
 

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