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2013.08.07

夏の石尾根ひさしぶり

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(ネズミザス尾根上部の自然林)

いやぁ、夏の石尾根って何年ぶりだろう!ってぐらい久しぶりでしたね。

先週末(08/24)はそんな石尾根の東あたり。東日原からネズミザス尾根を登ってカラ沢ノ頭に出たら、鷹ノ巣山へは寄らず(笑)石尾根を東へ六ツ石山へ行き、ハンノキ尾根を下るコースを組んでのんびりと歩いてきました。

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(橋の老朽化により、鷹ノ巣谷出合から尾根に取いた)

奥多摩出たのってGWの御前山以来かな?山ブームは相変わらず続いていて電車もバスも盛夏だというのに結構な人出。東日原もかなり久しぶりで、いつの間にやら「ねねんぼう」が食事を始めていて驚いたけど・・・冬もやってくれるのかなぁ。

今回はネズミザス尾根なので、まずは稲村岩尾根の登山道を辿って一旦本谷に降り、そのすぐ先で登山道と別れて鷹ノ巣谷に架かる橋を渡って尾根に取り付く段取り。

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(739m峰)

だったのですが、以前歩いたときも少々危うかった橋は老朽化が進んで、とても身を預けられるような代物ではなかったので、ここは本谷の川原に降りて鷹ノ巣谷を飛び石で徒渉。それから尾根に取り付きました。

のっけは尾根を左に巻きつつ適当に登る感じだったのが、今は薄いながらも踏み跡がついていますね。それを慎重に追うとじきに尾根上に導かれて、急な尾根をひとがんばりで739mに出ます。

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(ネズミザス尾根は植林少な目なのが良い)

739m峰のあたりは平坦というか二重山稜状になった小広いところで、一息つける格好の場所。天気は曇っていたもののこの時期のせいでしょう、もうすでに全身汗だくです(笑)。

休憩がてら少し腹ごしらえをしたら、ここから本格的な登りの始まり。登りだしてしばらくは尾根の左側が植林帯ですが、それも長くは続かず、あとは雑木林が続くのがこの尾根の良いところ。緑の濃い時期は初めてでしたけど雰囲気が違いますね。そしてちょっとした露岩や岩屑も良いアクセント。

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(ミズナラの大木・今回測ってみたら4m程でした)

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(一瞬だけ姿を見せてくれた鷹ノ巣山、雲取山、天祖山)

そんな様子に気分良く登っていくと、尾根が広がって徐々にブナ・ミズナラなどの自然林が混ざるようになってきます。ここは尾根を忠実に辿るだけではつまらないので、例によってあっちへふらふら、こっちへふらふら。

ネズミザス尾根を歩く時に必ず休憩している↑↑このミズナラの大木、今回初めて計測してみたら4mほどでした。

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(石尾根はガス)

そんな広尾根から再び尾根が痩せてくると、石尾根はもう間近。鷹ノ巣や雲取の姿を一瞬だけでも見られたのはこの日の天気からするとラッキーだったのでしょう。

ということでカラ沢ノ頭に上がると、周囲はガスガス。これでは鷹ノ巣へ行ってもしょうがないので、おとなしく六ツ石山へ向かうことにします。

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(将門馬場附近)

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(六ツ石山山頂)

わかっちゃいたけど石尾根のお花は見頃に入ったマルバダケブキとイケマのみ。もう少し西へ行けば種類が増えるのでしょうけど、まぁいいや。縦走路は意外に人が多かったものの、六ツ石山の方は天気がいまいちなせいか?閑散としていました。

なので山頂でランチをとって、お昼寝しているとぼちぼちできてくると人が上がってきて、それなりに賑わってきた感じ。その上に大パーティさんもやってきたので、ココでおいとまして下山開始。

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(リョウブの花に近づけたのは久しぶり)

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(マルバダケブキ・見頃に入った)

まずは南のトオノクボへ向かったのですが、葉の茂る今の時期は熊棚がわからないから精神衛生上大変宜しいですね(笑)。

それはともかく道中リョウブの花を間近に見られたのは久しぶり。マルバダケブキはこのあたりで満開。あとはイケマばかりだったんですけど、道中ニガナが二株、そして↓↓オオバギボウシが一株だけでしたけど見られたのにはびっくり。よくぞシカさんの難を逃れて生き長らえてくれました。

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(まさかオオバギボウシが生き存えていたとは!)

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(ハンノキ尾根・トオノクボを過ぎてもしばらくは防火帯が続く)

六ツ石山から30分ほど下ると右へ水根への道が分かれるところがトオノクボ。ハンノキ尾根はなおも続く防火帯を直進するようにそのまま行きます。

トオノクボから先の防火帯はお花こそ減るものの、緩やかで今の時期らしい緑の尾根道がなかなか好ましい雰囲気です。

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(ソバナ・これも一株だけだった)

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(尾根中腹の伐採跡・この感じはちょっと・・・)

そんな防火帯が切れるあたりで防火帯から右へ外れる道をとらえると、ここから植林に入ってぐんぐん下っていきます。

道は左に捲いてしまう沖ノ指に寄って、山ノ神を過ぎるとまもなく突然周囲がぱっと開けて広大な伐採跡に出たら、そろそろ終盤、のつもりだったんですけど

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(やはりカヤト原になっていました・笑)

その伐採跡が予想はしていたもののやはりくせ者で、要は日当たりが良いからカヤトが茂って道がわかりづらくなっていたのでした。

しかもTシャツ一枚で藪を分けると、腕にごく浅い切り傷が無数にできてヒリヒリするやら痛いやら。この微妙な痛さは却って煩わしいですね。参りました。

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(いつ見ても素敵な橋梁だ)

そんな藪地帯を抜けて民家の脇を通るようになれば境は間近で、あとはすいすい下れます。廃屋の多さが淋しい境の集落の中を下って、むかし道に出る手前にくぐる↑↑この橋梁。何度見てもコレは立派でそそられますね。キハを走らせてみたいと思うのはボクだけじゃないはず(笑)。

もしかするとハンノキ尾根の一番の楽しみってこの橋梁を見ることなのかも、とアホなことを思いつつ境橋のバス停へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2013.08.04 (Sun)   曇(稜線はガス)
奥多摩駅 07:25→ 東日原 07:55- 739m峰 08:30/08:40- カラ沢ノ頭 10:30/10:40- 六ッ石山 11:10/12:10- トオノクボ 12:35- 沖ノ指(1021m峰)13:05- 山ノ神 13:10- 境橋 14:00
 

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【奥多摩 2013】」カテゴリの記事

コメント

AKIOさん、

ネズミザス、緑の時期は初めてでしたのでなかなか新鮮で楽しかったです。タル沢カラ沢に比べても植林が少ないから、この尾根が一番歩いていると思います。

巨樹は3m以上でしたっけ?となると巨樹って意外にたくさんありますよね。近年は3mほどではあまり目が行かなくなってかなり贅沢になっちゃって。。。いかんいかん。

投稿: komado | 2013.08.09 19:47

Komado さん、こんばんは。

写真を見ていると緑が多くて涼しげですね。小生はネズミザスといえば、途中から雪に降られたので、全く異なる感じを持っていました。でも日原から雑木のスカイラインが見えているこの尾根は四季を問わず気持ち良さそうですね。

ミズナラも4mといえば、立派な「巨樹」です。
鹿害が少なくなってお花が戻るのはいつの日でしょうか。

投稿: AKIO | 2013.08.08 20:04

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