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2013.02.12

久しぶりの丹沢縦断(小丸~箒杉沢~不動ノ峰)

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(箒杉沢のひとコマ)

先の三連休は先週歩けなかったこともあって、いろいろ歩いてきました。そんな連休の山行き第一弾(02/10)は丹沢方面。

まずは表丹沢県民の森からマルガヤ尾根を登って小丸へ上がり、中鍋沢右岸尾根たる小丸北尾根を下降。尊仏ノ土平に降り立ったら箒杉沢を左俣出合(1050m圏二俣)まで遡り、草鞋沢右岸尾根たる不動ノ峰南東尾根を登り返し、蛭ヶ岳~青根と3年前とは逆に丹沢を南北に縦断するコースを歩いてきました。

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(マルガヤ尾根下部・快い雑木林が続く)

ということで表側から丹沢に入ったのって20年ぶりぐらい。なのでいっそのこと大倉から歩いてみようかとも思ったんですけど、行程が長いので今回は渋沢駅からタクシーで県民の森に出て(¥2330)からのスタート。

上を見上げると金冷シの辺りは霧氷で真っ白だけど、おそらく間に合わないだろうなー。名前だけは聞いていた登山訓練所に寄りつつ、ミズヒ沢との出合までは基本林道歩き。こちらはさすがにハイカーが多い。桁が違う感じですね。

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(草原状のマルガヤ尾根上部)

出合に着いたら少し休んでマルガヤ尾根に取り付きます。意外にも植林は短く15分ほどで抜けると、あとは好ましい雑木林が続く素敵な尾根。両隣を見ても雑木が多く、なかなか魅力的ですねぇ。

なのでそんな雑木林が上まで続くのだろうと思っていたら、中腹辺りから草原状に変わったのには驚きました。展望も宜しいし、シロヤシオもぼちぼちいるけど、ヒル出るんですよね?ここ。

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(富士と鍋割山)

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(小丸北尾根<中鍋沢右岸尾根>・全編ほとんど植林)

おかげでルンルン気分で登れて、あっという間に鍋割山稜の登山道に到着。東へ緩く登ると小丸の山頂でした。

ちょっとしか歩けなかったけど小丸も鍋割山稜もブナが美しそうな所のようですね。そんな小丸の山頂を少し散策したら、北尾根の下降に移ったんですけど、そのまま北へ降りたら東の枝尾根だったので慌てて西へトラバースして、ようやく北尾根に。

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(塔ノ岳西尾根の奥に不動ノ峰)

北尾根にトレースがなかったのは快適に下れて嬉しい事だったのですが、こちらは思いの外植林が多くて、正直趣的にはどうでしょう?3年前に登ったコシバ沢右岸尾根は地形図とは違って植林なしの好印象だったのとは対称的になってしまいました。

あと今回歩いた小丸北尾根と不動ノ峰南東尾根は名称図(西丹沢頂稜河川土地名称図)に名前こそついてないものの径路が通っていたようで、でも北尾根の方の道筋はその径路とは関係なさそうな、おそらく植林みちでしょう。

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(尊仏ノ土平・晴れているとこんな感じなのか)

積雪に尾根が短いこともあってスイスイ下れて、30分ほどで広々とした河原の尊仏ノ土(ど)平に出ました。晴れているとこんな感じなんですね。あと雪が残っているのも、そこをより趣あるものにしているのかもしれません。

そんな再訪をしばし愉しんだら、左岸側の林道を下って今度は箒杉沢へ向かいます。

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(箒杉沢の治山運搬路・道路だった名残も見受けられる)

初訪の折はただただ荒涼とした光景に見えた箒杉沢も晴れていると印象はやはり違って、トップの写真でもわかるように広々としたガレ沢の奥に白くなった主脈が聳える光景はどこかアルペンチック。新穂高を思い出してしまった、と言ったらちょっと褒めすぎでしょうかねぇ(笑)。

棚沢出合までは広い河原のどこでも歩けますけど、出合先の堰堤から奥は堰堤が続くので、荒れた廃林道(治山運搬路)を辿りつつ、左岸右岸と何度か渡り返しながら登っていくしかない感じです。

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(箒杉沢左俣出合・中央の尾根がみやま新道の尾根)

棚沢出合から30分ほどで草鞋沢を渡り、廃林道の終点である箒杉沢の左俣出合に到着。堰堤ばかりなのが難ではあるけど、明るい所で、いい平坦地もあったので今回はここでランチ。目の前に延びているみやま新道の通る左俣右岸尾根が気になるところです。。。

が、今回は休憩を取ったところがすでにお次の予定な不動ノ峰南東尾根の末端部。休憩を終えたらそのまま南東尾根に取り付きます。

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(不動ノ峰南東尾根<草鞋沢左岸尾根>下部)

南東尾根はのっけから自然林(厳密に言うと二次林)でなかなか良い雰囲気。

じきに雪も出てききますが、さすがに南斜面だと雪が腐っていて、そんな雪にときおりズルッと滑ったりしながら登っていきます。

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(尾根上部にさしかかる所でようやく自然林に)

しかし尾根が急だとしんどいことはしんどいけど、ぐいぐい標高を稼げるから悪くはありませんね。登り始めは見上げても見えなかった丹沢山や塔ノ岳がいつの間にか見えるようになって、しかも間もなくそれよりも上に上がれるところがなんとも快感。

やがて良い感じのブナが出てきたなと思ったら、じきに林が途切れ、小笹の敷き詰められた笹原に変わると最後の登りにさしかかります。

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(尾根上部は笹原)

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(来た尾根を振り返る・中央奥に塔ノ岳)

さすがに尾根上部は雪が膝上の箇所もありましたけど、距離は知れたもの。ヘロヘロながらもそんなラッセルを楽しんでいるとさほどの時間もかからずに主脈の登山道に飛び出しました。

そこから西へひと登りで不動ノ峰の山頂。南側は3年前にはなかった柵ができていましたが、これはもうしょうがないですね。

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(蛭ヶ岳はこんな感じ)

不動ノ峰に着いたのは予想よりも少し早い13時ちょうど。なのでせっかくここまで来たのだから、予定を変更して蛭ヶ岳へ向かう事にしました。

主脈はほんの一部だけ泥濘箇所がありますが、基本はトレースもしっかりついていて、氷化してない程よい圧雪ぐあい。スイスイ歩けます。あと道中、暖かい割に霧氷が残っていたのはラッキーでした。

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(蛭ヶ岳山頂)

そんな光景に展望にと楽しみつつ、のんびり歩いて小一時間程で蛭ヶ岳に到着。山頂の広場にこしらえてあった大きい雪だるまが微笑ましいです。

この時間になると人も少ないですね。ボーッとしつつカレーパンを食べたら、ようやく下山です。

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(姫次への下りしなは程よい積雪)

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(姫次・奥に蛭ヶ岳)

北斜面も雪は深めなもののトレースはしっかりついていて、姫次はまでほんとうに快適なスノーハイクを楽しめました。

ただ雪が深いと木道・階段が怖いですね。場所知らないと踏み抜いてケガしそう・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか?凍結は滑り止めがあれば問題ないけど、こちらはまかり間違えると足の骨を折りかねません。丹沢はこの手の施設が増えているのでくれぐれもご注意の程を。
 
・・・・・☆
 
◆ 2013.02.10 (Sun)   晴 一時 曇
表丹沢県民の森 07:30- ヒズヒ沢出合 08:05/08:10- 小丸 09:40- 尊仏ノ土平 10:10/10:15- 棚沢出合 10:35- 箒杉沢左俣出合 11:10/11:45- 不動ノ峰 13:00- 蛭ヶ岳 13:50/14:10- 姫次 15:05/15:15- 登山口 16:20- 東野 16:55
 

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【前道志・道志・丹沢 2013】」カテゴリの記事

コメント

日曜日の方がお天気が良くて、青空ですね。
雪がついていると冬の山歩きも楽しいですよね。

いったい何処を歩かれたのだろうと、地図を出して確認しました。
丹沢を南北に縦断になるほどですが、ルートが載って無い所を歩かれてるもんね。
蛭ヶ岳から道志方面に下りてバスがあるのかと、敬遠気味です。うまく乗れましたか…?

投稿: SAKURA | 2013.02.13 21:51

SAKURAさん、

最近は青根方面も一時よりは便利になって今は17時台に藤野に出られるやまなみ温泉行きがあるんですよ。数年前までは下のいやしの湯までだったのが延伸されたのです。

と言う事で今は16時台の三ヶ木行きと必要最低限の便があるので逆コースでも行けるようになったというわけ。10年ほど前は青根の便自体が一時的に廃止されていたことを思えばこれでももう十二分ですよぉ。

投稿: komado | 2013.02.14 19:58

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