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2012.10.16

国師ヶ岳から甲武信ヶ岳へ・黒木と紅葉の稜線を歩く

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(国師ヶ岳より)

相変わらず気温が高めの日が続きますね。それでもお山の紅葉は徐々に進んで、週末(10/13)なら2000m超辺りがいいかな~?ということでヒネり出したのが、奥秩父の未踏区間として長らく残っていた国師ヶ岳から甲武信ヶ岳への縦走でした。

ということでこの区間の日帰り縦走となればもうこの手しかありません、な塩山駅から長駆タクシー走らせて大弛峠に出ると(¥11510)、さすがに標高2300m超の峠はかなり寒いです。しかもそんな寒さのせいか??ダケカンバはともかくナナカマドまで散り際だったのは想定外で、そんな様子にちょっとアセりつつスタートを切ります。

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(北奥千丈ヶ岳より南ア北部と金峰山)

こちらはおおよそ15年ぶりぐらいだったのでとりあえず奥秩父最高点の北奥千丈ヶ岳に寄ってから国師ヶ岳へ向かったのですが、こちらは人が少ない。あのずらりと並んだマイカーさんのかなりの割合が金峰へ行かれているのでしょうね。

朝は少し曇り気味だったものの展望は良好。五丈石を間近に見るのもずいぶんと久しぶりだし、なにより墨絵のようになった山稜を見下ろす感じもこれまた久しぶりのような気もします。

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(ナナカマド紅葉は盛り)

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(国師ノタル附近だったような・・・)

国師ヶ岳の少し先の天狗尾根の分岐を一瞥し国師ノタルへの下りが始まると、基本黒木林の中、ここでようやく色づいたダケカンバにナナカマドがぼちぼち出てきてホッとしました。紅葉はもくろみ通りちょうど盛りの感じで、色づきもまぁ良好でしょう。

しかもこの辺りからスッキリと晴れてきたおかげでしょうか、いささか単調になりがちな奥秩父特有の黒木の林が続く道中も、ときおり現れる紅葉黄葉が良いアクセントになっていて、調査がてらいろいろ寄り道したりと、ルンルン気分で歩けます。

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(あがりこ見事なダケカンバ)

このダケカンバ、本当に見事なんですけど、いったいどうなったらこうなるのでしょうねぇ。。。

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(東梓を過ぎた辺りだったような・・・)

あと基本的に黒木林が続くだけかも?という予想は良い方にハズれて、展望の利く開けた所がたびたびあったのも楽しいところでした。ずっと富士を見ながら歩けたなんてこれまたけっこう久しぶりの事でしたし。

そんなこんなでついつい歩みが遅くなってしまい、11時近くになってようやく東梓を通過というのは予定よりかなり遅いペースでした。。。(汗)

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(両門ノ頭より・黒金山の奥に富士)

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(同じく・国師ヶ岳方面を振り返る)

そんな訳で南側が開けた両門ノ頭でちょうどお昼時。開けた展望に、東沢を繞る山稜を見下ろせるのはもちろん良いトコロなのですが、でもでもこの日はなんと言っても↓のコメツツジの紅葉が素晴らしかった。

ボクのレベルでは葉っぱだけでなんのコメツツジかは判別できませんが、この稜線は黒木が主で紅葉はアクセント・・・以上に楽しめたのは意外でもう文句のつけようがございません。

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(コメツツジ紅葉が綺麗でした)

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(甲武信ヶ岳と木賊山)

そんな素敵なランチ場でランチをとっていると、ぼちぼちながらも甲武信方面からハイカーがやってきたので、おいとましてもう目の前に見えている甲武信ヶ岳へ向かいます。

今まですれ違う人はほとんどいなかったのにここへ来て増えたのは縦走というより、もしかしたら大弛からの往復組なのかも知れませんネ。

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(ダケカンバ黄葉も盛り)

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(甲武信ヶ岳より・千曲川源流部を見下ろす)

やがて千曲川源流からの道を合わせるとハイカーも一気に増えて、さほどの時間もかからずに甲武信岳の山頂に到着。お昼過ぎのせいでしょうか、山頂は10人以下と想像よりも少ない印象で、おかげでのんびりと展望を楽しむ事ができました。個人的には佐久の山々が懐かしく映ったかなぁ。

それでも休んでいる間に団体さんが上がってきたので、そろそろ下山のお時間。ルートの趣的には西沢渓谷の方へ下りたかったんですけど、怪我明けの身では2時間半後の終バスにとうてい間に合わないので、ここは遠回りでもバスに乗れる川上村側に降りるのが穏当な線。でもこちらは・・・

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(千曲川源流歩道・午後なので全編ほぼ日陰)

の記憶はやっぱり当たってこちらの道はほぼ全編日陰。なのでせっかくの紅葉も残念でしたけど、麓は西沢渓谷よりも川上村の方が好きなんですヨ。こちらは昔、バイクで幾度となく中津川林道を越えて通っていたところなのです。

なので野菜畑を見ながら延々と歩くのもほんとうに懐かしかったし、麓の黄葉はまだ2週間は先でしょうけど、カラマツ植林に覆われた周囲の山肌も懐かしかった。藪山やってるとカラマツって基本嫌いになっちゃうものだけど、カラマツの魅力ってここで知ったんですよね。あ~今年は輝くような黄金のカラマツ黄葉が見たいです。
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.10.13 (Sat)   晴 時々 曇
大弛峠 07:40- 北奥千丈ヶ岳 08:20- 国師ヶ岳 08:30/08:50- 国師ノタル 10:20- 両門ノ頭 11:35/12:10- 甲武信ヶ岳 13:30/13:50- ナメ滝 14:55/15:05- 毛木平 16:20- 梓山 17:10
 

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【奥秩父・秩父・奥武蔵 2012】」カテゴリの記事

コメント

kbさん、

東梓から西は稜線が北向きになっているので確かに6月でも雪はかなり残ってそうですね。残雪残る中、国師への登り返しはさぞかししんどかったことと思います。

今回はとにかく天気と紅葉がバッチリだった、それにつきると思います。コメツツジはこの日一番のヒットでしたし、自分で計画しておきながらなんですが想像よりもほんとうに楽しかったです。

投稿: komado | 2012.10.19 23:35

6月にシャクナゲを見たくて十文字峠から金峰山まで縦走しましたが
(十文字小屋と大弛小屋泊ですが)十文字小屋付近でシャクナゲが八分位で満開手前でした。
ただそのあとは甲武信岳手前から雪が残っていて国師手前も雪が多くてびっくりしました。 
縦走中は小雨だったこともあり雪に気を取られて周りを見る余裕がなくこんなに
綺麗な景色と木々があったのかと思いました。
コメツツジの赤本当に鮮やかですね
縦走中はほとんど人に会うことも無く静かで奥秩父らしいコースですね。

投稿: kb | 2012.10.18 09:40

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