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2012.03.31

マンサク探しまくり・棒ノ折山

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(棒ノ折山北東尾根上部にて)

さて、今週は久しぶりに一人水曜隊(03/28)。今年はお花が近年してはかなり遅めで推移しているので却って行き先に迷ってしまいます。でもお花が遅いと言う事はまだマンサクに間に合うかも!ということで実は逢うのが意外に難しいマンサクを確実に「当てに行く」ために今回は棒ノ折山(棒ノ嶺)にしてみました。

しかし平日は名栗の一番バスが早くて良いですね。ちょい前の電車で飯能に出て、バス停目の前の吉野家で朝食をとれるのが便利ですし、それが名栗方面へ行く楽しみの一つだったりします(笑)。

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(ハナネコノメ・咲き始めたがまだ見頃前。蕾も多い)

ということで丁度7時には歩き出し。少しモヤり気味なものの雲一つない快晴となれば気分が悪くないわけありません。まずは少々寒い中を有馬ダムを通り抜け、白谷沢の登山口までてくてく。

道中キブシがまだ咲きかけだったことに驚きつつ登山口に着くと、この時間でも釣り師にハイカーの車が止まっているのはさすがに棒ノ折山と言った所でしょうか。

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(白谷沢のひとコマ)

さっそく登山道に入るとしばらくは植林下の高捲きのトラバース道。やがて白谷沢と合流すると、ここからが登りのハイライトなのですが、やはりというかハナネコノメですら咲き始めてはいたものの蕾も多くまだまだ見頃前。ツルネコノメソウもそんな感じで、今回第二のお目当てだったコチャルメルソウはまだ蕾。。。

今回予定のコースではコチャルメルソウは白谷沢でしか見られないはずなので、これは内心かなりショックでした。

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(ツルネコノメソウも咲き始め)

半ば茫然としながら登って行くも、当然標高が上がるわけですから、それにつれてハナネコノメも蕾しか見られなくなって、新たに現れたヨゴレネコノメも蕾どころかまだまだ小さい姿。

こうなるとこれ以上捜索してももう無理なのでさっさと林道に上がり、ここから東の岩茸岩ではなく、西の北東尾根が乗り越す所まで林道歩き。しかし訪れない間に伐採跡が広がりましたねー。でも今回はスギ花粉が避ける意味でもこうしたのでした。

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(まんさくや~い)

林道から尾根に上がるハシゴがコワれているせいで尾根上に上がるのに少々苦労しましたけど、一旦尾根上に上がれば、ここから先は雑木美林の広尾根歩きが待っています。

尾根上の雪はもうほとんど溶けていて、そんな尾根上をゆるゆる歩く・・・のではなく、一番の目的であるマンサクを探しながら尾根上をウロウロしていたのですが・・・

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(一番近づけてこのレベルでした・・・泣)

マンサクの木は簡単に見つかるものの、肝心のお花の方が探せど捜せど探せど捜せど見つからなく、コレにはほんとうに焦りました。というかその惨状に半ば泣きそうになりながら(笑)捜索してると、ようやく花を発見。でも花は高い所にしか咲いてなくて遠い!

その先も花はそんな所に僅かしか咲いてなくて、そんな中一番近づけたのが棒ノ折山山頂近くのこの一本のみ。花の造形が裸眼で確認できないとやはり見た気がしないので、最低限というかまぁ逢えて良かったです。

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(棒ノ折山山頂)

しかし今回一番驚いたのがこの山頂での出来事で、それなりに長い間山歩きをしているボクでも、平日となると基本自分世代以上の人しかいないというのが日常というか半ば常識だったのに、この棒ノ折山は若い子「しか」いなかったのでした。

そんな状況に軽い感動を覚えていると、まぁみなさん礼儀正しくて爽やかなこと。人嫌いの自分の方がよほどマナーが悪いと思ってしまいました(笑)。マジメな話、海より深く反省ですよ。

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(仙岳尾根・雑木林が主体でマンサクも多いが・・・)

山頂で展望をしばらく楽しんだら、またまたマンサクを捜索しつつ、仙岳尾根を下るので今度は都県界尾根を西へ。都県界尾根は北の名栗側が雑木林になっているので、マンサク目当てでなくても自然とそちらを歩いてしまいます。でも槇ノ尾山までの間に花はなし。。。

槇ノ尾山に着いたら都県界尾根と別れて仙岳尾根を下り始めます。仙岳尾根を歩くのは実は初めてで、実際に歩いてみると尾根は急ながらも雑木林の割合が多くてなかなか素敵な尾根ですねぇ。

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(花をつけたマンサクは極めて少なく、大咲きしていたのはこれだけ)

林道に降りる手前には展望台もあって至れり尽くせり??でも今まで晴れていたのに、展望台から西方向はグレーの雲しか見えなくてどうやらお昼辺りから天気が崩れる予報は正解のようです。

あわてて林道に降り、少し西へ行くとまた山道の入口があるのですが、そこには「堅木尾根」の文字が。地元というか林業関係者はそう呼んでいるのでしょうか。ある意味山では決してカタギとはいえないボクなんかが歩いて良いのかしらん(笑)。

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(尾根は急で下降には気を遣う)

林道から下は植林かもと言う予想は外れ、尾根は植林と雑木に分けられた防火帯のプロムナードが広がっていてビックリ。でも始めこそなかなか歩きやすくて良かったものの、じきに急降下になってとうとう植林帯に入ってしまいました。

結局仙岳尾根もマンサクの木は沢山あったものの、花は2本のみ。今年は花が咲いている木は数%ほどしかない大不良ですね。それでも最後の最後で大咲きの木に逢えたのでまぁ満足でしょうか。それにマンサクがこちらにもあるのがわかったのも大収穫でしたし。

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(アセビ・仙岳尾根下部、有馬川の川沿いで見頃)

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(イワウチワも蕾が堅い)

植林の中を下って下ってやがて有間川の音が聞こえてくると、ここで痩せた岩稜に変わったのが秩父らしくてちょっと嬉しかったけど、そこはもうすでに尾根末端。ここで今年初となるアセビの花に、まだ堅いながらも蕾をつけたイワウチワを見られたのが嬉しかったですね。

その岩場からひと下りでまだ営業していない観光釣場に着地。対岸へ渡って県道にでたら、あとはさわらび湯を目指すだけです。

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(コチャルメルソウ・大ヨケノ滝で花がようやく見られた)

帰りの道中はフサザクラでも見られればもう充分と思っていたのですが、釣場からすぐ先に流れる大ヨケノ滝を通りがかった時にハッと気がついて寄ってみると、やっぱりいましたよ!にコチャルメルソウがっ!!

今回は完全に諦めていたのでコレはラッキーでしたし、実は棒ノ折山に着いた時点でコース変更も考えていたのですが、予定通りに歩いて本当に良かった。その後はもちろん咲いているフサザクラにも逢えて、ほくほく気分でさわらびの湯へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.03.28 (Wed)   晴 後 曇
飯能駅 06:18→ 河又 07:00- 白谷沢登山口 07:25- 林道に出る 08:25- 北東尾根乗越す 08:40- 棒ノ折山 09:30/09:50- 槇ノ尾山 10:15- 展望台 10:30- 有馬渓谷観光釣場 11:15- さわらびの湯 12:10
 

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コメント

takigoyamaさん、

ホント今年はお花が遅い。うちの近所でウメが盛りを過ぎた感じですから。高尾なんて推して知るべし、自然相手とはいえ祭事は簡単に変えられないから大変ですね。

毎年チェックしている中央線から見える高尾の釣場のカツラが今日ようやく咲いていました。2週間近く遅かったような。でもそのおかげで今日は某所で黄色い甘いのにようやく逢えましたよ~ アズマイチゲも満開でタマランチ会長状態でした。(^^)

投稿: komado | 2012.04.01 21:11

バス待ちに構内のミスドで寛ぐ時間は好きです。
3月11-12日の小下梅園の梅まつり×に翌々週も
祭りにならず仕舞い29日でも紅梅は咲いても白は
まだまだ今年は3週間遅れ?スミレセンサ-も戸惑い気味です
ぼちぼち桐生N山に偵察に行こうかな今ならスミレに
振られてもオオヤマカタバミは見られるかも

投稿: takigoyama | 2012.03.31 23:34

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