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2011.12.06

美しい雑木の尾根を辿って権現山へ

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(まさに雑木広尾根のプロムナード! 1252m峰南尾根のひとコマ)

いやぁ日曜(12/04)は本当に良い天気でしたね。こうなると普通は展望の良い山へと言う事になるのでしょうが、ボクは展望より林相を選んで久しぶりとなる権現山界隈。

今回は浅川からオクリ沢左岸尾根たる1252m峰(オクノ沢ノ嶺)北尾根を登って権現山~麻生山の稜線に出て、権現山に上がったら、尾根伝いに浅川峠~曽倉山と吊尾根を伝って地獄谷右岸尾根たる曽倉山西尾根を降りて浅川に戻るコースを歩いてきました。

B111204b
(登につれ色づいた木々が徐々に減り・・・)

今回は珍しくお車で浅川BSに出てからのスタート。目的の1252m峰南尾根の末端はそのBSの間近から延びており、こりゃ有り難いわ~とばかりにさっそく尾根に取り付くと、最初は色づいたコナラが眩しい雑木林と植林帯に分けられた中をひたすらに登って行きます。

当初はこの尾根もそんな感じで上まで行くのかなぁと思っていたらさにあらずで、784m峰を過ぎてひと登りした850m圏辺りで植林が切れると尾根が一気に広がりなんとも快い雑木の広尾根に変わって、そこからがこの尾根のハイライトでした。

B111204c
(1000m近くなるとほぼ落葉)

B111204d
(バイカツツジ)

最初はコナラの黄葉が眩しいぐらいだったのが登るにつて徐々に減っていき、1000m辺りまで上がると周囲の木々はほぼ落葉。いやぁ権現山周辺は素敵な雑木林がまだまだありますね!本当に素晴らしいとしか言いようのない素晴らしさ。振り返ると白くなった富士も見えるようになってより楽しくなってきます。

1000mを過ぎると今度は尾根が痩せて、露岩を交える急登になるのもまた良いアクセントです。この辺りで赤く色づいたツツジの類が見られて気になっていたのですが、調べてみるとどうやらバイカツツジのようです。

B111204e
(南尾根上部は露岩帯を避けて右の急斜面を登った)

登につれ尾根は徐々に急になって尾根上を忠実に辿るのがしんどくなると、右側の緩斜面を捲き気味に登っていく感じ。

そして尾根左側に植林が合わさるとひと頑張りで稜線に飛び出し、そこから西へ少し登ると1252m峰でした。

B111204f
(権現山への道すがら)

B111204g
(白い富士も本当に久しぶり・権現山より)

ここまで来ればあとは東の権現山を目指す段取りで、これまた素敵な雑木の稜線を30分ほど歩くと権現山に到着。ここはおそらく5、6年振りだったと思います。あまり覚えてなんですけど久しく訪れていないうちに三角点が新しくなりましたでしょうか??

あと団体さんがいたこともあって権現山にしてはかなり多い人出だったのも意外でしたけど、それでも最近とみに増えている若いハイカーさんはここまでは来ないようですね(笑)。おそらく扇山止まりなのでしょう。

B111204h
(浅川峠への下りしな)

そんな訳で山頂から少し下ったところで休憩していると、その間にもハイカーがぼちぼち上がってきて驚きました。

休憩を終えたらお次は曽倉山を目指して先ずは浅川峠へ向かいますが、この間も素敵な雑木林が続いて、落ち葉を分けつつゆるゆる下る感触がなんとも心地よく、好天と相まってこの下りもこの日のもう一つのハイライトだったかも。

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(曽倉山より扇山)

浅川峠に下り、登り返した940m圏の緩いピークが曽倉山で、ここは扇山から浅川峠への下りしなに通り過ぎるだけのピークだったので、こうやって一つのピークとして訪れたのは今回がもちろん初めてのこと。ピークは植林が絡んでしまいますが、その手前の西尾根が分岐する辺りはこれまた雑木の広尾根が楽しく、これから下る西尾根もちょっと楽しみな感じです。

ということでピークで少し休んだら、引き返して西尾根の下降に移ります。

B111204j
(曽倉山西尾根<地獄谷右岸尾根>上部)

最初は分岐の広尾根の雰囲気を残した雑木林と植林に分けられた間を降りる感じ。それから838m峰を過ぎてから植林が優勢になるとひと下りで左手から地形図の破線路と合流しましたが、結構明瞭なんですね。曽倉山の南鞍部からはこんなに明瞭に分かれていましたっけ?

破線路が合わさるとろくすっぽ歩かれてないながらも、かつてはかなり歩かれていたのでは?と思しき明瞭な道筋が尾根上を通るようになってこれにも驚きました。

B111204k
(左手から破線路をが合わさると明瞭な道形が現れる)

それでもその道筋も下るにつてあやふやになったりしたので、尾根を忠実に下っていくとじきに神社に出たので道中の無事を感謝して、そこからひと下りでお墓に降り立ち、県道に出ました。

あとは浅川のBSに戻るだけ。帰路は通りがかる集落を眺めたり、西側に聳える楢ノ木尾根の辺りが懐かしいなぁと思いつつその姿を眺めたり、この日歩いた雑木の尾根をまじまじと眺めたり。そして途中の公園の立派なロハモミジの紅葉を楽しんだりとこれまた思いもかけず楽しい道のりでフィナーレを迎えたのでした。
  
・・・・・☆
 
◆ 2011.12.04 (Sun)   快晴
浅川 08:30- 850m圏 09:15- 1252m峰 10:50/11:10- 権現山 11:35/12:35- 浅川峠 13:40- 曽倉山 14:10- 破線路合わさる 14:40- 取付 15:25- 浅川 15:50
 

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コメント

yamaさん、

お久しぶりですね。
一ヶ月休まれていたと言う事はそれ以前は元気に歩かれていたと言う事ですよね。(^_-)-☆

セイメイバンの方もかなりご無沙汰していますが、あの辺りの雑木林も仰るとおり捨てがたい。立派な木々も散見される自然林も素晴らしいけど、こういう人の手の入っていた雑木林もまた素晴らしいなと、権現山を訪れて改めて思いました。大月の辺りは本当にいい山が多いです。

投稿: komado | 2011.12.20 23:32

1年ぶりです。皆様ご多忙でコメントもないようなので感想を。
 ひざを痛めて1ヶ月余リしばらくはおとなしくしてましたがKOMADOさんたちのブログに触発され、歩くべしと。リハビリをかねて18日権現山の反対、田無瀬上の小和田山(東光寺の脇)からセーメーバンの尾根を歩きました。このあたりや奥多摩は、晩秋の頃作業道のくぼみ沿いにミズナラなどの林を歩くと古くから里山として利用されてきた歴史がしみじみ感じられて格別ですね。路も林も手入れできればもっと良いコースになるのでしょうがね。

投稿: yama | 2011.12.19 23:48

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