« お花探して、都県界尾根の南面を登り降り | トップページ | 日陰名栗峰を一山として歩く »

2011.05.01

お花探して、川苔山と大丹波川と、欲張って棒ノ折山まで

B110501a
(足毛岩のアカヤシオ満開・今年は普通に咲いてました)

今年は珍しく例年並み(しつこいようですが「近年」ではない)にお花の開花が進んでいるので、芽吹き前の日原よりはやはり川苔山周辺のアカヤシオとお花の方に行ってしまいました。(^^;;;

ということでGWの山行き第一弾(04/30)は川苔谷から川苔谷770m圏左岸尾根を辿って足毛岩、川苔山に上がったら獅子口に降りて、先週も歩いた大丹波川を下って登山口に出て・・・ここで終わりではなく、それからまたまた欲張ってここで長尾丸山南尾根を登り返して都県界尾根を棒ノ折山(棒ノ嶺)まで行き、白谷沢を降りてさわらびの湯に出るコースを歩いてきました。

B110501b
(川苔谷のひとコマ)

さすがにGWとなると凄い人出ですね。しかもその時期に川苔谷を歩くのですから人が多いのは当たり前、なんですけど、直接川苔山へ登れるウスバ尾根は植林が多すぎて個人的には積雪期以外歩きたくないので、個人的にできる対応と言ったらさっさと歩くこと(笑)。

でも川苔谷の道はいつ歩いても素敵な道ですね。しかも細倉橋までちょっと速く歩いたお陰でここは新緑を楽しみながら歩けました。とはいえここは人の通りの絶えない道なのでこれから変な尾根を登るヤツに附いてこないように、通りがかるハイカーを先に行かせて、人がいなくなったのを見計らって770m圏の左岸尾根に取り付きました。

B110501c
(川苔谷770m圏二俣左岸尾根・下部は露岩が続く)

左岸尾根は露岩や岩屑の散らばるアセビの痩せ尾根といった感じで、この様子は・・・と思い始めた途端に少ないながらもやはりいましたアカヤシオ。川苔谷を歩いているときにそれっぽく見えたのはもしかしたらこの尾根に咲いていたのが見えていたのかも知れません。

とはいえ登りだしの好ましさも、ある程度登っていくとやはりというか植林帯に突入。尾根は登るにつれ急になっていき、ただひたすらに登り詰めるしかない感じですが、それも今は表向き廃道となっている横ヶ谷とウスバ乗越を結ぶ巡視路を突っ切ると、二頑張りぐらいでウスバ乗越からの捲道と合流しました。

B110501d
(足毛岩より遠く鷹ノ巣山)

捲道に出れば足毛岩の肩はすぐ近くで、去年のアカヤシオがかなり酷い状況だったのでちょっとドキドキしながら肩から足毛岩へ向かうと、今年はちゃんと咲いていましたよ。しかも満開寸前の一番良い状態。

そんな様子に心底ホッとしつつお花を愛でつつ周囲を一回りするというか、足毛岩自体が急峻な岩コブなので深入りしるぎると大ケガでは済まなくなるんですけど、それでもついつい花が固まっている方を追ってしまいますね。みなさまもくれぐれもご注意の程を。

B110501e
(川苔山附近はカラマツが芽吹き始めた程度)

そんな花をボーっ眺めつつパンを食べたら、肩に戻って一路川苔山へ。

20分ほどで着いた山頂はさすがに川苔ですね、すでに10人近くの先客さんがおり、しかも展望も今ひとつなので一息ついただけで直ちに下山??開始(笑)。とりあえず蕎麦粒山方面へ向かいます。

B110501f
(稜線のアカヤシオは一部咲き始めたけど、蕾も好きなので・・・)

さすがに稜線のアカヤシオはポツポツ咲き始めといった感じでしたが、花付きは悪くないです。でもアカヤシオは蕾も美しいんですよねぇ。もう何度も言ってるけど、この鮮やかなピンクってホントに自然のものとは思えません。

しかも途中では散りかけながらもマンサクの花も見つかって、これには狂喜してしまいました。マンサクこそ今年は本当に諦めていましたから、まさかGWに間に合うとは。。。

B110501g
(一週間でここまで変わりました・大丹波川のひとコマ)

そんな散りかけのマンサクに気をよくしたら(笑)、今回は踊平へ向かわずに直接獅子口へ下る道を下りました。最初は植林下の道から、周囲が新緑に染まりつつある雑木林に変わるとじきに先週も訪れた獅子口で、今回も頃合いが良いのでここでランチとなりました。水が良いとカップラーメンがんまい。(^^)

そしてランチを終えたら先週同様大丹波川の道を下りましたが、一週間違うと緑の進み具合がわかって面白いですね。↑↑の画像、定点ではないですけど先週のと比べられそうなので。。。

B110501h
(大丹波川のお花達・・・の一部)

B110501i
(曲ヶ谷出合)

あとお花の方はニリンソウが満開で、先週見かけたお花にプラスしてシロバナエンレイソウにナガバノスミレサイシン、ミヤマハコベ、ツルキンバイ、マルバスミレあたり。あっそうそう、アズマイチゲは天気のせいもあるのでしょうが一株だけ半端に咲いているのがなんとか見つかりましたぁ。

曲ヶ谷出合附近からのアカヤシオも盛りは過ぎたもののまだ見事で、今回はその後も寄り道せずにおとなしく林道の通る登山口に上がりましたが、実は寄り道はこれからで(笑)そこからなおもというかそのまま長尾丸山南尾根に取り付きました。

B110501j
(雁掛沢を挟んだ芽吹く両岸の山肌)

長尾丸山南尾根はわかっちゃぁいましたが、全編植林下の尾根でただひたすらに登るだけ。ただ山頂が近づく頃に出てくる尾根上を塞ぐ巨岩がこの尾根唯一のアクセントで、それを右から捲くと都県界尾根の捲道を突っ切り、長尾丸山に飛び出しました。

ここまで来ればあとは棒ノ折れ山を目指すだけで、満開のヤマザクラを愛でつつ芽吹き始めた稜線をゆるゆる行くと、諦めていたカタクリも盛りは過ぎたもののまだまだ健在。

B110501k
(都県界尾根・芽吹き始めてきた)

B110501l
(棒ノ折山山頂)

都県界尾根が本当に静かだったので、棒ノ折山はどうかなぁと思ったんですけど、さすがにここは人気の山15時前だというのに20人近くはいたでしょうか。それでも広い山頂なのでこれだけの人数ではスッキリしてますね、と思いかけてまわりをよーく見てみると山頂の北側が整理されて本当にスッキリしていたんですね。

しかし本当に驚いたのはこれからで、休憩を終えて下山を始めるとすでに15時を大きく回っているというのにまだ上がってくる人達がかなりいたことでした。しかもみんな軽装というかいわゆるハイキングとかピクニックの延長みたいな感じで歩くペースも遅いし、あの人達は一体何時頃下山できたのでしょうねぇ。。。

B110501m
(トウゴクサバノオ)

さて、今回ここまで欲張って白谷沢を下ったのは最後に↑↑に逢いたかったから。(^^)

最後のお目当てに逢えたら、あとはお花愛でつつ新緑愛でつつ滝を見つつ、さわらびの湯を目指したのでした。

B110501n
(白谷沢のひとコマ)

しかし朝の奥多摩と違って帰りのさわらびの湯は人出が今ひとつな感じでした。というか今回も若めの人の割合がかなり高く、帰りのバスなんてオッサンはボク一人だけ。まぁ山ブームのせいもだろうし、先週も書きましたけど地震以降山に入ってないのは実は中高年ばかりなのでは?と思ってしまったのでした。 

・・・・・☆
 
◆ 2011.04.30 (Sat)   曇 時々 晴
奥多摩駅 07:25→ 川乗橋 07:40- 細倉橋 08:15- 尾根取付 08:40- 足毛岩 09:40/10:00- 川苔山 10:20- 獅子口 11:10/12:05- 曲ヶ谷出合 13:10- 登山口 13:25- 長尾丸山 14:10- 棒ノ折山 14:55/15:10- 岩茸岩 15:30- 白谷沢登山口 16:25- さわらびの湯 16:45
 

|

« お花探して、都県界尾根の南面を登り降り | トップページ | 日陰名栗峰を一山として歩く »

【奥多摩 2011】」カテゴリの記事

【奥秩父・秩父・奥武蔵 2011】」カテゴリの記事

コメント

kbさん、

足毛岩はこの時期は人が意外に来るときもあるんですけど、幸運にも今回は誰も来ませんでした。(^^)

アカヤシオは咲ききったときよりもつぼみが膨らんだ時や開きかけの時のあの鮮やかなピンクが好きなんです。今年は花付きも良さそうですし、新緑と共にこれからが本当に楽しみですネ。

投稿: komado | 2011.05.03 23:28

誰も居ない場所でアカヤシオを1人楽しむなんて贅沢ですね。 
やはり色々コースを知って居るからこその特権ですね。
この時期は一週間でどんどん花も新緑も変化しますね。
私は29日に大持山から小持山へとアカヤシオを見に行きました。
まだ蕾が多かったのですがkomadoさんの言うとおり濃いピンクの蕾も綺麗ですね。 
小持山では満開寸前の木もあり楽しんで来ました。
遅い時間に登って来る人達私も見ますが気になりますね。

投稿: kb | 2011.05.02 10:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15040/51549348

この記事へのトラックバック一覧です: お花探して、川苔山と大丹波川と、欲張って棒ノ折山まで:

« お花探して、都県界尾根の南面を登り降り | トップページ | 日陰名栗峰を一山として歩く »