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2011.05.17

新緑の日原・孫惣谷をゆるゆるひとめぐり

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(孫惣谷 ワサビ沢出合)

う~ん・・・新緑真っ盛りなこの時期の孫惣谷と小川谷はやっぱり外せないですネ。(^^)

ということで先の土曜(05/14)は久しぶりに孫惣谷の辺り。おろせ橋(八丁橋)を起点に孫惣谷林道~御供所(ごくうしょ)~孫惣谷の水源林巡視路でワサビ沢出合まで辿ったら、板小屋窪左岸尾根(以前のエアリアで水松山中尾根とされていた尾根)を登って水松(あららぎ)山に上がり、長沢背稜/都県界尾根を東へ行き、タワ尾根を下降。大京谷ノクビレまで降りた所でウトウ沢を降り、孫惣谷左岸の巡視路を採石事務所まで辿っておろせ橋に戻るコースを歩いてきました。

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(孫惣谷の水源林巡視路・水松谷の辺り)

さて今回は幸いにもおろせ橋歩き出しとはいえ、御供所までの林道歩きは結構急で道中は若干シンドめなんですけど、雲一つ無い快晴の許、新緑に染まりつつある山肌に咲き始めのヒメウツギやヤマツツジ、フジなどの花花を愛でつつ歩ける道中は思いの外楽しく、この道中でこの日の今後が決まっていたような気もします。

ゲートのかかる御供所に着いたら、ここから水源林巡視路に取り付かなければいけないのですが、相変わらす取付から荒れていて(笑)でも荒れているのはこの辺りだけで、取付の山ノ神に挨拶したら毎度のごとく甚だ徒労な大高捲きをこなして「今の水松谷の出合」へ向かいます。

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(孫惣谷の巡視路・荒れている箇所が増えた)

そしてじきに「今の水松谷出合」に出る直前でようやく自然林に変わると、ここから一気に別世界へ。今が盛りな木々の新緑に日差しが燦々と降り注いで、周囲が一斉に萌えるような様子にもう言葉も出なくて。。。

あとはそんな緑を愛でつつゆるゆる歩いていくのみです。

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(カツラの新緑)

とはいえ水松谷から水松山中尾根(南東尾根・エアリアでもようやくこちらを「中尾根」に修正しましたね!)を乗越して以降の巡視路は崩落が進んだ箇所が増えて一頃よりも荒れてきており、このまま放置が進むと通行自体が少々難しくなるかも知れません。

新緑を愛でつつそんな崩落箇所を慎重に越えていくと、まもなくトップの写真にもしたワサビ沢の出合に到着。ここはいつ訪れても素敵な所だけど、でもこの日は特に素晴らしかった。後の板小屋窪左岸尾根の登りに備えて休憩していても、ここで打ち止めにしてしまいたくなってしまうほど。

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(板小屋窪左岸尾根の登りしなより梯子坂ノクビレの辺り)

それでもそんな気分を振り払いつつ、北へせり上がる板小屋窪左岸尾根に取り付くと、のっけからの急登がかなりしんどいですが、ぐんぐん高度を上げていくせいかそれが新緑の森の中から浮き上がるようにも感じられて、ちょっとカイカンだったりして。

そんな急登が落ち着くと尾根は一転してモミやツガ、そして植えたのか天然なのかはわからないヒノキなどの黒木に覆われたのは以前から遠目で見ていてわかっていたのですが、登っても登っても黒木の林が続いたのはちょっとした驚き。

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(左岸尾根は終始黒木の林が続く)

そしてその黒木の中に立派なミズナラやダケカンバが混じる感じなんですけど、ミズナラは斜面のせいなのか個性的なのが多かったです。

登っていくうちに黒木ながらも尾根の雰囲気が少し変わったなと思ったら、どうやらツガからコメツガに変わったようで、それからふた登りぐらいで右手から中尾根と合流。まもなくカラマツ植林に変わると縦走路を突っ切り、水松山に着きました。

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(コミヤマカタバミ・咲き始めた)

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(長沢背稜/都県界尾根・まだ芽吹き始め)

この日は風が強く、水松山の広い二重山稜の窪地でランチになったのはもくろみ通り?というよりラッキーでした。おかげで風を気にすることなくのんびりでき、しかもお昼寝つきです。

しかしそうこうしているうちになんか曇ってきてしまったので、腰を上げて稜線を東へ行くと、ここからはちょっとしたお花畑。まだダメだと思っていたコミヤマカタバミが咲き始めていたのに喜んでいたら、エンレイソウにシロバナエンレイソウ、そしてウスバサイシンは言われるまで気がつかなかったなぁ。。。

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(ヘリポートより両神山方面)

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(タワ尾根上部・アセビが咲き残っている)

ちょっとしたお花見を終えたらヘリポートを越えて、タワ尾根を下降。こちらはまだ咲き残っていたアセビが見事でした。あまり言う人がいないと思うんですけど、今年はアセビもかなり花付きが良かったのではないでしょうか?

そして大京谷のクビレに降り立ったらお目当ての花を探すも当然の事ながらまだ蕾。今回は時間も少ないのでクビレからウトウノ頭へは上がらず、久しぶりに左のウトウ沢を下りはじめます。

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(ウトウ沢のひとコマ)

ウトウ沢は巡視路までだと短いけど涸沢をそのまま下るのは楽しいですね。降りるにつれ徐々に濃くなる緑にワクワクしてくると、今度は立派なカツラやシオジが目に付くようになって、そんな雰囲気にウトウ沢を横切る巡視路を危うく見落とす所でしたよ。

それでもなんとか巡視路を捉えたらあとは採石事務所を目指す段取りで、ここから先はお気楽に歩けるだろうと思っていたら、こちらも荒れた箇所が少々増えましたでしょうか。それでもここで再び日差しが入るようになって、西日に輝く自然林や新緑のカラマツ林は朝とはまた違う風情でこれもまた素晴らしく、上々のフィナーレでこの日の山行きを締めくくったのでした。

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(孫惣谷左岸の巡視路のひとコマ)

しかし今の時期はどこを歩いても楽しめるものだと思うんですけど、この日は天気と新緑が5月に入ってようやく噛み合った感じですね。この日の山行きが素晴らしすぎたので、実は珍しく連荘で翌日も日原を歩いたのでした(笑)。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.05.14 (Sat)   晴 時々 曇
おろせ橋(八丁橋)07:45- 御供所 09:10- ワサビ沢出合 10:55/11:15- 水松山 13:10/14:10- ヘリポート 14:50- 大京谷ノクビレ 15:45- 巡視路に出る 16:25- 採石事務所 17:20- おろせ橋 18:00
 

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