« 奥世附歩道の探訪 その4・水ノ木沢と梅ノ木沢の間を繋ぐ | トップページ | バケモノ沢を繞る濃密なブナの森へ、再び »

2011.02.15

川苔谷から浦山へ、ゆるゆるスノーハイク

B110215a
(仙元尾根・仙元峠からの下りしな)

さてさて寒さも緩んでようやくこちらでも雪がマトモに降るようになってきましたね。でもそのお陰で折角の三連休も天気が宜しくなく、山行きは唯一好天となった最終日の日曜日(02/13)。

降雪直後となれば先ずは石尾根が浮かぶんですけど、二日間雪が降ったとはいえ纏まった降り方ではなかった感じだし、最近は山ブームで人出も多いので、それならまっさらな所にトレースをつけるほうが面白いだろうと、今回は珍しく川苔谷から百尋ノ滝へ行き、それから大高捲きして塩地谷左岸の巡視路経由で川乗林道に降り、1380m峰(桂谷ノ頭のお隣のピーク)南尾根を登って蕎麦粒山、仙元峠。そしてかなり久しぶりに仙元尾根を降りて浦山大日堂に出るコースを歩いてきました。

B110215b
(川苔谷の登山道・積雪は平均すると10cmほど)

三連休の、そして降雪直後の好天とあっては真冬とはいえ日原行きの二番バスは立客さんが出る盛況ぶり。とりあえず川乗橋に着いたらさっさと歩き出したんですけど、いつの間にか鳥屋戸尾根の取付に間伐用の?モノレールができていて、しかもお仕事を前に暖機中。ホント3000円ぐらいまでならお金出すから一度は乗せて欲しいものです。

細倉橋までの林道は雪がうっすら積もっていたもののすでに轍が通っており、下も少々凍っている程度で楽に歩けたのは幸いで、川苔谷の登山道もすでにトレースがついており、新雪のお陰で気を遣う所もなく至って快適でした。

B110215c
(百尋ノ滝)

本当だったら二週間前に訪れていたはずの百尋ノ滝はさすがに↑↑この程度でしたが、滝の下部は落ちた氷が堆積していてコレはコレでなかなか見事ですね。

さて、今回も秩父へ抜けるつもりだったので百尋ノ滝から川乗林道に上がらなければいけないんですけど、去年は少し戻って手前の尾根を伝って林道に出たので、今回は丸山西面というか塩地谷左岸の巡視路を辿ってみようと、そのまま登山道を登って、ある所で分岐だろうと思って入ってみたら実はそれがただの斜面でした(笑)。戻るのが面倒で深追いしてしまったこともあってここで40分のロス。

B110215d
(山ノ神は珍しい・塩地谷左岸の巡視路)

結局実際の分岐は間違えた所からひと登りした所に明瞭に分かれていて、間違えようのない所でした。あぁこれでグミノ滝は無理かも。。。

さっそく巡視路を辿りはじめる植林の中を道筋は明瞭に延びていて、まっさらな新雪を分けつつ歩くのはやっぱり楽しい。ただの雪の斜面と化した素敵なトラバースもあって、ウキウキしてきますね。しかも雪のお陰で植林の中も明るいし、この周辺では珍しい山ノ神なんかもあったりしてコレは収穫でした。

B110215e
(1380m峰南尾根下部の↑の高木が気になって登ってみました)

でも道中、丸山東面からの巡視路が合流しなかったのは意外で、分岐から30分ほどで川乗林道に降り立ちました。そこは去年確認していた橋の袂からモノレールが延びている所で、百尋ノ滝からここまでの時間はロスの分を考えても実際は林道経由でも巡視路経由でもさほど変わらないようです。

人の足跡こそ無いものの林道にはすでに轍が通っていた事に驚きつつ、ここから離岩尾根を登るつもりで林道を歩いたんですけど、川乗林道と日向沢林道との分岐に着いた所でふと塩地谷側を見てみるとお隣の尾根(1380m峰南尾根)に↑のような気になる高い黒木が目に入ったので、急遽こちらを歩いてみることに。

B110215f
(1380m峰南尾根・植林の中明瞭な巡視路が通っていた)

日向沢林道が1380m峰南尾根をぐるりと巻く辺りは斜面が切り立っていて尾根に取り付くしまがなかったので、ここは林道をなおも行った所から適当に取り付いたんですけど、いざ取り付いてみるとじきに右手から巡視路と思しき明瞭な道がやってきたので、ここはもっと林道を追うと巡視路の入口があるようです。

そして例の高木はひと登りすると簡単に見つかり、実際には幹周り2m半程の立派なツガでした。周囲の植林が若いので突出して見えたんですね。この先も植林の許明瞭な道が延びていましたが、こちらも雪のお陰で明るく悪い雰囲気ではありません。あと例のツガからひと登りで尾根を横切る明瞭な巡視路が通っていたにも驚いたんですけど、あの辺りは植林ばかりですからねぇ。。。

B110215g
(都県界尾根/長沢背稜・積雪は平均すると20~30cmほど)

登って登って都県界尾根/長沢背稜の稜線が間近に見えると、踊平らへ繋がる南の捲道と合流。そこからひと登りでようやく1380m峰に辿り着きました。

さすがに稜線上は雪もそれなりに積もっていて、膝上ぐらいの吹きだまりもあったものの平均すると10~30cmほどでしょうか。すでにトレースが通っていて、しんどい蕎麦粒山への登りも実際にはかなり楽に行けました。

B110215h
(行く先に蕎麦粒山)

先ほどのロスに予定変更が響いて蕎麦粒山に着いた時点ですでに12時過ぎ、しかし山頂には意外や誰もいなかった上に、ランチ中も誰も来ず、至って静かに過ごせたのはラッキーでした。そうそうスカイツリーはここからもよく見えますね、というか今回初めて山からその姿を確認できたのはちょっと嬉しかったです。

ランチを終えて再び腰を上げたのは13時を過ぎ。これからグミノ滝に寄ってしまうと帰りのバスに乗れなくなるので、そおいや仙元尾根は「花のひかり」を始めてから歩いてなかったし、近年再整備されたようだし、たまには様子見で歩いてみるかと、久しぶりに仙元尾根を下ることにしました。

B110215i
(仙元峠)

B110215j
(仙元尾根の下りしなより鳥首峠~武甲山の稜線)

仙元峠に上がってさっそく北の仙元尾根を降り始めると、目論見通りこちらもトレースはなく、真っさらさらな雪面を蹴りながら降りるのはこの日のハイライト。しかし仙元尾根は本当に歩きやすくなりましたねぇ。。。それに今は開けた所もあって西に東に展望を楽しめたのも意外で嬉しかったです。

大楢に降りたら、普段(と言っても歩いたのはかなり久しぶりだったのだが・・・)なら東面の植林帯を嫌ってなおも尾根通しに下っていたんですけど、道間違え防止のためでしょうか?尾根の先にはトラロープが張られていたので、今回はきちんと東へ下る登山道を追ってみました。

B110215k
(ごく一部だが60cmを超える吹きだまりもあった)

東面の植林帯をトラバースする箇所も雪のお陰で明るいし、道筋も追いやすかったのですが、ただこれが無雪の時となると実際どうでしょうねぇ。。。仙元尾根の道で一番判断に迷う(特に登りでは)送電線の巡視路が合わさる辺りは、合わさる手前の尾根に私製の道標があるだけだし、マーキングも頻繁についていて以前から比べると随分わかりやすくなったとは云え、総じて言うと全くの初心者さんが入り込むのはまだ少々マズいかも知れません。

道は送電線巡視路と合わさると再び尾根に復帰して、あとは大日さまを目指す段取り。最後の鉄塔(60号)から大日堂へ下る所も急でぐずぐずな斜面だったんですけど、この辺りにはなんと階段がつけられていて、たいへん歩きやすくなっていました。

B110215l
(浦山大日堂・かなり久しぶりに参拝しました・^^;;;)

大日堂のバス停は何度か利用していたものの、大日さまに参拝するのは前に仙元尾根を歩いて以来のはず。周辺はあまり変化はないようですが、キャンプ場って今でもやってるのかなぁ。それはともかく道中の無事を感謝したら、対岸に停まっているピンクの市営バスを捕まえて帰路に就いたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.02.13 (Sun)   晴 時々 曇
奥多摩駅 07:25→ 川乗橋 07:40- 細倉橋 08:15- 百尋ノ滝 08:55/09:00-(40分ロス)- 川乗林道 10:25- 尾根取付 10:50- 1380m峰 11:50- 蕎麦粒山 12:20/13:00- 仙元峠 13:15/13:20- 大楢 13:50- 843.5m峰 14:50- 浦山大日堂 15:30
 

|

« 奥世附歩道の探訪 その4・水ノ木沢と梅ノ木沢の間を繋ぐ | トップページ | バケモノ沢を繞る濃密なブナの森へ、再び »

【奥多摩 2011】」カテゴリの記事

【奥秩父・秩父・奥武蔵 2011】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15040/50870853

この記事へのトラックバック一覧です: 川苔谷から浦山へ、ゆるゆるスノーハイク:

« 奥世附歩道の探訪 その4・水ノ木沢と梅ノ木沢の間を繋ぐ | トップページ | バケモノ沢を繞る濃密なブナの森へ、再び »