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2010.04.21

アカヤシオ、下見で幸いでした。(^^)

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(また雪が・・・ウノタワへの道すがら)

しかし徐々に暖かくなっているとはいえ、不安定で寒暖の差の大きい日が続きますね。とはいっても四月の半ばの低山帯でまさかスノーハイクを楽しめる?とは思ってもいませんでしたヨ!

ということでこんなに雪が降ったのでは世附の廃道探訪も当然無理なので、今回はアカヤシオの下見でも・・・ということで名郷から鳥首峠に上がり大持山~武川山~二子山と縦走して芦ヶ久保駅に降りる、という久しぶりにヒネりなしの行程で歩いてきました。

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(この日唯一のかたくり・鳥首峠付近にて)

雪が降ったせいでしょうか?飯能からの湯ノ沢行きの一番バスは、意外や席が埋まる程度の乗客でしたけど、同じバスになんとAKIOさんがいらっしゃって(!)おかげで長い車中もあっという間でした。<(_ _)>

車窓から見えた有間山や蕨山はやはり真っ白。そして名郷で降りたハイカーの八割方は蕨山のようで、同じく蕨山へ向かわれるAKIOさんとはここで別れて、まずは鳥首峠を目指します。

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(ウノタワ・積雪は5~15cmほど)

鉱山施設から登山道に入り、施設を抜け白岩の集落跡あたりから雪が現れ、次第に雪を踏みつつ歩くようになりますが、積雪は多くても15cmほど。でも鳥首峠に上がると峠周辺も当然真っ白でお目当てのカタクリは全て雪の中。

なので休憩がてら隣の送電塔へ寄ったら、咲いていたのとまだ蕾なのが一株づつ見つかってホッとしました。おそらく峠付近も雪さえ降らなければ咲き始めた株がぼちぼちあったはずです。

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(大持山南の肩より)

そんな訳でここから先でお花は望めないので、スノーハイクに切り替えて先を行きます。正直花がないのは少々ガッカリなのですが、この辺りから大持山までは奥武蔵一の美林地帯が続くのでつまんなくなる訳はない訳で(笑)、途中で登山道を外れてウノタワの広大な緩斜面を思うままに歩いて、大持山へ向かいます。

妻坂峠からの尾根が合わさる南の肩に上がるとさすがに踏み跡が増えて、ここから大持山の間の雪はすでにシャーベット状になっていました。とりあえず大持山の山頂は素通りして、小持山方面へアカヤシオの確認です。

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(大持~小持間のアカヤシオ・まだこんな状態)

北側の開けた露岩辺りからアカヤシオがポツポツ現れるのですが、さすがに天候の不順が日が続いたせいでしょうか、蕾はまだ堅く、この辺りの見頃は今後の気温次第ではあるけど10日から二週間後ぐらい。花付きも予想よりは悪くなかったけど、思いっきり良いという感じではなさそうです。ただこの辺りは個体数が少ないので確定的なことは言えないんですけど・・・。

そんな様子に少々ホッとしたら、大持山~南の肩に戻り、妻坂峠へ急降下。こちらのカタクリ地帯も当然のごとく雪に覆われて花は見当たりません。足下の草花と言えば雪から顔を出したバイケイソウの葉っぱが少々のみといった具合。

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(武川岳山頂・周囲は泥濘)

妻坂峠に降り立っても花のある北斜面はやはり真っ白で、しかも今シーズンの積雪のせいか峠付近の倒木が多かったようで、その枝葉が斜面に散らばってそれも花が出るのを邪魔しているのではないかと思いました。

ここでお目当てのコガネネコノメやニリンソウが見られなかったのは正直痛いけど、コレばかりはもうしょうがないですネ。気を取り直して武川岳へ登り返します。この辺りから気温が上がってきたこともあって、雪は腐り、所々泥濘の箇所も出てきます。

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(焼山山頂・右に二子山)

30分ほどで武川岳に着くと山頂にはまだまだハイカーが沢山いましたが、それもランチをとっている間に綺麗にはけて、再び歩き出す頃には私一人だけになっていました。

今回武川岳からはかなり久しぶりに二子山方面へ入りましたが、改めて歩いてみるとこちらも雑木林の多い好ましい道のりですね。ただ所々現れる急降下の箇所が泥濘になっていて、その下降に少々気を遣います。

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(二子山直下のアカヤシオ・残った蕾も多い)

焼山付近はアカヤシオのいそうな雰囲気なんですけど、なぜか見つからず少々ガッカリでしたが、二子山直下の岩場にはやはりいました。

遠目で見た時は雪のせいで落下した花が目立っていた感じでしたけど、いざ近づいてみるとこの辺りでもまだ見頃に入った程度のようで、難を逃れた蕾も沢山残っていました。とはいえ、これでは綺麗な花は見つかりませんね。

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(二子山直下の岩場より・歩いてきた尾根と大持山を望む)

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(浅間神社・芽吹きはこの辺りから)

二子山からは沢ルートと尾根ルートの二手に分かれるんですけど、どちらも過去に二回歩いたことがあったので、ここで10円玉をまわして尾根ルートに決定(笑)。こちらの下りもなかなか急ですねぇ。ただこちらも意外に雑木林があって雰囲気は決して悪くないです。

そして30分ほどで岩コブの上に建つ浅間神社に降り立つと、なんとここにもアカヤシオがいてビックリ。確かにここはいそうな雰囲気だけど、ここは標高が低すぎると思い込んでいたのでした。

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(この日一番状態の良かったアカヤシオでした)

標高から見ても浅間神社はアカヤシオが奥武蔵で一番早く咲き出す所かも知れませんね。花の盛りは当然過ぎていてほとんど落花していたものの、この日一番状態の良い花を見られたのは実はここでした。

浅間神社を過ぎると徐々に木々が芽吹き始め、最後の兵ノ沢の辺りは新緑に、スミレの類やマルバコンロンソウなどが現れてなかなか楽しい道のり。そして最後の最後になってようやくトウゴクサバノオにも逢えて、山の中ではダメだった花も、終わりよければ全て良し。あとはほくほく気分で芦ヶ久保駅へ向かったのでした。(^^)

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(兵ノ沢登山口もこんな感じになった)

ということでこの日が本チャンだった方には申し訳ないのですが、下見でほんとうに良かったと思いました。先週の坪山のヒカゲツツジだってこうなってみると、神の御業か天の配剤か本当にラッキーでした。今後の気温次第ではもちろんありますが、このぶんで行くとアカの見頃はGWに入ってからになりそうですね。

・・・・・☆
 
◆ 2010.04.18 (Sun)   晴 時々 曇
飯能駅 07:10→ 名郷 08:10- 鳥首峠 09:30/09:40- ウノタワ 10:20- 大持山 11:05/11:40- 妻坂峠 12:15/12:25- 武川岳 12:50/13:30- 焼山 14:25/14:40- 二子山 15:15/15:35- 浅間神社 16:05/16:20- 芦ヶ久保駅 16:50
 

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【奥秩父・秩父・奥武蔵 2010】」カテゴリの記事

コメント

> 個人的には真冬の粉雪ならともかく、べた雪よりやっぱりきれいなアカヤシオを

ボクも全く同感です。これで唯一だったカタクリが見られなかったら不完全燃焼に終わってましたよ。今の時期は雪よりも花の方が遙かに大事ですヨ。

蕨山も同じような感じだったんですね。まぁアカをはじめ、お花はこれからに期待しましょうか。とにかく日曜はありがとございました。またどこかで逢えたときはよろしくお願いします。

投稿: komado | 2010.04.22 23:38

先日はいろいろとお話させていただきまして、ありがとうございました。蕨山のほうも Komado さんのレポと同じような感じでした。北側の尾根と頂上付近はまだ花芽も結構残っていました。大ヨケノ頭前後は、嵐の前はおそらくかなり咲いていたのでしょう。落ちている花も多いし花芽はあまり残っていませんでした。でも頂上では、アカヤシオのダメージを悲しむより、むしろ季節はずれの雪を喜んでいるハイカーもいました。個人的には真冬の粉雪ならともかく、べた雪よりやっぱりきれいなアカヤシオを見たかったですねぇ。

投稿: AKIO | 2010.04.22 20:24

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