2007.11.15

今年も滝子山 (^^;;;

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(恵能野川径路の山ノ神)

さてさて11月に入り、笹一酒造さんで行われる新酒祭りの季節になって参りました。(^^)

例年新酒祭りに合わせてどういうコース取りをしようか結構悩むところなのですが、今回(11/11)は去年と同じく滝子山。そして先に紹介した松浦さんの「バリエーションルートを楽しむ」にも掲載された恵能野川からアモウ沢乗越を経由してに上がるルートを一年ぶりに歩いてきました。

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(紅葉はここでも見頃。恵能野川の径路の道すがら)

先週末は予報が良くなく山行き当日の予報も雨マークがズラリ。でも天気が回復傾向だったので午後から晴れるかもと言う期待を込めて強行したのが吉と出たようで、朝から雨もなく行きしなの電車の車窓からはまだ曇っていたものの滝子山も見えてそれだけでもうワクワクしてきます。

日曜は一番バスが遅いので大月駅からタクシーで恵能野神社ではなく間明野に出て(¥2730)、金山神社でいそいそ準備をしてから右端の踏み跡を拾い、まずは切目峠へ向かいます。

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(桟道は相変わらず・・・)

神社から10分ほどで切目峠に上がり、そのまま奥へ下るとまもなく恵能野川に。そして堰堤滝の下を飛び石で徒渉して対岸に上がるとすぐ脇に廃車置き場があって、ここで恵能野川の径路と合流します。

恵能野川の径路は台風9号の影響が心配されましたが、橋がひしゃげていたり小規模な崩れはありましたけど思ったよりも荒れておらず、歩きにさほど支障はありませんでした。もうこの辺りでも紅葉は見頃になっており、しかも時折日が差し込んでくることもありなかなか見事です。でも日が出ると暑いわ・・・ってそんなこと言うのは贅沢過ぎますね~。

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(恵能野川の径路・恵能野川最後の徒渉点にて)

去年の初夏の様子(2006.06.04)と比べてみると。。。

紅葉の時期にこちら歩いたのは初めてだった事もあって、とにかく歩いて驚いたのはその変わりよう。山ノ神辺りの紅葉もなかなかのものだし、コブトチ沢(松浦本で言うトヨミ沢)を渡ってアモウ沢との中間尾根に取り付くと今度はカラマツの植林がまた見事。そしてしばらく上がると見えてきた大久保山と岡松ノ峰を結ぶ吊り尾根の紅葉のラインもそそられるモノがありました。

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(アモウ沢 コブトチ沢中間尾根にて・Part1)

中間尾根は急ですけどそのお陰でスイスイ登れる所が気持ちいい。周囲が自然林に変わると周囲はガスりはじめましたが、終わりかけなものの紅葉はまだまだ健在。しかし尾根の左側はまだ緑かすでに落葉していたのに対して、尾根右(北)側は見事な紅葉が見られました。この差は面白かったけど、いったいなんでだろう??

そんな紅葉も見られなくなると尾根上には岩が現れだし、そろそろ稜線間近の様子。するとガスが途切れて青空が、そして滝子山や稜線が顔を出すようになって、おお~っ!これは・・・気持ちが一気に盛り上がります。

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(アモウ沢 コブトチ沢中間尾根にて・Part2)

これで天気がこのまま一気に回復するのか?思ったらまだガスがかかったりと結局はそんな繰り返し。こんな天気でも滝子の山頂にはそれなりに人がいそうだし丁度よくお昼にもなったので、ランチは南大菩薩稜線手前にあるこれまたいつもの露岩で摂ることになりました。

ランチ中も天気は晴れたりガスがかかったりの繰り返し。休憩中は稜線の方から人の声も聞こえたのでやはり滝子山にはそれなりの人が入っているみたい。結局一時間ほどのんびりしたら腰を上げて出発します。

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(滝子山山頂より丹沢方面)

5分ほどで稜線の登山道に飛び出せば滝子山まであと少し。カラマツ黄葉はもう盛りを過ぎて落葉を待つばかりな感じ。ズミ沢の道を合わせると道がぬかるみ始めてちょっと閉口しまししたが、山頂まではさほどの距離ではありません。

山頂に着き、まず気になっていたのは6月に偶然見かけたブナハバチ後のブナの様子。周囲にあるブナの木々をよく見てみると大部分は落葉を終えていたようですけど、ハバチに丸裸にされたブナは枯れた小さい葉が残っておりどうやら葉を再展開した模様。今年は中間(盛夏)に確認できなかったのでちょっとホッとしました。

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(P3の手前辺りだったと思う)

そうこうしていると周囲のガスがまたまた切れ、雲の中から丹沢の山並みが現れて、そして消えて。すると今度は麓の町並みが現れては消えて、と流れるガスと雲のショータイムをしばし楽しんだら時間も時間。道がぬかるんでいたので当初の予定を変更して南尾根(所謂南稜・寂しょう尾根)を下りはじめます。

さすがに雨後とあっては急な岩尾根の下降には気を遣います。いきなり転倒してこれに続くかのようにまた転倒(笑)。でも次第に慣れてくるときちんと降りられるようになりましたが、近年岩場につけられていたロープが全て取られており(去年はあった)、なんか南尾根の初訪の時を思い出してしまいました。

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(南尾根の下りしな)

紅葉は中腹より下で見頃になっており、尾根下部もダンコウバイの紅葉が見事。去年の南尾根下部は色づく前に枯れ始めていたので、決して素晴らしい色づきとはいえないけどなかなか楽しめました。

でも下るにつれ再び周囲はガスりだし、林道を渡り送電塔で休憩している頃には雨が降り出しましたが、それもほんの一瞬。再び林道に出たらあとは笹一を目指すのみです。(^^)

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(今年も笹一新酒フェアへ v(^^))

ということで今年の新酒フェア、天気が今ひとつなせいか人出は思いの外少なく、お陰でまったり美味しいタダお酒を飲むことができました。話しても声がちゃんと聞こえるし、終わり近かったからおつまみも半額でしたし。なかでもお酒と合うみそおでんやふろふき大根がほかほかで美味しく、この日もこんな感じの山行きだったなぁ、とひとり思い起こしていたのでした。

新酒フェア・・・先週は散々だったでしょうから今週末は好天になってお祭りらしくなると良いですね。ささいちがんばれ!
 
 
・・・・・☆
 
 
◆ 2007.11.11 (Sun)  曇 時々 晴
間明野(金山神社) 08:20- 切目峠 08:30- 恵能野川径路合流(廃車置場) 08:40- 山ノ神 09:40/10:00- 林道 10:25-(途中休憩60分)- 縦走路合流 13:15- 滝子山 13:30/13:45- 桜公園 16:15- 笹一酒造 16:35
 

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2007.07.09

ブナハバチ大発生・・・続報

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さて、私用の嵐(要は自分が一番悪いのです・・・苦笑)でいまだにレスや更新が遅れていますが <(_ _)>、↓でも触れたブナハバチの状況が皆様の報告から少しずつ入ってくるようになりました。

結局ブナハバチの発生は南関東のかなりの範囲に及んではいるようですけど、大発生しているのは南大菩薩~御坂にかけての山稜のようで、大菩薩や奥多摩、そしてそれらとは分断されている丹沢道志の方は発生はしているけどまたごく一部の模様です。

とにかくこのまま終息してくれるのかそれともまだ暫くは続くのか、その辺りが気になりますし、御坂で大発生となれば西に続く天子の方も気がかりですね。とにかくブナハバチはブナしか食べないようですし、ブナ自体が高木なので幹で見分けがつかないと今の時期わかりづらいかも知れませんが、まだしばらくは山を歩かれた際はブナの様子を気にかけてもらえれば・・・と思っております。<(_ _)>
 

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2007.06.28

ブナ、大規模な虫食い発生

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(哀れ、ブナの古木がまるはだか・・・米背負峠附近にて)

ここのところ諸般の事情で更新が遅れに遅れていますけど、ようやっと先週末のお話しができます。(^^;;; えっと週初めにウチの掲示板でも触れましたが、先週は23日(土)に久しぶりに南大菩薩を縦走してきました。午後出勤で・・・(^^;;;

今回はちらほら咲きはじめた夏のお花の様子見が目的でした。そんな訳で湯ノ沢峠から天下石までの草原をお花見しながらちんたらと歩いてその先の米背負峠へ降りたところ、辺り一面緑に覆われている中とあるブナの古木が↑なんか芽吹きのような色をしていたので、最初は「この木はもう弱っているのかなぁ??」と思っていたんですけど、ふと辺りを見まわしてみると周囲のブナもみんな同じように丸裸なっていてちょっと様子がおかしいゾ。

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(ブナの葉喰われたあとのまつり)

遠目で見た感じ、枝にくっつく感じで葉の葉脈が残っているのでどうやら虫食いのようなんですけど、肝心の虫はいないし、周囲のブナはみんな立派な高木なので近づけるわけもなく、しょうがなし先を行くと現れるブナ現れるブナみんなやられており、見た感じその半分近くが丸裸の状態。

そして滝子山に着くとようやくブナの低木が見つかったのでさっそく近づいてみるとやはり虫食いのようで、周囲のブナは多かれ少なかれみんな葉っぱを喰われていました。そして初狩へ向け下山を始めると・・・いましたいました。木にビッシリついて葉っぱを喰んでいます。↓下の画像。どうやらコイツが犯人のようです・・・

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(こやつがおそらくブナハバチの幼虫)

・・・ということでこりゃ大変だわ!とウチやHgさんのBBSでお聞きしたところ、どうやらブナハバチという蜂の幼虫が大発生しているようです。いろいろ調べてみると葉っぱが全て喰われても枯死することはないようですけど、決して好ましいことではないハズですし、今まで南関東の山々でこういう事ってあったのでしょうかねぇ??

それにこの現象、今回確認できた南大菩薩だけでなく泉水谷でも見かけたという情報も上がってきており、すでに大菩薩連嶺全域に波及している可能性も考えられます。となるとこれは大菩薩だけの話ではなく尾根で繋がっている御坂であるとか奥多摩・奥秩父など他の山域の状況もかなり気がかりになってきました。

とにかく「花のひかり」を見てくださる皆さまにおかれましては、山を歩かれた際今しばらくブナの様子を気にかけてもらえれば・・・と思っております。

・・・・・☆

◆ 2007.06.23 (Sat)  晴 のち 曇
湯ノ沢峠 13:30- 大蔵高丸 13:50- ハマイバ丸 14:20- 米背負峠 15:05- 大谷ヶ丸 15:25- 滝子山 16:15/16:35- 初狩駅 18:25
 
・・・・・☆・・・・・☆

2007.07.07・・・zippさんより彼の虫は当初挙げていたブナアオシャチホコではなく、ブナハバチではないか?というご指摘があり、本記事を一部加筆修正いたしました。
 

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2007.03.13

大黒茂林道・・・とうとう改修

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(大黒茂林道・・・大黒茂谷を渉る桟道)

↑上の光景、見たところはただの真新しい桟道ですけど、ボクにとってはかなりショッキングな光景でもありました。

ということで土曜(03/10)は久しぶりにそんな大菩薩の北面界隈を訪問。最近、yamyamさんからこちらの情報をよく頂いていたのですが、その中で大黒茂林道がとうとう改修と相成った話を聞いたら一度確認したくなって、今回は4年前の初訪の折りとまったく同じコースで歩いてきました。

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(丸川峠にて)

朝一の裂石行きバスの乗客はボクを含めても二人という閑散さで、これは今の時期の大菩薩が雪も花もなくある意味中途半端な時期でもあるせいでしょうか。却って雪の時期の方がハイカーは多い印象です。

そんな訳ですから、丸川峠の方へ向かえばもう一人旅は決定したも同然で、この日は丸川峠までとなる南アや富士の姿をときおり振り返って眺めながら丸川峠へ向かいます。

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(泉水十文字にて)

丸川峠の草原で一休みして、北の泉水谷の方へ下りはじめると、さっそく雪が現れますが大したことはありません。すぐ下の牛首谷分岐を直進して泉水十文字に降りたら、今回は右折して初訪の時以来となる大黒茂谷の巡視路を辿りました。

前の晩に雪が降ったせいかこの先はまっさらな雪面が続いて、そんな雪を蹴り上げながら歩くのは気持ちよかったのですが、その雪や倒木のせいで道の若干わかりづらい箇所があって注意が必要です。

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(大黒茂谷の水源林巡視路のひとこま)

しばらく降りると大黒茂林道が分かれる分岐に到着。以前はその分岐は明らかにわかりづらかったし、大黒茂谷にも桟道がなかったのに、今回はなんと大黒茂谷を渉る桟道が丸見え。さっそく渉って大黒茂林道に入りました。

三ノタルまでは落葉時に歩くのははじめての区間。おかげで周囲が見えて夏とは趣が違ってこれもまた良いですね。山腹のトラバースが続くので基本的に道は細いですが、途中の桟道もみんな掛け替えられており、周囲の自然林を愛でつつルンルン気分で歩けます。

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(大黒茂林道のひとこま)

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(大黒茂林道のひとこま・Part2)

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(三ノタル附近・・・大菩薩嶺北尾根に上がった所)

大黒茂谷から一時間ほどで三ノタル(大菩薩北尾根)に上がると、頃合いも良かったので今回もここでのんびりとランチ&お昼寝。

ここから北尾根を降りれば丹波発16時台のバスにも余裕で間に合うな~、と思いつつなおも先(東)を行きました。

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(大黒茂林道のひとこま・Part3)

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(中ノ沢の枝沢を渉る桟道も!)

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(大黒茂林道のひとこま・Part4・・・右はサカリ山)

通過するのにちょっとスリリングだった中ノ沢附近の桟道ももちろん掛け替えられており、それを楽々わたってしばらく行くと小室川左岸の巡視路の分岐に着きますが、小室川の様子が見たかったのでとりあえず素通り。すると今まで周囲の裸木の美しさに惹かれていたのが、いつの間にやら対岸にあるノーメダワの鞍部が近くに見えている事に気がつき、まもなく小室川に降り立ちました。

小室川の通過は大黒茂林道の核心部でもあり、前後の道がしっかりしているにも関わらず今まではこの辺りが非常にわかりづらかった箇所でした。なのにここもyamyamさんの情報通り、左岸のヤブがキレイに刈られて「道」になっており、その先にはしっかりした桟道が。。。

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(小室川もとうとう・・・)

そんな様子をボーゼンと眺めながら少し休憩して、その後はそのままノーメダワへ登り返すのではなく、先の分岐まで戻ってから小室川左岸の巡視路を下りました。

こちらもひと下りして出る中ノ沢の三俣の辺りがこれまたわかりづらい箇所だったのに、道が改修されたお陰で対岸の道が一目でわかるようになっていて難なく通過。シオジやトチの大木を見たり、ワサビ田の石垣を下ったり、クロスケかと思ったら♀のカモシカだったり、そして前は慎重に高捲いた崩落地もしっかり桟道が渡してあり、といった楽しい道のりが続きます。

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(小室川左岸の巡視路のひとこま)

そんな道のりもお昼をとった三ノタル以来となる北尾根を乗り越すともう終盤。つづら折れを下りきると泉水谷を渡り、少し上がった所で旧道の吊橋を一瞥。泉水谷林道に出るとなんと道が舗装(!)されていました。

分岐の目印となる1.5kmポストもなくなっており、下降点の判別は舗装路が途切れる直前で左手に下って分かれている山道がそれになる、といった所でしょうか。丹波の終バスの時間にちょっと余裕があったので、あとはのんびりのんびり歩いて丹波へ向かいました。

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(ここも改修済・小室川左岸の巡視路にて)

しかし、今回の大黒茂林道の改修には本当に驚きました。道自体は少ないながらもそれなりに手入れされていた感じですけど、こと小室川の辺りで考えると今というか再び道となった所の藪や木の生え方から云っても、10年どころか20年近く??放置されていたのではないでしょうか。

なので小室川の辺りは以前のようにわかりづらいままににして欲しかった、そんな所があってもイイじゃない・・・という自分勝手な思いも正直言えば少なからずあります。願わくばこちらに入られる奇特な方におかれましてはマーキングの類は吟味に吟味を重ねてごくごく最小限にして頂けたらと思います。

・・・・・☆

◆ 2007.03.10 (Sat)  晴 時々 曇
塩山駅 07:28→ 大菩薩峠登山口(裂石) 08:00- 丸川峠 09:35/09:50- 泉水十文字 10:10- 大黒茂林道分岐 10:40- 三ノタル(大菩薩嶺北尾根)11:40/12:40- 小室川 13:35/13:45- 小室川左岸巡視路分岐 14:10- 小室川出合 15:50- 三条新橋 16:20- 丹波 17:40
 

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2007.02.13

冬の大菩薩、小菅から

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(熊沢山より天狗棚・狼平方面、奥は雁ヶ腹摺山)

この時期の大菩薩は丸五年ぶりでしたが、↑を見るまでもなく今年はどこもホントに雪が少ないですね!

普段、この時期に裂石とは反対側の小菅側から大菩薩を周回するとしたら結構大変なのに、日曜(02/11)は難なく歩けてしまいました。(^^ゞ

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(小菅川の雄滝)

ということで、今回はba_sobuさんの車で小菅川の雄滝Pまで出てからのスタート。雨後のせいでしょう、澄み切った青空には雲一つなく最高の天気も、この辺りは深い谷底なのでまだ日が入りません。

まずは雄滝へ寄ったのですが、のっけからシオジの林が素晴らしくほとんど凍っていなかった事もあって雄滝の印象が少々薄かったかも。雄滝から林道まで戻るのが面倒なので、来た道をしばらく戻ってから左手の斜面を登って林道に這い上がりました。

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(小菅川右岸の水源林巡視路、アカドチ沢?の枝沢を渡る所)

小菅川の対岸を高捲くように延びている巡視路の様子を見つつ林道を歩くとじきに林道終点に着きます。その先や右手に延びる道筋を一瞥して道標に従い左の道に入ると、道はすぐに小菅川を渡ってその支流であるアカドチ沢の右岸に沿って延びていました。

放置されてるのかまだ使っているのかわからないワサビ田を見ながら行くと、まもなく道が左へ戻るように延びている分岐に出るのですが、これが林道の歩きしなに見えた水平道だと思ってここはそのまま直進。道はじきに沢を渡って対岸の尾根(アカドチ沢左岸尾根)を乗り越すと、なんと小菅川へ向かって降りていくじゃぁないですか!

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(アカドチ沢左岸尾根にて)

道は下りはじめているものの、とりあえず様子見でしばらく降りると、やがて遙か下に小菅川にかかる桟道と対岸の川下から延びる巡視路が見えたのでここでこの道を追うのを諦め、左岸尾根まで引き返します。でもさきの分岐まで戻るのはちょっと面倒なので、巡視路を追うのはここでヤメにしてこのままこの左岸尾根に取り付いちゃいました(笑)。

さっそく尾根を行くと、ここで待望の日差しも入り尾根上は一気に明るくなります。藪はあまり濃くなくkomado的には程よい感じ(^^)で、ダケカンバやブナの立派な木も見られなかなか良い雰囲気。でも雪のお陰でスズタケが倒れており歩みはなかなかはかどらず、牛ノ寝はまだかまだか~とつぶやきつつ次々と現れるピークを越えていきます。

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(牛ノ寝通り・荷渡し場への道との分岐にて)

牛ノ寝通りの稜線(榧ノ尾山の西隣のピーク)にはすぐに上がるだろうと思っていたのに、結局尾根に取り付いてから1時間20分もかかってようやく稜線に到着。稜線は風が凄いです。でも先はまだまだ長いのでした。。。

ピークから西へ下るとここで牛ノ寝通りの登山道と合流。この辺りでは雪はほとんどありません。大きなブナを愛でつつなおも西へ行くとじきに荷渡し場への道が分かれている分岐に出て、ここからが本格的な登りのはじまり。

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(玉蝶山直下にて)

風に吹かれながらせっせと登っていき、玉蝶山を捲き終えれば石丸峠はもうすぐだと思ったんですけど、ここからも意外に長かった(笑)。ヘロヘロ登って立派な道標のついた長峰(ながね)の分岐を越えるとようやく天狗棚の稜線が見えて、それを励みに何とか石丸峠にたどり着きました。

しかし晴れて明るかったものの南アや富士も強風のせいでしょうか?雲がかかって展望は今ひとつ。それにそんな風ではランチどころではありません。でも仕方なくお隣の熊沢山までもう一頑張りしたら、なんと風の通らない適所が。。。(^^)(^^)(^^)

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(大菩薩峠より妙見ノ頭)

結局熊沢山の防火帯で1時間以上まったり過ごしてしまい、腰を上げたのが14時過ぎ。もうヒネる余裕はないので、今回はおとなしく大菩薩峠からそのまま小菅大菩薩路を降りました。

フルコンバからノーメダワ分岐(ここからノーメダワへの道も良いのです・^^)までは植林が続きますが、その下はまた素敵な自然林で今朝方歩いた尾根や谷筋を見ながら気分良く降り、雄滝のPに戻ってこの日の山歩きを終えました。

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(日向沢の登山口にほど近い所)

今回一年半ぶりに小菅川の奥の方に入りましたが、こちらも良い所ですね。東京都の水源林バンザイ!でもあります。(^^) こちらは電車バスでも通えないことはないけど、今回みたいに奥地となるとやはりしんどい。こちらはたまに・・・と言うことになりそうですけど、今後折りを見て訪れたい所ですね。ba_sobuさん、ダンナ様、ありがとうございました。

・・・・・☆

◆ 2007.02.11 (Sun)  晴 時々 曇
雄滝P 07:40- 雄滝 07:50- 林道終点 08:20- アカドチ沢左岸尾根乗越 09:20- 牛ノ寝稜線 10:40- 長峰分岐 12:00- 石丸峠 12:30- 熊沢山 12:50/14:05- 大菩薩峠 14:25/14:25- フルコンバ 15:05- ノーメダワ分岐 15:40- 日向沢分岐 16:15- 日向沢登山口 16:30- 雄滝P 16:50
 

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2007.01.30

小金沢の閻魔さま

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(泣坂ノ頭直下より楢ノ木尾根・小金沢連嶺を望む)

まぁ、閻魔さまというのは本当は沢のことなんですけど。。。(^^ゞ

先週の西丹沢で結構歩いたので今週は少し軽めの歩きにしたいなと思っていたんですけど、じゃぁどこを歩こうか・・・と考えてみるとこれが意外に浮かばなくて・・・しばらく考えてフト浮かんだのが昨年の12月に大樺尾根を降りて以降気になってきた楢ノ木尾根の北面。

ということで日曜(01/28)は前回歩いた尾根の一つ東隣に延びているスバノ沢左岸尾根たるエンマゴヤ尾根を登路にとり泣坂ノ頭・大峰へ上がってから、そのまま下って楢ノ木尾根の末端部まで辿ってきました。

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(エンマゴヤ尾根下部にて)

毎度毎度人さまのご厚意に頼るわけにも行かないので・・・とはいえ上和田行きの一番バスが一時間繰り下がってしまった昨今、深城へ出るにはやはりタクシーになってしまいます。(^^ゞ ちなみに猿橋駅から深城の小金沢公園まで今回は4570円也。

さっそく小金沢林道に入ると発電所絡みと思われる轍があって路面は凍結していましたが、それも発電所へ向かう地下道の入口まで。その先は轍もなく薄い雪面を踏みしめながらの快適な歩きで、40分程でエンマゴヤ尾根の取付に着きます。今回は尾根末端に送電塔の巡視路が来ており、取付に苦労することなく至ってスムーズなスタートを切りました。

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(エンマゴヤ尾根上部にて)

積雪は10cmほどですが、新雪を踏みながらの歩きは気持ちいいですね。送電塔はエンマゴヤ沢側からの枝尾根との合流ピークの直下にあり、巡視路も当然ここまで。その先は灌木が生い茂っており先が思いやられましたが、それもほんの一瞬。尾根東側が時おり植林になっているせいか尾根上はスッキリしており歩きやすかったのは意外で、痩せた箇所と小広い緩斜面のような箇所を適度に交えて雰囲気は決して悪くありません。

尾根中腹に上がる頃にはスズタケが現れましたが、藪は薄く歩きに支障は全くなし。右手に先月歩いたエンマゴヤ沢左岸尾根を、そして左手には立派な泣坂ノ頭を見ながら気分良く登っていきます。

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(エンマゴヤ尾根合流点附近より、泣坂ノ頭)

1210m圏のピークに上がると行く先の楢ノ木尾根をようやく間近に捉えて、ここからカラマツの幼木中木林に変わります。同時に灌木にスズタケの藪が始まりますがこちらも比較的薄いもので、どうやら閻魔さまに地獄へ落とされずに済んだようです(笑)。雪も深くて20cmほど。雪のお陰で踏ん張りが利くので却ってスイスイ行けてあっけなく楢ノ木尾根上に飛び出しました(1409m峰東隣のピーク)。

誰もいないだろうと思っていたのにここで雁ヶ腹摺泊まりの重荷のご夫婦に出会ったのはビックリ。でもこの日出会ったハイカーはこのお二人だけ。前後する形で泣坂ノタルへ降り、頭へ登り返して大峰へ向かいます。

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(大峰山頂)

思ったよりも早く、大峰にはお昼前に着いてしまったので山頂の権現さまに参拝したらすぐに下山開始(笑)。南へ下りはじめるともう雪はほとんどありません。結局ひと下りした展望の良い西沢ノ頭でランチ。ランチをとる頃にはもう曇り始めていたし風もあったのに、その寒さは寒中のそれではなく早春のそれで妙な感じではありました。

ランチを終えたら広大な伐採跡の際を下り、水無山を過ぎると尾根は雑木林に変わってこの日初とも云える落ち葉道のはじまり。

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(水無山直下より、左・西沢ノ頭と右・大峰)

登りが北面だったこともあって、落ち葉を踏みしめ、蹴り上げ、そしてラッセルしてと今の時期当たり前の光景が下山半ばにして始まるのも妙な気分。でもやっぱり楽しいし、雑木林が延々と続いてくれるのも嬉しい限りです。(^^)

結局そんな楽しい道のりが末端近くの710m峰まで続いて、テレビのアンテナ施設がある672m峰から勢いというか適当に降りたら、どうやら地形図の破線路??を歩いていた??ようで下り着いたのは中瀬戸の集落。あとはR139をてくてく歩いて奈良子入口のバス停でこの日の山行きはおしまい。着替えを済ませてバスを待っている間も妙に暖かくて、麓もはや早春の雰囲気でした。

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(尾越山にて)

しかし今年の冬は本当に暖かいですね。お陰で今の時期でも北面の尾根からなんの苦労もなく登れてしまうので、山行きのバリエーション自体は多彩に組めるんですけど・・・今年もスノーシューの出番となるような雪がないまま春を迎えちゃうのかなぁ。。。山行き自体は楽しいものだったんだけど、複雑な思いが交錯した一日でもありました。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2007.01.11

歩き初めはなんと・・・

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(扇山山頂にて)

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もみなさん無事に山歩きができることを心より祈っております。

・・・・・☆

毎度のごとく??酒浸りの怠惰な正月を過ごしてしまい、今年も歩き初めが成人の日の連休までずれ込んでしまいました~。(^^ゞ

ということで日曜(01/07)は去年予定を立てて潰れてしまったミニオフ??の山行き。れれちゃん、リブルさん、かずさんと一緒に、そして珍しくごく普通に百蔵山・扇山を歩いてきました。

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(岩殿~セイメイバンの稜線の奥に白い南大菩薩の稜線・登山口附近より)

そおいや去年の歩き初め(2006.01.07)も前の日の雪が降ったんですよね。偶然にも今年も同じく前日に降雪があり当初予定していた本社ヶ丸を前の晩に急遽変更したんですけど、その時にリブルさんと連絡がつかなかったので、当日に予定の一本前の電車で行ってみたらなんとか捕まえることができて無事に全員集合(笑)。

目的の百蔵山は雪がまったく見えませんでしたが、奥の南大菩薩や楢ノ木尾根は真っ白。8時前から駅前に待機していた浅川行きの一番バスで福泉寺に出て、ボク自身も歩いたことのなかった西尾根から歩いてみました。

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(百蔵山山頂にて)

西尾根の登山道はエアリアを見てみると歩き出してからまもなくルートが二分するのですが、道標に従いながら歩いていたら自然と東のルートに入っていました。尾根は基本的にヒノキやアカマツの植林帯が続く感じで、淡々と登っていきます。

そして金比羅さまを過ぎると周囲が明るくなり、ひと登りで西ルートと合流。ここからは傾斜も緩やかになりあっという間に百蔵山に着いてしまいました。

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(百蔵山より)

山頂には雪がうっすらと着いている程度で、雲をまとった富士はスッキリしたのよりも却って趣があるように感じます。山頂に着いたのがまだ10時半過ぎと云うこともあり、ここで扇山へ縦走することにしてかずさんお手製の魚雷サンドを頂いてから扇山へ向かいます。

でも百蔵~扇の縦走って中央線の車窓から見える姿よりも意外に長くてしんどいんですよね。さっそく東へ下りはじめるとなんか寒く感じたので、ふと西の方を見たら南大菩薩の稜線にはすでに黒い雪雲がかかっていて、その雲がもうこちらにも近づいていました。

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(カンバノ頭附近だったと思う)

そんなわけで宮谷への道を分ける最低鞍部に着くととうとう雪が降り出しましたが、風花程度のもの。登り返して大久保山に着く頃には再び晴れ間が広がり、うっすら雪の積もった頂稜をゆるく行くと扇山に着きました。

扇山は晴れていたものの展望が利いたのは東の方のみ。だれかが陣馬山の馬が見えると云っていましたがボクには??当然富士との再会はかなわず、御坂や南大菩薩の方も相変わらず雲がかかったまま。本社ヶ丸からこちらに変更したのはどうやら正解だったようです。

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(笑顔がいいね~・^^)

それでも山頂は風が強くとても寒くて、遅くなったお昼もここではとれずそそくさと鳥沢方面へ下山開始。このままお昼を取れずに鳥沢へ下っちゃうのかな~と思っていたら、途中のベンチが風もなく日の当たる適所でここでようやくのお昼。日持ちの良くないおにぎりを食べた後はかずさんからまたまた魚雷サンドを頂き、前もって買ってあったパンは翌日の山行き用に回してしまいました(笑)。れれちゃんだけちょっと離れていましたが、楽しいひとときでした。(^^)

お昼を終えれば、あとは鳥沢駅へ向かうだけ。鳥沢のルートはかなり久しぶりで、梨ノ木平からの車道歩きは記憶とは全く違う道のりで却って新鮮でした。すでに傾いた日差しを浴びながらてくてく歩いて鳥沢駅に着いたらこの日の山歩きもおしまい。

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(大久保山からの頂稜はさすがに白い)

ホッとして駅で帰りというか飲み会??の準備をしていたら、間に合わなかったはずの赤い201系の東京行きが突然入線してきてビックリ。当然ながら乗ることができなかったので、遅れているとかアナウンスしろよ~ って一同ムッとしていたのですが、実はその電車にゴン太さんが乗っていたのでした。あ~残念。。。

そんな最後だけがちょっと残念な結果??でしたが、直前になってバタバタしたのにそれが結果みんなうまくいってしまった運の良い??楽しい一日でした。れれちゃん、リブルさん、そしてかずさん、本当に有り難うございました。またの機会がありましたらヨロシクお願いしますね。

・・・・・☆・・・・・☆

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(お坊山西峰よりトクモリ、御坂方面)

さてこの連休は珍しく連荘してしまい、翌01/08はお坊山へスノウハイクでした。

この日は久しぶりにお坊山南尾根を登路にとり、笹子雁ヶ腹摺山へ縦走。そして懸案となっていた北尾根を下降するコースでしたが、雑木林の美しさを再認識した山行きになりました。駅から駅へのコースでこれだけ植林の少ない楽しいコースはそうそうあるもんじゃぁございませ~ん。(^^)(^^)

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